1.よく情報を入れずに、ただ凄い映画らしいという事で観たので、最初はフィクションというか、再現映画なのかな?と思っていたら、突如爆破される病院。監視カメラの映像。そして次々に運び込まれる怪我人達。多数の子供達も居る。腕の曲がった子供、頭から血を流す子供。おかしい…このリアルさは完全に本物だ。いや、ポスターにカンヌドキュメンタリー賞受賞って書いてあるじゃん。
いや、これは凄いわ。
戦場の悲惨な状況をリアルに伝えると共に、主人公の家族のドラマとしてもしっかりと感動させるように(意図してそうなったのか、自然とそうなったのか…)上手くまとめ上げており、これはとても優れたドキュメンタリーでありヒューマンドラマだと思う。
アサド政権は最悪だが、その後ろ楯となっているのがロシアだという事も忘れてはいけない。