15.場面がめまぐるしく変わるのとジャズのせわしない音楽とで落ち着かない。もっとじっくり雰囲気を大切にしてほしかった。それにどうでもいいようなシーンも多すぎるような・・・。中盤のキャンプでのゲーテの詩は、あのシューベルトの「魔王」なんだな。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-12-17 20:13:33) |
14.だってさ、面白くないんです。ちっとも面白くないんです。とても好奇心というタイトルに見合うものではなかった。主演の彼はただ主演をやらされているだけのお人形さん。彼から思春期どうのこうのというギラギラ感だとかモヤモヤ感だとか、そんなものがまるで感じられなかったコトが痛い要因。これのどこが一体好奇心なのか。その他、難癖言ってばっかで申し訳ないですが、巷ではコレ、ルイ・マル作品ということで それ相当に名作扱いなされているわけですが、これのどこが一体名作なのかと問いたい 出来れば100文字以内でご説明いたしてほしいほどですら。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-12-11 00:14:02) |
13.「青い体験」の内容をきれいな演出と映像で、やや上品に味付けしたような作品。 本作では主人公の初恋の相手が母親ということで、サッパリ目に仕上げたのは良かったと思う。 少年の描写もよく描かれているとは思うけど、やっぱり今一つ印象は薄いかな。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-08-29 16:50:59) |
12.ガキの気持ち悪さを、よく描けている。「青春」なんて言葉はなくなったほうがよい。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-08 07:18:29) |
11.《ネタバレ》 幼少期や小学生くらいの子供を描いた映画には今までに何本も出会ってきていましたが、中学生ほどの性に目覚めたくらいの少年を描いた作品はこれが初めてのような気がします。 描き方がリアルとしか言いようがなく、親の目を盗んで騒いだり、煙草や酒に手を出したり、パンツを脱いで長さを測ったりとか、慰めることに罪悪感を感じていたりとか、いろいろなタブーに触れる快感を知った年頃の少年を上手に描いているなと思いました。 さらに、映画の序盤から垣間見られる息子と母親との親子愛の描き方がとても良く、親子間の愛情をしっかりと描きながらも、そのうち関係を持ってしまうんじゃないかという予感を感じさせないバランス感が絶妙。 終盤になると、ついにその場が訪れてしまうのですが、母親の服と下着を脱がし、いよいよという時のあの尋常でないカット割りの速さ!それまでのゆったりとしたストーリーからは考えられないほどのテンポの速いカット割りによって、母親と関係を持ってしまうというストーリー上の出来事が映画のヤマになっているだけでなく、そのように映像を工夫することによってもここがヤマなんだなとわかる映画作りのセンスに脱帽してしまいます。 また、最後の父親のクローズアップも非常に効果的で、それまでは「放任が成長を促す」とか言って、子供と距離を置き教育に無関心な態度をとっていただけに、このラストはある意味、ドンデン返しを食らった感じがして面白かったです。 このルイ・マルという人の作品は「ブラック~」と「ルシアン~」に続いて3作目なのですが、面白い撮り方をする人なんだなと思い、もっと多くの作品に触れてみたくなりました。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-01-23 23:21:16) |
10.《ネタバレ》 母子関係云々の部分が着目されるのは仕方ないとは思うが、それは全体の中では一部であり、本質は心の揺れをストレートに描いた優れた青春映画だと思う。兄貴2人がところどころうざすぎるのが若干マイナス。ただし、何よりも一番凄いのは、母と一夜を明かした後の、あのラストシーンである。通常とは別の意味で衝撃的。何の疑いもない全面的な自我肯定、これこそ映画。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-17 19:48:19) |
9.ルイ・マル作品らしく、無難に楽しめる内容。 扱っているテーマ自体は過激なものではあるが、それがいたって普通に淡々と流れる辺り、いかにもフランス映画、いかにもルイ・マル作品である。 我々、日本人が持つ欧州の国に対する開放的なイメージ。 そして、性にも開放的だというイメージ。 そういったイメージがあるので、際どい内容でも、日本映画みたいにジメジメした感じにならない。 過激な内容を、洒脱な音楽と共に軽くみせてくれる感じが、なんとも重くならず心地よい。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-10-28 23:42:38) |
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8.《ネタバレ》 やはりフランス映画、特にヌーヴェルヴァーグ時代のものが好きなんだなあと再認識。 テーマはきついし、人に好きと公言できない映画だけれども、それでもなんとなく観てしまえる不思議さがある。前半はフランス上流社会の不良っぽい子供たちの日常、後半は母親との触れあいに移行している。16才で子供を生んで、まだまだきれいな母親に対する憧れは、女のわたしには理解できず。自分の息子を男と思える生理も理解できず。なので後半の近親相姦部分はまったく気分が悪かった。ラストシーンがあっけなく明るくて、人生なんでもありみたくなっているけれども、果たしてあれでよいのか果てしなく疑問。映像的にはとてもきれいでフランスらしくて大好きだけれども、好きなのに好きといえない後味の悪さが残る。 【はちかつぎひめ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-03-14 09:25:30) |
7.思春期の少年の心の機微の描き方がよく作られてるなぁと。外泊して帰ってきた息子に「お前も男になったな。」みたいな笑顔を向ける親父、でけぇ。 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-29 06:30:20) |
6.《ネタバレ》 非常にここでの評価が悪いのですが、私は大好きです。さまざまなジャンルの作品を作るルイ・マルですが、彼の作品で描かれる子供たちは皆がそれぞれ悩みや欲望を抱えて生きており、その丁寧な人格描写は「子供」としてではなく「人間」としてちゃんと描いていることの証明でもあり、そのことによって子供たちは皆、色々な作品の中でその作風とは関係無くものすごく人間くさくて魅力的なのです。この作品の主人公の思春期真っ最中の少年の描写もまた、「子供」という枠にとらわれない行動と心理を見事に描ききっている。そしてこの作品の最も衝撃的なところは近親相姦ではなく、近親相姦をこんなにもあっけらかんと描いたことにつきる。その行為はまさに青春の1ページとして家族の笑い声の中に消えてゆく。よく貴族の退廃を描いたものに近親相姦が描かれたりするけど、ルイ・マル自身貴族ではなかったけどけっこうな富裕層であったらしく、近親相姦自体に我々ほどの嫌悪感を持っていないのでしょうね。あっけらかんとした明るさを持った貴族階級の人たちを描いた『五月のミル』を思い出した。 【R&A】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-22 15:05:21) |
5.レア・マッサリ扮するヤル気満々の母親がコトが終わった翌朝に息子に言う「後悔するお前はキライよ」ってセリフに虫唾が走る。なんちゅう身勝手さ。 【mimi】さん 5点(2004-09-24 01:08:12) |
4.ルイ・マルなんですよね。でもやっぱり駄目でした。このシチュエーションは苦手です。 【omut】さん 4点(2003-07-08 13:20:04) |
3.《ネタバレ》 思春期の少年が、性に対して興味を持つのは当たり前。この素材は悪くない。逆に言うと、素材を活かせばもっと質の良い映画になったんじゃないかな…と。後半、少年が母親と肉体関係を持つのは正直ヒキました…。笑って済ませる終わり方もどうかと思うので、この点が妥当なところ。 【_】さん [地上波(字幕)] 5点(2003-04-10 17:08:45) |
2. 如何にチャーリー”バード”パーカーのジャズを以てしても、このルイ・マルの近親相姦映画を支えるのは不可能だった。イヤも~う気色悪いったら!前半は結構ほのぼのしてるし、好感が持てるんだけどナァ。色々な意味で暫く立ち直れなかったヤな思い出に…5点!! 【へちょちょ】さん 5点(2003-02-11 00:34:10) |
【あろえりーな】さん 5点(2002-06-20 21:17:16) |