4.実験的な映画にしたかったんでしょうけど、ちょっと失敗作ですね。最初に「エンバーミングとは・・・」みたいなナレーションまで入って、不自然なことこの上ない。死に対する一つの概念として立ち上げたかったのかな・・・までは想像できますが、ちょっと不可解です。青山監督の広い空間を活かした映像も楽しめませんし、これまでのコンセプトというか、方向性から外れているようでなりません。監督のこれまでを考えずに、単にホラーとして観てみても、とっても怖くない。わかりやすすぎ。説明しすぎ。そんなに単純でしょうか。やっぱり光石研と斉藤陽一郎出しましょう。