【Balrog】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-09 00:29:11) |
5.これを観て連想したのが「悪魔のいけにえ」。あの変態一家の、人を殺してない時の日常がこんな感じなのかも? とにかく揃いも揃ってマトモじゃない。家族の友人みたいな人達も、精神か身体の障害者ばかり。そんな気狂いの日常、しかも余りリアリティを感じられない日常をダラダラ見せられても、ちっとも面白くないし、普遍性を感じられない(ドグマの十戒には「異常者を登場させなければならない」なんて項目は無かった筈なのに、どうもドグマ映画はこんなのばっかみたいな印象もある)。また、本作がドグマの制約の中で作られたのは間違い無いんでしょうけど、映像や編集の加工は並の映画以上に施されてる様に見える(音楽の後入れはすっかり認められてるんですね)。最早ドグマは有名無実化してます、1点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2006-04-13 00:13:40) |
4.《ネタバレ》 ビデオ・カメラで撮影した映像をなにやら複雑な方法でフィルムに落としたというこのざらついた映像、けっこう好き。見難いいっちゃ見難いんだけど、とくに主人公の姉が枯れ野原を賛美歌を歌いながら歩いている場面なんかは美しかった。中盤の台詞なしで雰囲気だけで引っ張ろうとする場面が退屈で、これさえなければ高得点をつけていたかもしれない。ジュリアンが死んだ赤ん坊を抱えて毛布に包まるラストシーンは痛ましく、それまでちょっとだれていたのを忘れて見入ってしまった。なんというか、画面の中に入ってジュリアンの肩を叩いてあげたかった。優しかった母親は死に、異常な父親に苦痛を与えられながら生きているジュリアン。精神を病み、子供にもクソを食らえとバカにされるジュリアン。その唯一の心のよりどころであった姉の子供の死。……かける言葉もみつからない。ホワイト・トラッシュの救いのない現実を救いのないままに描き、忘れ難い味わいを残す。 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-28 01:07:17) |
3.この監督の作品って他もみんな同じように感じるんですけど、奇抜でエキセントリックな家庭の日常にすごい興味があるんですかね。この作品に何か特にメッセージ性を感じるものはなかったけども、所々妙な暖かさが残る作品でしたね、でも逆に冷たくも感じたんですけどね。ようは、変な映画でした。 |
2.ハーモニー・コリンで一番好きなのがコレです。何がどう好きとかはまぁどうでもいいです。 【アランチャ】さん 10点(2003-10-17 05:28:34) |
1.新進気鋭の映像作家、ハーモニー・コリンによる家族ドラマ。…といいたいところだけど、僕にとってはただの“奇妙な家族の日常”にしかみえなかった(笑)ストーリーに富んだドラマと言うよりドキュメンタリーっぽい切り口は決して悪くないと思うけど…。ラストも盛り上がらないまま終わっちゃうし。個性があって映像や音楽のセンスがいいのも認めるんだけど…。う~ん…。 【びでおや】さん 3点(2001-08-28 02:19:58) |