1.《ネタバレ》 曰く言いがたい映画でした。本作のツイッターでは、「ハートウォーミングコメディ」として紹介されていますが、そんな映画か?ユーモアを感じたり、和んだりするシーンあったか?■仕事に対する気持ちがちっともない職員(ヒロイン)が、巻き起こしたミスを隠蔽しようとして、どんどん事態を悪化させていく蟻地獄ドラマ。ヒロインがその過程でいろんなことを全方位的(田舎の人、役場で働く人、ガチなクラシックファン他)にじんわりディスリまくるもんだから暗い気持ちになっていく。■一曲演奏できて、イヤな課長に一杯食わせて、それで終幕に仕立てようとしているが、観ているこっちとしては別にだからどうしたという気持ちなんだよね。課長との関係なんて、とうに終わっていたものだろう。■最後の独白が象徴的だが、タカくくっちゃてて、世間へのリスペストがない一作。お前なんか、なれるか。屋久杉に。■年寄り臭くて、すみません。