トカレフ(1994)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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トカレフ(1994)

[トカレフ]
Tokarev
1994年上映時間:103分
平均点:7.20 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(1994-03-05)
アクションドラマ
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タイトル情報更新(2023-09-10)【イニシャルK】さん
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監督阪本順治
助監督佐藤英明
杉山泰一
キャスト大和武士(男優)西海道夫
西山由海(女優)西海あや子
芹沢正和(男優)下山俊和
國村隼(男優)高橋刑事
鈴木晋介(男優)和田刑事
山本竜二(男優)管理人
近藤芳正(男優)松村の同僚
菅原大吉(男優)ミチルの父親
田中要次(男優)暴力団員
佐藤浩市(男優)松村計
水上竜士(男優)田中刑事
脚本阪本順治
音楽梅林茂(音楽/音楽プロデューサー)
撮影石井勲
芦澤明子(応援撮影)
安田圭(撮影助手)
製作荒戸源次郎
バンダイビジュアル
配給アスミック・エース
美術金勝浩一
原田満生(美術助手)
萩生田宏治(応援美術)
赤松陽構造(タイトルデザイン)
衣装宮本まさ江(ワードローブ)
ヘアメイク豊川京子(メイク)
編集深野俊英(編集助手)
南とめ(ネガ編集)
録音橋本文雄
柿澤潔
伊藤裕規(録音助手)
その他IMAGICA(現像)
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【クチコミ・感想】

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15.《ネタバレ》 長回しだ、長い、魅力的に長い。相米慎二との違いってなんだろう、と考える。阪本監督のほうがまだ説話的かな、相米はもう破れている味なので。それにしてもこの主人公が死ぬ必要はないわけでね、しぶとく生き抜ぬくべき、説話的なカッコヨサの要請に背いても。
ひと3さん [ビデオ(邦画)] 7点(2015-04-21 23:50:56)
14.《ネタバレ》 何となく雰囲気が湿っぽすぎて、どうも好きになれない。
邦画の湿度には耐性ある方なんだけど、、あの大根役者のせいにしてしまおうか。
もうちょっと昔に観ていれば、あと1点高かったかもしれない。
見ていて、ありきたり感がプンプンしていたので。
afoijwさん [DVD(邦画)] 6点(2013-03-31 02:10:49)
13.靄のかかったような映像が不安を煽りながらも、幻想的。登場人物の感情を仰々しく描いていないこともあってか、救いのない復讐の物語なのになんだか陰鬱に感じず、見とれているうちに終わってしまいました。サスペンスともバイオレンスとも違った独特のにおいがする印象的な映画でした。
すべからさん [DVD(邦画)] 8点(2009-03-08 02:20:49)
12.長回しで、ねっとりとした描き方、説明不足の展開などはまだ良しとしても、終盤にかけて物語が破綻したのはいただけなかった。そして、タイトルが内容を正しく現していないと思う。
ジャッカルの目さん [DVD(邦画)] 3点(2008-02-27 01:11:19)
11.ラストの銃撃シーンだけでも観る価値ありの傑作。説明不足、というか、あえて説明的なシーンを省いているため、なぜそうなるのか?という疑問点がいくつか見られるが、燃える風車と佐藤浩市の独白にそんなことはどうでもよくなる。
フライボーイさん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-12 09:18:17)
10.《ネタバレ》 赤井英和と大和武士という素人の演技者をそれぞれ『どついたるねん』『鉄拳』で本職であったボクサーとして主演させ、それぞれの次回作『王手』そして『トカレフ』で見事に俳優として開花させた阪本順治監督の手腕は見逃せない。さらに関西圏から初めて東京へ舞台を移したこの『トカレフ』の情景描写は坂本監督にとって身近な土地だったはずのこれまでの作品をはるかに凌駕した素晴らしい画に溢れている。 トカレフが男の欲望を増幅させ、ひとつの悲劇的事件を起こす。悲劇の主人公となった夫婦の心情は時とともに変化してゆく。悲しみを忘れるために新しい人生をゆく妻と、悲しみを復讐心に変えてゆく夫。そして復讐心を増幅させるトカレフ。サスペンスとアクションを微妙に絡ませ、また微妙に壊しながら、二人の男の対決へと向かう。人を殺す道具に翻弄される二人の男はあまりにも悲しくて、あまりにも儚くて、あまりにも憐れである。この作品、私も坂本監督の最高傑作だと思う。そして失礼ながら、今後これを超える作品ができるとは思えない。もちろんそんな予想は覆してもらいたいとも思っています。
R&Aさん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-28 16:18:21)
9.子供がゴミ袋の中で発見されるあたりから、この映画は物語をちゃんと進行させることを拒否し始める。この映画が歪んだ社会を描くつもりも、犯人との心理ゲーム(あるいはそこから生じる家族の絆)を描くつもりでもないことはすぐに分かった。いらない物をどんどん削ぎ落とし、最終的には銃に憑かれた2人の男と、そして女だけの世界にしてしまった大胆さ。三者三様の孤独感の中で、それでも力強く生きる決意を見せる西山由海の表情。何かの予感を察知しながらも踵を返さないで祭りへと向かう彼女の後ろ姿は、一種の安らぎすら漂わせていたように思う。それに対して、死へと突撃する大和武と佐藤浩市の二人はその憎悪の形を歪めていく。それは2つの銃がもたらしたものだったのだろうか。だが派手な銃声はそこには響かず、命が削れる音だけが聞こえたようだった。「ソナチネ」からは絶対に見えてこない(ソナチネはまず、死が前提になっている)、生ありきの死がこの映画のラストにはあったような気がした。風車小屋が燃え上がる田園風景を突っ切る真っ赤な消防車が忘れられない。
Qfwfqさん [DVD(字幕)] 9点(2005-09-26 15:09:10)(良:1票)
8.なんて言うのか、穴を探せばいくらでもあるような気がするものの憎めない、何故か結構、お気に入りだったりする作品です。やっぱりテンポが良くて面白かったからかな?
青観さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-03 22:21:12)
7.《ネタバレ》 ワタクシはアホです。なぜって、後半主人公の奥さんが佐藤浩市とくっついちゃって子供まで作っていた、という事を、観ている時に気づかなかったから。「何でこの人、お祭りに出てるんだろう?赤ちゃんまで抱いてるし」などと思いきしボケた事を考えていて、後で某サイトであらすじを読んで、時間差でがびーんときた。なので、その衝撃を含めてこの点数。
ぐるぐるさん 9点(2004-07-06 16:59:20)
6.やっぱりダメだ。大和武士ってブサイクだと思うのは俺だけかな。ウドみたいじゃん。演技は大根だし。作品自体も好きになれない。
マックロウさん 4点(2004-06-14 18:44:10)
5.オープニングのコインの音とラストの薬莢の転がる音、全てはトカレフに始まりトカレフに終わる。この映画を見るの3回目だと思うが見る度に何とも言えぬ敗北感、幸せの価値観、本当の生甲斐など様々な事を考えさせられ評価が上がる。
亜流派 十五郎さん 8点(2003-11-16 17:10:22)
4.今のところ、阪本順治監督の最高傑作だとぼくはかたく信じています。ここまでストイックで空虚な、殺伐とした「風景」を日本の風土の中に表出した映画は、空前絶後じゃありませんか。そして、ただ殺しあうことでしか接点を持ち得ない男たちの孤独と狂気を、どんなに乾ききった世界でも生きていく女というものの強さと残酷さを、こんなにも直截的に描ききった映画も、そうはない。故・淀川長治氏がかつて「この監督はモダン溝口健二になる」と阪本監督のことを評したそうですが、まさにナットク! の恐るべき作品だと思います。
やましんの巻さん 10点(2003-05-29 15:33:29)(良:1票)
3.ラストの佐藤浩市の独白に言い様のない孤独感を受け取った。どうしても幸福になれない人というのが、この世にはいるのだなあとあらためて思い当たった。
としさん 7点(2002-12-30 01:49:35)
2.ラストの乾いた銃声が妙に印象に残る映画でした。<ラストシーン自体もすごいけどね>佐藤浩市演じる男は実に現代的な殺人者だと思うけど、立ち向かう側の主人公もかなり奇妙です。それはそれである種のリアリティがある。でも最も乾いていたのはヒロインかな。
onomichiさん 9点(2002-03-17 01:46:45)
1.別に感想ないんですけどちらっと見えるキャイ~ンがめちゃ若いですね~ってぐらいでした。特に天野クン。
バカ王子さん 6点(2002-03-04 20:08:13)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 7.20点
000.00%
100.00%
200.00%
316.67%
416.67%
500.00%
6213.33%
7426.67%
8320.00%
9320.00%
1016.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review1人
4 音楽評価 3.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人
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