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生きる LIVING

[イキルリビング]
Living
2022年上映時間:103分
平均点:6.20 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-03-31)
ドラマ医学ものリメイク
新規登録(2023-04-04)【Сакурай Тосио】さん
タイトル情報更新(2023-08-04)【イニシャルK】さん
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キャストビル・ナイ(男優)
トム・バーク〔1981年生・男優〕(男優)
原作黒澤明映画「生きる」
橋本忍映画「生きる」
小国英雄映画「生きる」
脚本カズオ・イシグロ
製作総指揮カズオ・イシグロ
配給東宝
衣装サンディ・パウエル
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5.《ネタバレ》 この年のアカデミー最優秀主演男優賞は、ビル・ナイにあげるべきだったのでは。
黒澤明のオリジナルに最大限のリスペクトを示しつつ、静かに心に染み入る良作。
たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-01-18 21:47:49)
4.黒澤明監督作品を観た時のインパクトには及ばないが、メッセージは伝わる。
「後世に残る素晴らしいものを残したわけでは無いが、何か小さなことでも成し遂げた事実」が重要。少し間延びした感があるのが惜しい。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-12-19 21:15:57)
3.この映画は朝の通勤風景から始まります。何せ役所勤めの男が主人公の映画ですから通勤風景を描くのは普通の発想です。そういえば1953年のオリジナル版には不思議と通勤風景が描かれていません、代わりに山積みの書類を背に志村喬が仕事をしている場面から始まっていました。これがまさに2本の映画の違いを象徴していると思います。このリメイク版はきわめて普通の感性で丁寧に作られています。しかし黒澤明版は感動の名作というよりはどこか歪な映画なのです。志村喬はビル・ナイとは違い清潔な紳士などではありませんでした、脂ぎって不潔ですらあります。ビル・ナイは若い娘との交流の時にも志村喬のような危うさを感じさせません、だから安心して見られ不快・不安な気持ちにはなりません。1953年という過去を舞台に設定しているために社会風刺的な側面も現実の我々と直接関係ないものとして距離を取って見ることができてしまいます。リメイク版は撮影も演技も卒がなく、今の観客には受け入れにくいであろう部分を原作から削り取っていかにも名作然として作られています。でもそれは毒も刺激もなくとてもつまらない保守的なアプローチだと思います。整然とした通勤風景などより、あの山積みの書類のようにいつ崩れ落ちるかわからないような異様な迫力がゆえにオリジナル版は現代人の心にも訴えかける作品になっていると思うのです。
Сакурай Тосиоさん [映画館(字幕)] 4点(2023-04-13 23:50:58)
2.《ネタバレ》 黒澤明監督の名作を、イギリスを舞台にしてリメイク。余命数ヶ月の無気力な役所課長をビル・ナイが好演。その姿はまるで生きた化石、ゾンビ。ネズミ面の若い女性職員とおデートするうちに段々と活力が湧いてくる。年甲斐もない恋がおっさんのココロを溶かす。でも年が離れすぎてちょっぴりヘンタイのオイラ。公園のブランコで口ずさむシーンの不気味さは志村喬並みやな。オリジナルの内容をほぼ踏襲。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2023-04-09 02:34:36)
1.《ネタバレ》 大筋は、意外なホドにほぼ原作どおりのリメイクとなっていて、特に前半は細かい演出に至るまでかなり完コピに近い…と言っても好い感じですね。ただ、原作の日守新一にあたる新人職員が冒頭から配置されて⇒我々は彼の視点で主人公の様子を観てゆけばよい…という形式になっていたり、また小田切みきにあたる役の女性も(原作では中盤に出番が集中していたトコロ)全編に渡ってより多くの役割を果たす様になっていたり、その辺を踏まえると全体的に分り易さや感情移入の容易さとゆーのは増していたかな、と思います。もう一点、尺が短くなっているのはテンポを全体的に少し上げている、というコトの他に、後半のお葬式のシーンが(やはり)大幅に簡略化されていたから、だと思うのですが、原作ではこの部分は(作品における)社会批判・官僚主義への批判といった側面が強く出ているシーンだったと思いますが、だからこのリメイクではその側面は若干薄まっていて⇒よりシンプルなヒューマニズムの描き出しの方にごく注力している…という様にも見えましたかね(⇒その意味でもより分り易い・伝わり易いかと)。

もう一点、大きな違いとしてはやはり志村喬とビル・ナイそのものの「キャラ」の違い…でしょーかね。どっちも役人ですが、日本人とイギリス人だと畢竟だいぶ雰囲気自体が違いますし、更にビル・ナイはどーしたって多少「カッコ好い」のですよね。。まァある種、ゆーて他の部分(≒お話の内容的なコト)はほぼ原作どおり⇒変えても小手先のコトで済んだケド、もし主人公のキャラまで全く同じにしてしまうとなると、ソレは志村喬vsビル・ナイの真っ向勝負!というコトになる……もし私がビル・ナイだったらば、ソレは流石にちょっと避けたいかな…(いくら何でもやや「分が悪い」かな…)な~んて思ったりもしましたですかね。

重ねて、描かれるモノ自体は全く同じ=普遍的な価値観であって、だからソレは寸分も変わっていないですね。ただ、重ね重ねこのリメイクの方が(種々の側面で)シンプルに「観易い」とは言えるかと思います。個人的には、どちらを先に観ても(コレも別に)変わりは無いかと思いますかね(私としては、評点も両作品とも同じになります)。とにかくとりあえず、もし観ていないならばドッチでも好いから早く観た方が好い…とは言っておきたいですケドね(コレは、なる早でまず観た方が好いヤツだと昔から思ってますよ)。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 8点(2023-04-05 23:09:18)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.20点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4120.00%
500.00%
6240.00%
7120.00%
8120.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

2022年 95回
主演男優賞ビル・ナイ候補(ノミネート) 
脚色賞カズオ・イシグロ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2022年 80回
主演男優賞(ドラマ部門)ビル・ナイ候補(ノミネート) 

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