屍憶 SHIOKUのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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屍憶 SHIOKU

[シオク]
The Bride
(屍憶)
2015年台湾上映時間:89分
平均点:5.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-01-21)
ホラーサスペンスミステリー
新規登録(2021-08-30)【3737】さん
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キャスト田中千絵(女優)
アンドリュー・チェン(男優)
プロデューサー一瀬隆重
その他松本肇(特殊効果指導)
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2.《ネタバレ》 台湾と日本の合作ということになっている。台北市の警察が出ていたので場所は普通に台北らしい。
ホラー要素としては、台湾で有名な(多分)「冥婚」という風習を使っている。これは日本にもあると書いてあったが、しかし山形県内陸地方にある「むかさり絵馬」は亡くなった人物に架空の相手を結び合わせる形なので、この映画のように生きた人間を犠牲にするものではない。劇中で過去に事件のあった1930年は日本統治時代であり(映画「セデック・バレ」の霧社事件と同年、映画「KANO」の前年)、また何か日本がからむのかと思ったら何も関係なかった。関係なくて結構だ。

物語としては中心人物の男と女子高校生の話が別々に進んでいき、最後に一本にまとまって終結する。途中の展開が緩くて長いと思ったが、終盤に至ってまとめにかかり、それまでの断片が次々つながっていく展開は意外感があった。
また日本が参加しているだけあって邦画ホラーっぽい雰囲気もある。しかし貞子でも伽椰子でもないゾンビ風の亡霊が、霊能者の前でしおらしくかしこまってうなだれる姿は珍しい。またその霊能者が「他に方法がない」と新人らしく自信なさげに言っていた様子も好感が持たれる。
ほか女子高校生を水泳部の設定にして水着姿を水中撮影するなどは、日本でも以前に盛んだった(今も?)ロリコン趣味丸出し映画のようだった。ただし出演者は20代だろうから未成年者はいないと思われる。

出演者としては日本人も二人出ており、うち田中千絵という人(「王依涵」役)は他の台湾映画にも出ている有名人である。もう一人の池端レイナという人も日台両方で活躍中とのことで、今回出番は多くなかったが、かわいいまま終わる役でよかったとはいえる。
ほかの登場人物として、中心人物の女子高校生は16歳(昨日まで15歳)の設定で、見た目は素朴で幼い感じの普通に可愛い少女だったが、演者のVera Yen/嚴正嵐という人は実は1989年生まれだそうで、この映画の頃には26歳くらいだったことになる。10歳ごまかしても通用するのは元がよほど童顔で可愛い人だということらしく、この人にもちょっと意外感があった。特に病室で見せた情けない顔は極端に可愛い(かわいそうだ泣くな)。
また中心人物の男に「イーハン」と呼ばれていた女性役(Nikki Hsieh/謝欣穎)も忘れがたい魅力的な風貌だった。出演者の面でも見どころがあるのはいい映画というしかない。
かっぱ堰さん [DVD(字幕)] 6点(2021-10-30 13:27:37)
1.《ネタバレ》 日台合作のジンワリホラーで内容は《冥婚》について触れてゆきます。ではその《めいこん》とはなんぞ… 面倒くさいので説明省かせていただきますが、そこは台湾文化に傾きを寄せた風習で日本ではあまり馴染みのない世界のお話なので、やはり、まずは冥婚とはなんぞやという事を知った上で鑑賞するのがよいでしょう。その意味を理解した上でご鑑賞されたほうが、すっと話に入り込み易くてよい事間違いないでしょう。
因みに、タイトルの《屍憶》についてなんですが、原題自体が屍憶なので、邦題の付け方別に間違っちゃいない訳なんですが、普通読めやしないこんな文字、しかもコピペでもしなけりゃ、ここに入力出来ないこんな文字。つまり台湾では冥婚という意味なのでしょうか(定かではないですが) 
そんな本作、台湾言語でロケ地台湾なので、では一体どこが日台合作なんだろかって事ですが、一応プロデューサーの方がジャパニーズホラーに携わっていた方なので、そう言われてみれば、ジャパニーズホラーの見せ方だったように思います。そして、日本人女性も二人出演されています。一人はTVリポーター役の女性です。そしてもう一人は、まさかヒロインのお方でした。でもヒロインとはいっても、おかっぱ頭の女学生のほうではないですよ、主人公嫁の綺麗な女性のほうですよ。
3737さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-09-01 19:02:58)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.50点
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200.00%
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5150.00%
6150.00%
700.00%
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