24.《ネタバレ》 ちょっと勘違いしていました。‶ジャージー・ボーイズ”のような、一バンドの解散に至るドラマかと思っていたのですが。 完全なるファイナル・コンサートの記録でした。合間にインタビューを挟んではいるものの、これはザ・バンドに思い入れのある層にのみ向けた映像作品です。 残念ながらこのバンドについては(耳なじみのある曲はちらほらあるものの)ほぼ一見さんに近い立場で鑑賞しましたから「ああ、間違ったなあ」と途中からずっと思ってました。 スコセッシの名前にもミスリードされてしまったというのもあるな。 点のつけようもないのですが、若い頃のE・クラプトンやロン・ウッドを見られたということで中間点を。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-20 22:57:59) |
23.どこまでも渋くて職人肌でシニア好みのバンドと思っていたのですが、まず冒頭部分から、並び立つリック・ダンコとロビー・ロバートソンの美しい格好良さにびっくり。レヴォン・ヘルムのワイルドさにもびっくり。"Up On The Cripple Creek"なんて、地味なカントリー風味の曲だと思い込んでいたのですが、こんなアグレッシブナンバーだったのですね。●ただそんな彼らも、豪華ゲストが次々登場する瞬間、「超一流サポーティング黒子バックバンドメンバー」になってしまって、全力でそのゲストを盛り立てるために一致団結して集中してしまうという・・・自分たちのファイナル・コンサートなんですから、自分たちが目立てばいいのに、どうして最後まであなたたちはそうなのですか、と言いたくなってしまうのですが、それこそが彼らの持ち味であり、本質だったのでしょうね。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2019-08-21 23:16:27) |
22.有名な音楽フィルム、ザ・バンドの解散ライヴということでゲストも豪華なのですが、彼らの音楽はあまり自分向きではなくて。(ゴメンネ) カメラをステージに入れないよう離れて撮ってるから画的に少しフラットな気も。 それでもジョニ・ミッチェルの「コヨーテ」も聴けるし、ドラマーのリヴォン・ヘルム(「歌え!ロレッタ 愛のために」の父親役)の歌う「オフェリア」はカッコイイ♪ 彼以外はロビー・ロバートソン以下カナダ人なんですよね、ジョニやニール・ヤングもだけど。 ボブ・ディランと全員によるフィナーレ「アイ・シャル・ビー・リリースト」は、英国のチャリティ・イベント「シークレット・ポリスマン」でも踏襲されてました。 30年後にローリング・ストーンズの「シャイン・ア・ライト」を撮るマーティン・スコセッシもまだ30代の若さ、当時の熱気が感じられます。 (音楽映画を「映画じゃない」というのは「小説以外の本は本じゃない」というのと同じでは?) 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-09 07:00:00) |
21.ザ・バンドを映像として初めて観たのですが、意外と垢抜けていて驚きました。渋いそのサウンドから、もっとヒゲもじゃのオッサンらを想像してました。ロビーのギターはクラプトンほど正確じゃなくて荒いけれども、生命にあふれていて、好きです。ヴァンモリスンもギラギラしていて凄かった。 【カタログ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-11-04 22:11:33) |
20.《ネタバレ》 バンドを知らない私には立ち入ってはいけない世界だったようです。 【spputn】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-25 22:00:03) |
19.大好きな音楽を観られる。「20年も続けるなんて考えられない」というロバートソンの言葉がさみしい。 |
18.昔、ラジカセのガチャ音で聴きまくったザ・バンドのファーストやセカンド。蒸し暑い夏の夜、汗ばんだ体の記憶を蘇らせる『南十字星』そして、音楽があって人がいる、人がいて音楽がある。ひとときの演奏でありながら、インタビューを上手に盛り込んでいるのもあって、演奏シーンに人との関わり、奥行きを感じさせる。いいなぁ~、最高にいいバンドやなぁ~、ディランも最高やな~、そしてニール・ヤング。あの声。遠い記憶、東京駅前の雑踏の中で突如爆音で流れてきたCSN&Yの"ヘルプレス" 行き交う人のはざまで、ただその曲にだけ集中していたほんの少しの時間の思い出が残っている。そんな思いとシーンの記憶、万感の映像。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-09-09 11:52:03) |
17.《ネタバレ》 やはり、この映画のなかでのBOB DYLANのForever youngは最高。 【elly】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-13 23:56:33) |
16.当時、バンドはそれほど聴いていなかったのですが、あらためて見るとかっこいいです。この時代ならでは映画だとつくずく感じました。いまはジョークのネタにされるニール・ダイヤモンドが渋いし、エミルー・ハリスも今と変わらず魅力的です。曲と会話のつなぎがとてもいい感じで、タイトル通りにひとつの音楽の終焉を感じます。 【omut】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-12 02:29:10) |
15.動いてるジョニミッチェルが観たかっただけなんです。ライブビデオかと思って買ったら、よくわかんないドキュメンタリー映画でした。純粋にライブ映像だけにしても良かったのでは。映画としての評価はう~ん。 【よしふみ】さん 4点(2005-01-30 13:34:32) |
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14.二、三人いまいちなゲストたちはいたけれども(はっきり言ってしまおう、ロニー・ホーキンスとニール・ダイアモンドとヴァン・モリスンだ、動くヴァン・モリスンきもい)、これは最高だ。カッコいい。どうやらリンゴがラリっている。 |
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12.リアルタイムを知らないので60年代に思い入れは無いのですが、このバンドは好きです。この人達の音楽は何か、温故知新の感覚に満ちているように感じられるので。ロバートソン、90年に入り、自らアメリカの先住民族であるインディアン(ネイティブアメリカン)の末裔である事を表明、インディアンの地位向上のために奮闘しているようです。今のスコセッシの映像にも物語の背景となる民族音楽取り入れたサウンドを展開。過去の栄光に安住しない現在の姿勢も素敵です。 【番茶】さん 7点(2004-01-17 02:22:14) |
11.この映画もロック・ファンならマストな映画。ゲストはディランは勿論ヴァン・モリソン、DR.ジョン、クラプトンにニール・ヤング等々超豪華。見ながらロックだぜ!ブルースだぜ!と唸りっぱなし。インタヴユーとライブのバランスも良いし、哀愁たっぷりの映像も美しい(スコセッシだもんね)。この映画ではめちゃめちゃカッコイイロビー・ロバートソンだが、ソルトレイク五輪の開会式で唄っているのを久しぶりに見たら西城秀樹にクリソツ!と思ったのは私だけ? 【黒猫クロマティ】さん 9点(2003-11-18 11:35:52) (笑:1票) |
10.マーティン・スコセッシの映画に感心したことはあまりないが、この映画だけは何度見ても深く心を打たれる。 こういうストーリーのない音楽ドキュメンタリーは繰り返しに耐えうるので、DVDを買っても絶対元がとれます。(笑) THIS FILM SHOULD BE PLAYED LOUD! 【ウェルテル】さん 10点(2003-10-16 22:24:24) |
9.溢れるリリシズム。古き良きロックの時代が幕を閉じていく哀感。錚々たる面々との夢のような競演に、ただただ感動すべし。一流の表現者には一流の理解者がいるんだということがよーく解る、極上のコンサートフィルムここにあり。 【ヒロポン】さん 10点(2003-07-15 12:44:23) (良:1票) |
8.セリフを全部覚えてしまう程のめり込んだ一本。メンバー5人の似顔絵も書けます。ザ・バンドとスコセッシのコラボレーションなんて!77年生まれの僕にとっては、いくらあがいてもリアルタイムで感じることのできない大きな浪漫、であります。 【下関ないあがら】さん 10点(2003-06-06 23:55:37) |
7.ラスト・ワルツは70年代までの音楽の一つの流れに終止符を打ったと言えるコンサートです。豪華な出演陣はウッドストックなんて目じゃありません。(マディ・ウォーターまで出てる)残念というか、この方が良かったというか映画での演奏は後に録音したものですが、それでもやはり何度見ても鳥肌が立ちます。最後のI shall be releasedで出演者達がステージ上に勢ぞろいし歌う姿は楽しそうでどこか寂しそうでロックの終わりをみんなどこかで感じていたんじゃないかなと思います。とにかくテレビでモー娘見てる暇があったらこの映画をみましょう。 【リンゴ】さん 10点(2003-05-13 11:11:41) |
6.ジョニ・ミッチェル怖い。ザ・バンドのメンバーはみんなカッコいい。 【kett】さん 6点(2003-04-04 01:03:58) |
5.「イージー・ライダー」のサントラを買って、THE BANDのファンになり、ベスト盤を購入して何度も聴いた(もっともサントラの演奏は別人だったが)。ゲストで有名なミュージシャンが大勢出てきたらしいのだが、残念ながら僕はあまり知らなかった(ジョニ・ミッチェルはこれで好きになってしまった)。ニール・ヤングの顔も知らなかったので、「どこの浮浪者だ?」とか思ってたら〝Helpless〟を歌い出したので「オオッ!」と。一緒に観ていたバンドマンの友人がチクイチ解説をしてくれて面白かった。DVDでは監督のスコセッシ自らが撮影の模様を説明していたが、ライヴ映画を撮る苦心というものを感じた。 【アンドロ氏】さん 7点(2003-01-15 02:31:02) |