2.《ネタバレ》 事実とはなんぞや。
女学生の失踪事件にまつわる教授の嫌疑。
解釈ではなく事実を。
つらい出来事なんかは、よく『時間が救ってくれる』なーんて言うけど、歪められた記憶はどんどん捻れてとんでもない迷宮をつくったりするんだろうなと思いながら見ました。
まぁ確かに確かなものなんてない話なので、わけわかめですが、このサスペンスの落としどころ的なオチは見えてしまったので少し残念だったかな。
ミスリード的なものはお見受けしなかったので、まぁ真面目につくったストーリーだとは思います。
検死結果が物語る真実は揺るぎなく、抑圧されたエロじじいの妄想色ボケをクライマックスで独白させるとは、随分と酷なことをしたものだと、振り返るのもいたたまれない感じではありました。