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大いなる罪びと

[オオイナルツミビト]
The Great Sinner
1949年上映時間:110分
平均点:8.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2020-11-14)【The Grey Heron】さん
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監督ロバート・シオドマク
キャストグレゴリー・ペック(男優)フェージャ
エヴァ・ガードナー(女優)ポーリーヌ
メルヴィン・ダグラス(男優)アーマンド
ウォルター・ヒューストン(男優)オストロフスキー将軍
エセル・バリモア(女優)祖母
フランク・モーガン(男優)アリスティド・ピタード
アグネス・ムーアヘッド(女優)エマ
フリードリッヒ・フォン・レデブール(男優)
ジーノ・コラード(男優)(ノン・クレジット)
原作フョードル・ドストエフスキー(ノン・クレジット)
脚本クリストファー・イシャーウッド
音楽ブロニスラウ・ケイパー
撮影ジョージ・J・フォルシー〔撮影〕
製作ゴットフリード・ラインハルト
特撮ウォーレン・ニューカム
美術セドリック・ギボンズ
エドウィン・B・ウィリス(セット装飾)
衣装アイリーン〔衣装〕
編集ハロルド・F・クレス
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2.《ネタバレ》 面白い。賭博(とそれによる堕落・破滅)をテーマとするシナリオは一見比較的シンプルに見えるのであり、中盤、グレゴリー・ペックが大勝ち→調子に乗ってスッカラカン、くらいまでは「だ~から、言わんこっちゃない!」てな感じで(ここまででも十分面白いケド)よくあるヤツとして観てたのですが、そっから先が更に二段ぐらいまた面白いというか、尻上りにどんどん面白くなってったという感じでしたね。賭博者はカネと同時に「魂」をも賭けている、という台詞が身に沁みます(賭けても何も「実の在る」見返りは無いのかも知れませんが)。

演技面でも、脇役からしてコレがウォルター・ヒューストン、メルヴィン・ダグラス、エセル・バリモア、アグネス・ムーアヘッドと綺羅星の如く豪華で、実際の演技もいずれも実に申し分無い。エヴァ・ガードナーもこれまた最高に美人。ただ、何と言っても今作は主演のペックの抜群さでしょう。上品で澄ました前半の出で立ちからの、尾羽打ち枯らした無様な後半に漂わせる哀愁は絶品でしたすね(特にその虚ろな目が素晴らしい)。コレを観ずしてギャンブル映画を語るなかれ。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 8点(2021-04-29 13:16:07)(良:1票)
1.《ネタバレ》 ドストエフスキー「賭博者」(未読)を脚色したという本作。作家フェージャが列車内でポーリーヌと出会った事がきっかけで、カジノに触れ、小説の取材からのめり込み堕ちてゆく姿が描かれています。グレゴリー・ペックが見せる小説家の内面が実に生々しく依存症の恐ろしさを見せつけられる絶品演技でありました。神に救いを求める姿は「意志弱き私にお力添えを賜りますように・・・」度々願う私には身につまされました。脇を固めるキャストが贅沢でウォルター・ヒューストン、エセル・バリモア親子、カジノオーナー メルヴィン・ダグラス、死神の如き質屋 アグネス・ムーアヘッド それぞれ重厚で、中でもエセル・バリモアの立ち往生ならぬ座り往生は迫力満点。惜しむらくはエヴァ・ガードナー。華のある美しさなのですが、台詞回しに感じる薄さがキャストの中で浮いていました。賭博依存症を描いた傑作です。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2020-11-19 00:54:33)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 8.00点
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