7.《ネタバレ》 オリジナルは鑑賞済。
忠実なリメイクになっているものの洗練された造りになっており、
主人公と元同僚の若い娘との絡みはオリジナルと比べてくどくなくて良かった。
これはお国柄の違いだろうし、スタイリッシュな出で立ちのビル・ナイを起用したキャスティングの勝利だと言える。
葬儀後のグダグダな展開はバッサリ削り、上手く場面転換をしながら綺麗に"THE END"へと着地していく。
オリジナルのお役所体質への批判は最低限に留め、新人職員と若い娘の見せ場を増やして、
普遍的で誰にでも見易いヒューマンドラマに仕上げていた。
当然、オリジナルの凄みには及ばないかもしれないが、コンパクトにまとめたリメイク版を推す。