38.《ネタバレ》 序盤から膨らんでいった期待がヴァン・ヘルシングがいともアッサリと殺された時点ではじけ飛んでいきました。吸血鬼に気品のカケラも見当たらないのも相まって、そこから先は退屈で「ユダ」と言われても「だから?」としか思えませんでした。 |
37.《ネタバレ》 オープニングから現代とゴシックホラーを融合させた雰囲気が際立つ傑作の予感。 しかし物語が進むにつれ、一般的なB級ホラーと変わらない内容に。うーん。残念。もっと面白くなりそうな感じがしたんですけどね。 中盤から後半にかけてはオカルトテイストがより際立ち、更にはアクションも入ってくるわけですが、何しろノリが軽いです。その軽いノリで人間も吸血鬼もばんばんやられちゃいます。まあ良いんだけどさ。 オカルトチックな作品は、今作のようにある程度説明を入れてくれないとわけがわからなくなります。 かと言って、説明過多になると、間延びして退屈しちゃうから大変です。ドラキュリアも例外ではないみたいです。正直中盤くらいにちょっとだるい展開になるんですよね。 『吸血鬼もの』ならではの、被害者の絶望感や悲壮感というものが、どんな作品でも漂うものですが、この作品に関してはそういった情緒は皆無に近いです。 吸血鬼になった人は、皆あっぱっぱーになります。そんで第2の人生を謳歌します。その潔さは良いですけどね。『金よりこっちのほうが良いぜー。ひゃっほー』って言っちゃってますからね。 それにしても『ユダ=ドラキュラ、だから十字架、キリストが嫌い。それは個人的な理由からだった・・。』というのは、なかなか斬新な切り口で面白いです。なのにそれがミステリーやサプライズとしての面白さまで昇華できていないのはもったいない。キリストに、『おまえはこっちの世界に来るんじゃねーよ』って言われたから死ねなくなったっつうのもはた迷惑な話で面白い。キリスト、めっちゃ人間小さいじゃないですか。 総評としては、アクション・ホラー・ドラマパート、どれをとっても1,5流作品といったところですが、相対的に見ると普通に面白いエンターテイメントで悪くないです。ただ少々、特にラスト、ちょっとこじんまりとまとまりすぎちゃいましたかね。 個人的には、いっそマリーだけではなくサイモンも吸血鬼化しちゃって、吸血鬼同士のバトルロワイヤルみたいになるのを密かに期待していたのですが、願い叶わずです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-12-05 07:04:04) (良:1票) |
36.《ネタバレ》 ドラキュリアのセクシーさがよかったですね。血と美女。襲う時、出会いがしらキャーってなってた美女の目が次第にトローン、結局自分から血を吸われるような流れにドラキュリアの真髄を観たような気になりました。 【ろにまさ】さん [地上波(吹替)] 4点(2012-11-04 01:10:55) |
35.無名時代のジェラルド・バトラーのメイクと髪型にウケる映画。(なかなか美形やん!) ヴァージン・メガストアで色気ふりまくのも仕事なのね。 プラマーがヴァン・ヘルシングに扮し目新しい設定やワイヤーアクションもありと、わりと凝っているドラキュラ2000。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-08-14 00:00:00) |
34.ドラキュラ誕生秘話は意表を突きましたよ。ドラキュラ役にも存在感ありました。でも、なんか軽いんだよね。ワイヤーアクションかな…。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-09-10 12:32:31) |
33.「おい、様子を見てこい」って言われると、みんなで一緒に行けばいいのに、一人ずつ順番に行って一人ずつ順番に血をツーッと吸い上げられてしまう。みんなで行けば怖くない、ってのは真実だなと思った。処女の生き血は現代では入手困難なので、吸血鬼も大変なのだった。アメリカを舞台にすると南部のカトリック地帯でなければならないのだった。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-07-20 12:07:54) (笑:1票) |
32.設定は面白かったですけど、ヒロインが微妙・・・。 【山椒の実】さん [地上波(字幕)] 4点(2008-01-26 19:14:40) |
31.ドラキュラの人がオーラがあって、いかにもヴァンパイアの王って感じがよかったです。 【亜空間】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-09-23 08:27:47) |
30.ドラキュラが現代のアメリカに蘇る、という設定を、忠実に映画にはしているが、設定に忠実すぎ。あらすじを読んで頭に浮かんだ印象が、そのまんま映画になっていて、遊びの部分がまったくない。丁寧に造ってあるのは随所から伝わり、現代ヴァンパイア映画の教科書とも言える映画にはなってるが、ただでさえ展開がバレバレの話が、ここまで予想通りに進まれては、早い段階で飽きが来るのも当然。ジャスティーン・ワデルがヒロインというのも地味すぎで、この手の映画を造る場合、きちんと造るだけでなく、B級の評価を恐れずにエログロをぶち込まないと、現在では娯楽作として成立しないように思える。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-11-24 06:41:49) |
29.アイデアは良かった。主役も、最近ヒットのバンパイア、デヴィッド・ボレアナズより鬼気迫るものがあって良かった。でも脚本が今ひとつなのと描写が安っぽいのが気になります。バンパイアムービーは、やっぱり若者ターゲットに100分程度に収めなきゃいけないから理屈っぽくできないんですかね・・・。ドラマのバフィーを超えるものはなかなか見つかりません・・・。 【SN】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-11-16 11:38:18) |
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28.「タイムライン」に続き、ジェラルド・バトラー目当てで見ました。ぶっちゃけストーリーどうこうはどうでも良いくらい、ジェラルドのフェロモンにやられました。セクシーだぁ。やっばいやっばい。従来のドラキュラものに終らず新解釈だったので、それは面白かった。でもさー、ヒロインに華がなさすぎじゃないかな。 【ネフェルタリ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-24 01:27:19) |
27.ジェラルド・バトラー目当てで見ました。ジェリーファンにはお勧めです。ジェリーの滴るお色気フェロモンが堪能できます。それ以外は、展開まったりテンポも悪く、取り立てて見るべきものもありません。特に○○が好き、という動機がない方は観ないほうが無難でしょう。 【HIDUKI】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-21 13:06:54) |
26.やっぱりドラキュラは美しくなくてはいけません。もっともっと美しさを引き立てるようなコスチュームだったらよかった。。。でも本体の俳優さんはOKでした。しかしながら、ヒロインはアッサリ美人すぎて全く記憶に残りませんでした。 【るる】さん 10点(2005-03-09 16:30:09) |
25.ドラキュラが特殊な能力を持ちすぎてて面白さ半減。 【リーム555】さん 4点(2005-02-21 19:26:35) |
24.ジャスティン・ワデル目当てで観たので、満足です。充分です。 ラストで「私は、マリー・ヴァン・ヘルシング」ってセリフ。気に入りました。 【じょるる】さん 6点(2005-01-01 00:45:34) |
23.《ネタバレ》 予想的中の中途半端さ。特に「現代に蘇った吸血鬼もの」って駄作が多いよなあ。何がダメって、どの作品も、吸血鬼の「恐ろしいんだけど、抗い難い強烈な魅力を備えた危険な魔物」っていう基本的な描写がぜんぜん出来てないんだ、これが。 最近では「アンダーワールド」や「ブレイド」なんかもそう。こういう作品に限って吸血鬼と言えば、「ちょっと力が強くて、ピョンピョン跳ねる」という程度の描写で、それ以外は牙を剥いて「シャー」とか「ハー」とか言ってるだけで、「闇と血に生きる者」としての凄絶さや悲壮さ、それでいて気品に満ち溢れた「貴族」のような華麗さを併せ持つ「不死の魔物」という凄味をまったく感じない。この作品も同じ轍を踏んでいて、吸血鬼がただの「陰気な兄ちゃん」や「ポルノな姉ちゃん」にしか見えないw 「実はユダだった」というオチも「だから何なの?」といった程度で面白くない。 アクションも実に中途半端で安っぽい。できないならやるな。やるなら徹底しろ。つまらない作品に共通しているのは、とにかくやることが「中途半端」という点に尽きる。 こういう作品を見ると、同じ「吸血鬼」を題材にしていても、やはり日本の漫画や小説は、ストーリー性や吸血鬼のキャラクター性、アクションの演出にも独自の工夫とセンスがあり(「ジョジョの奇妙な冒険」の1~2部や、「吸血鬼ハンターD」等)、レベルの高い世界観やキャラクターを確立しているが、海外の作品にはいつまで経ってもそういう発展性が見られない。 「ゴシックホラー」として作っているならともかく、アクション要素も加えた「娯楽映画」として撮っているにも関わらず、いつまでも原作のイメージを引き摺っているから、ちょっと解釈を変えただけのような中途半端なものしか作れないんだろう。今や「吸血鬼=ヴァンパイア」と言えば「妖艶な魅力」と「危険な不死の魔物」という二面性を兼ね備えつつ、「滅びの悲哀」をも持っているイメージが基本。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 1点(2004-09-25 14:11:50) (良:1票) |
22.《ネタバレ》 ワイヤーアクションねぇ・・・。微妙すぎです。使うんならもっとハードに使いましょう。吸血鬼を作ったのはユダかよ。プラマーがあっさり死んじゃったのは結構ショックだった。 |
【耳】さん 4点(2004-08-23 05:22:04) |
20.《ネタバレ》 この10数年内に作られた吸血鬼モノでは、かなり良い出来だと思う。ちゃんと原作に敬意を払った上で、新解釈を加えた現代のドラキュラ物になっている。ドラキュラの取り巻きの女吸血鬼を3人で止めておいた辺りや、マリーの親友の名前がルーシー・ウェステンラだったり…。さすがウェス・クレイブン! マニアのくすぐり所を知ってると言うか。しかも、ドラキュラが陽光、十字架、銀に弱い理由として、彼の起源をイスカリオテのユダに持って行った辺りは、やられた~って感じ! よく、ドラキュラに気品やエロティシズム、闇に生きる者の悲哀etcなんぞを求める人がいるが、そんなモンは全て後の誰かが言い出した後付であってね。観る人がそう感じたければそう思っといてイイんじゃない? 程度のものなのよ。現に原作のドラキュラにはそんな描写は一切無いしね。要はモンスターは恐怖の対象であるべきであってさ。ま、それはともかく、またこの映画の面白い所は、ヘルシングとドラキュラの「娘」の奪い合いだという所。ドラキュラの血を注射して現代まで生き続けたヘルシング。その娘であるマリーは、ヘルシングの娘であると同時にドラキュラの血を継いだ娘でもあり、この辺りの設定も上手い。細かい所で展開が少々強引だったり、サイモンとかいう若い男の存在にあまり意味が無かったり、という難点や、ヘルシングが半ばであっさり死んでしまう残念さなど(やっぱりドラキュラVSヘルシング父娘の対決は観たかったなぁ…)はあるが、それを補って余りある斬新な話は十分に楽しめた。 【TERRA】さん 8点(2004-08-13 02:47:37) (良:1票) |
19.吸血鬼ものを、いかに新しい感覚で撮るかって姿勢は◎。面白くはなかったけど気持ちはよくわかった。 【civi】さん 4点(2004-08-11 22:17:32) |