1.《ネタバレ》 B級ホラーの企画もの。と思いきや、バカにできないクオリティ。グロ描写、なかなか気合入ってます。ってゆーか、痛そう。
スタートから丁寧な作り。結構有名な役者さんもありをりはべり。
決して怖すぎない、ほどよいお化け屋敷感。ホラー苦手な方でも見れそう。ただ少々悪趣味とも言えるスプラッタシーンはあるので、グロいのや痛いのが苦手な人は辛いかも。
ストーリーはもうB級ホラーにありがちで、つっこみどころ満載。犯人でもない人間が、まるで犯人かのようなセリフを吐いたり、無駄に逃げたりする、乱暴すぎるミスリード。身に覚えがないなら逃げるなよ。
名優マルコム・マクドウェルが演じる所長は絵に描いたようなバカ所長。
主人公のオーブリーも、『○○が犯人です!』って言いきって、捕まえては、『○○が犯人なのは不自然です・・・』って。
いやいや、○○が犯人って言いだしたのはあなたですからΣ( ̄□ ̄|||)
結局主人公が犯人だの怪しいだの言っていた二人は事件とは無関係。
そして殺人鬼。なんだか殺す人とそうでない人の境界がすごく曖昧。
風紀を乱す人や、ちょっと悪いことしている人がターゲットなのかな~って思いきや、じゃあ町長はどうして殺されちゃったのさ~。おし~えて~、おじい~さん~♪。
・・・まあ、母親に対してめっちゃ悪い態度を取る女の子を躊躇なく殺しちゃうのは、思い切ってて感心しましたが・・・。
そしてこの映画何が良いかって、女優陣のレベルが何気に高い。目の保養になるシーンもちゃんとある。
終盤グダグダで、ラストはいまいち。
ですが全体的には王道で手堅くまとまっているんじゃないでしょうか。
スプラッタホラー作品としては、正統派で好きな部類です。