1.《ネタバレ》 「ヘヴィ・トリップ」を観賞したことを契機にヘビメタ繋がりで観賞しました。いや~、相変わらずと言うか期待に違わぬと言うか、グロさ爆発のニュージーランド製ダークコメディ。北欧作品に負けず劣らずのグロ・ダークコメディをお腹一杯楽しめました。
物語的には、田舎町で全く受け入れられないヘビメタ少年が偶然にも悪魔を呼び出す楽曲の譜面を入手し、訳も解らず演奏したら悪魔が登場して町中で大殺戮。メロディを逆向きに演奏すると悪魔は消え去ることは判ったもののそう簡単には実行出来ない。一方では、譜面を手に入れ悪魔のパワーを身に付けようと画策する悪党が登場、少年たちは絶体絶命!という内容。
逆向き演奏以外にはヒネリというヒネリも特にはなく、純粋にヘビメタとニュージーランド的ゴア描写を一粒で二度美味しい的に楽しめる作品です。ヒネリがないどころか主人公と可愛らしいヒロイン以外は全滅という、よくよく考えたらとんでもない悲劇。にも関わらずラストは死んだ友人の魂も混じえてのハッピーエンドというアッケらかんさが潔いです。
ダークコメディ大好き、グロイの大丈夫、ハードな音楽大好き、という方にはお勧めしたい作品でした。