11.主人公と周辺数人の設定をしたところで、力が尽きてしまったというか、その先に手が回りませんでした。全体の作りがどこまでも平坦で、登場人物が生きていません。随所で長回しにトライしているのは意欲的ではありますが、特段の効果が発生していないので、かえって作る側がその手法に依存しているようになってしまっています。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2023-06-02 00:19:58) |
10.『ぐるり』→『ハッシュ!』→『渚のシンドバット』→本作と、遡って順に観ていくと、本質的なものは不変ながら、橋口監督の演出力がいかに上達していったかよくわかるはず。このデビュー作の時点では。まだまだ荒削りというか、未熟な部分の方が多々感じられたのでこの点数止まりで。しかし・・・、この約20年で、橋口監督はまだたった4作品のみという寡作っぷり。もちろん、何でもかんでも引き受けるという職人的な資質ではないでしょうから仕方のない事だとは思うけど、もっともっと映画を撮らせてあげられるような、土壌や環境はまだ日本にはないんかなあ・・・と、歯がゆいばかり。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-01-22 10:00:24) |
9.いつも他人と距離をとりながら生きてるけど、思わず救いの手を差し伸べようとしたら、相手にそれを拒まれ自分が傷つくことになる。それでも他人と関わりながら生きていかなければならない人間の切なさがひしひしと伝わってくる。繊細だけど力強い映画だった。 【クルシマ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-08-03 10:53:58) |
【しょりちゃん】さん 8点(2005-02-28 12:24:00) |
7.淡々と進んでいくんですよね。なかなかいい作品だと思います。このころは映画を観まくっていた自分の思い出の作品です。 【たかちゃん】さん 5点(2003-12-25 23:39:23) |
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6.《ネタバレ》 素敵な映画ですよね。片岡玲子の父親とご対面して吐いてしまうシーンは、いや、なんか、経験無いけど「わかる!」と思ってしまった。甘くて酸っぱい青春映画。 【きなこ餅】さん 8点(2003-11-02 21:15:24) |
5.荒削りですが、切実感がこもっていて、忘れられない映画です。ラスト、胸に痛いんだけど、そぞろ歩くシーンで少し救われた気持になりました。袴田吉彦クン、これがデビュー作ですよね、確か。すごい作品からスタートしたものです・・。 【おばちゃん】さん 7点(2003-06-23 00:58:02) |
4.確かにダラダラ感はありますが橋口監督のルーツ作品としてとても重要だとおもう。彼自身の強烈な思いがちりばめられている。画面に惹きつけられていく独自の空気感はやはりさすが。ラストでの袴田吉彦の熱演がとても印象的です。 【MxX】さん 7点(2003-05-23 02:03:27) |
3.素人目にも凄くクオリティーの高さが伝わってきます。袴田吉彦のことが絶対好きになる逸品ですよね。変な意味でなくね…(^^) 【クー】さん 7点(2003-03-25 05:53:23) |
2.何かストーリーはだらだら進むので正直妙にしんどいんだけど、袴田が妙にうまいんで惹きつけられた。あのなあんににも真剣になれない、とういうかなりたくてもなれない雰囲気がよく出てたと思う。あの当時にああいうネタやれるってすごいと感じた。 【mmm】さん 6点(2003-02-21 00:50:21) |
1.カット割りがうまかったね。長回し多かったなぁ。橋口監督は、なんか冷静で知的な印象を持ちました。 【あろえりーな】さん 5点(2002-06-16 19:52:48) |