2.《ネタバレ》 「猿の惑星:創世記」の監督ということで期待して観たのですが、
う〜んどうなんでしょう、雰囲気的にはヨーロッパあたりのSF映画という印象です。
ウニ人間?みたいな生命体のヴィジュアルは独特で良いのですが、そもそも地球外生命体の出番はあまりありません。
アクションも控えめで、ある種の社会派SFですね。
圧倒的な存在である地球外生命体に支配された人類は、逆にそれを受け入れちゃって
穏やかに暮らしてるみたいな世界は果たして幸せなのだろうか?
そういう観点の作品はありそうでなかったようにも思うのでその点は良いのですが、
如何せん地味だしとっつきにくい内容です。
最後の最後にそういうことかとわかるのですが、それまでのストーリーを引っ張っていく力が弱いように感じました。