1.《ネタバレ》 長い映画なのだけれど、がぜん物足りない。NHK福岡も事件発生時の報道現場での当事者であったはずなのに、当時の担当者が出てこない。悔恨があるなら、まず自らを省みるべきでは。そして何よりも、久間三千年氏の声が聞こえない。外に対しては、あまりメッセージを発しなかった人だったようですが、本作スタッフなら、久間氏の声を拾っていたでしょう(手紙でも、なんでも)。実際には、群像劇だったのだろうし、いろんな正義があったのだと思う。もっと混沌としていた良かったのではと思う。なんか、「福岡県警パート」長すぎない?もっといろんな人、出して。■「正義を相対化する作業が、ジャーナリズム」って本当だろうか?そんな傍観者的でいいの?もっと批判的であってほしいのだが。□八丁峠の森、時々挟まれる電車の風景などがキレイなのはサスガ。