マルケータ・ラザロヴァーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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マルケータ・ラザロヴァー

[マルケータラザロヴァー]
Marketa Lazarova
1967年チェコスロバキア上映時間:166分
平均点:5.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-07-02)
ドラマモノクロ映画歴史もの小説の映画化
新規登録(2023-06-12)【Сакурай Тосио】さん
タイトル情報更新(2024-09-10)【にじばぶ】さん
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音楽ズデニェク・リシュカ
衣装テオドール・ピステック
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2.《ネタバレ》 ようやくチェコスロバキアに伝わる伝説の映画を見ることができた。
その名も『マルケータ・ラザロヴァー』。
なんという甘美な響きのする題名だろうか。

タルコフスキーの『アンドレイ・ルブリョフ』や黒澤の『七人の侍』と並び評されているらしいが、さてどうだろうか。
そこまで偉大な作品なのにここまで日本での公開が遅れたのは、その内容の分かりづらさ故のことだろう。
登場人物の相関図を見ながらでないとはっきり言って話を理解できない。
とにかく分かりにくい内容に仕上がっている。

映像面はどうか。
これは確かに美しいと言える。
少女マルケータの容貌も神秘的に美しい。
この手のキリスト教映画にはやはり金髪少女なんだろう。
汚れなき美しさの象徴。

『マルケータ・ラザロヴァー』
それはチェコスロバキアの叙事詩的映画にして、史上稀に見る美しき作品。
色々書いてはみたが、この作品を見るに至れたことが誇らしい。
ついにこの映画に辿り着いた。
そういった満足感、達成感をもたらしてくれる映画であることだけは間違いない。
にじばぶさん [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-10 15:45:40)
1.歴史劇なのにチェコ・ヌーヴェルヴァーグとは?と違和感がありましたが実際に見てよくわかりました。とにかくわかりにくい構成と演出です。チェコでは有名な原作とのことですので、製作者も観客があらかじめストーリーを把握していることを前提にこの構成にしているのかもしれませんが、やはりそうでない人間が楽しむには難しい作品です。時系列もぐちゃぐちゃに見えます、回想かと思ってたら普通に話が進んでいたりします。曇天や屋内の暗いシーンが続いているところに突然ピーカンの明るいシーンが挿入される演出の意図は何でしょうか。主人公が誰かもよくわかりません。作品全体でもそうなのですが一つのシーンだけを見ても誰が喋っているのかよくわからない状態です。タイトルにも名前がある少女のマルケータはほとんど台詞もなく特に自分から行動することもなく人形のようです。性と暴力についての話なのでしょうが、60年代後半あたりの作品では珍しいテーマでもなく食傷気味です。カメラワークはマカロニ・ウエスタンみたいなところもあります。それもセルジオ・レオーネというよりセルジオ・コルブッチ寄りで安っぽく感じます。処女の泉やアンドレイ・ルブリョフの偉大さを再確認することはできました。
Сакурай Тосиоさん [インターネット(字幕)] 5点(2023-06-22 22:57:01)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5150.00%
6150.00%
700.00%
800.00%
900.00%
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