18.《ネタバレ》 コンパクトな作品ながら、ゆったりとした流れ、そしてブリジット・バルドーの魅力も余すところなく堪能できる。 最後の「FIN」の文字は、さすがに尻切れトンボ感は拭えない。 この二人の若い男女の行く先は、なかなか困難な道のりなんじゃないかと心配になったり。 フランスとイタリア合作という事もあり、両国の良さがうまくミックスされている。 しかし一番悪いのは、あの長男じゃないのか? いくらバルドーが魅力的でも弟の奥さんは寝取るのはマズイだろ・・・ 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-08-29 18:25:44) |
17.《ネタバレ》 どこが悪女なんだか。まわりの男が勝手に騒いでいるだけで、それを「女がエロイせいだ」と言うのは、一方的に責任転嫁してるだけ。女が挑発したからレイプしてもいいという理屈と同じですよ。特に長男は、ジュリエットに対して「一晩寝れば十分」と言ったり、あげくの果てには売春婦扱いしたりしてますし。 しかし当のジュリエットは、長男に対する思慕を捨てきれず、ミシェルと結婚しても悶々として過ごす日々。そんな迷える娘の心情をブリジット・バルドーが繊細に演じていて、私としてはそちらの方に魅せられました。まあこれに関してはミシェルがいまいち覇気がない、ということがあるようで。鬱屈を吹き飛ばすかのように踊り狂ったあと、ミシェルに平手打ちされてやっと平静に戻るわけですが、これはミシェルが夫としての「力強さ」を示したことが原因でしょう。つまりこの映画は、とことん男目線のマッチョな思想で作られています。そのあたりがどうしようもなく古いというか、かび臭い時代遅れなわけですが、先にも書いたような、自分でもどうしようもない思いに悩むジュリエットには、青春ドラマとして現代にも通ずるところがあって、そのあたりを高く評価しておきます。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-22 20:39:32) |
16.《ネタバレ》 アクション繋ぎでメリハリをきかせる。男がブリジット・バルドーの乗っている自転車を唐突に止めた瞬間彼女とキスをするモンタージュ、このアクション繋ぎを長回しでやると効果は小さいというか、別の表現になってしまうだろう。 【ひと3】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-02-02 10:40:37) |
15.男を惑わす悪女と言ってしまえばそれまでだが、彼女が孤児院で育った経緯を考えると寂しがりやの女なのかもしれない。色気と奔放さが魅力のBBこその映画ではあるが・・・。 邦題はいまいち、原題の「そして神は…女を創造された」という聖書の一節の方が魅力的。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-10-26 11:39:31) |
14.《ネタバレ》 それ程、彼女が悪女とも思えんかった・・・ それより取り巻く男ども、特にどう考えても兄が一番悪いと思うんですけど、違うの? 終盤、酒場で極上の酒を一気飲みした際『まずい、もう一杯』って言ったとこ、青汁を思い出した。 BB様が好きなお方には魅力満載な映画なんでしょうけど・・・ 私には、なんか美人は3日で飽きる・・・みたいな映画でした。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 4点(2013-07-21 19:00:12) |
13.この映画でブリジット・バルドーは、世界を虜にしたんだから、やはり悪女なんですな。 【min】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-04-20 20:38:32) |
12.ロジェ・ヴァディムが、当時妻であったBBを主演に起用し、「さあ、僕の妻のエロカワぶりを存分にご堪能下さいませ!」といった作品でしょうか。とにかくBBが可愛く、綺麗な作品です。胸に脚に、彼女を魅せる衣装も素敵です。 しかしヴァディムさん、本作に関しては、キャスティングで致命的なミスを犯してしまいました。それは共演のトランティニャン。結果BBとトランティニャンは恋に落ち、本作から間もなく離婚しちゃったんですよね。 でも、ヴァディムさんも負けてはいません。その後ジェーン・フォンダ、カトリーヌ・ドヌーブ・・・といったビッグネームをものにされたのも有名な話ですね。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-06-19 19:21:06) |
11.60年近く前の映画なんですね、びっくりです。が!こんな嫁が家にいたら「疫病神」と言わざるを得ないのでしょうね。裸同然だし、浪費するし、さらに諸々・・・BBの体を惜しみなくさらしてくれてありがとう。でも4点献上です。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-12-15 15:31:21) |
10.思いのほかしっかり作った作品であり、さすがロジェ・ヴァディム。しかし、アントニオーニあたりにとらせると名作になったのではないか。それと、バルドーは驚異的に魅力を放っているが、やはり、下手だ。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-13 02:53:26) |
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9.《ネタバレ》 この映画はなんといってもブリジット・バルドーが最高ね! 不貞腐れてはいるけど幼さの残るカワイイお顔、ヒール履いてないのにスタイル抜群の熟しきったカラダ、ボサボサなのにいちいちカワイイ髪型、膝丈なのにセクシーでチャーミングな衣裳…彼女なくしてはこの映画は絶対成り立たないと思うわー。 でもアタシはストーリー自体もけっこう好きよ、現代版《カルメン》って感じで(現代でもないけどさ)。 《カルメン》の純情男ドン・ホセは最後、耐え切れなくなってカルメンを殺しちゃうけど、とりあえずミッシェルの強烈なビンタですんだ今作は一応ハッピーエンドなのかしら?? この後どうなるのかしらねー。 ところで…こんなオンナが嫁いできたら日本の姑たちは確実に卒倒するわね。ホホ。 【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-30 16:28:53) |
8.主人公を鑑賞するための作品なのでしょうが、そもそもこのヒロイン自体が、キャラクターとして特段魅力的ではありませんでした。見た目とスタイル以外の取り立てる点がないのではやはり限界があります。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-05-06 02:11:35) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 コケティッシュな悪女が大活躍なコメディかと思ってたら、なかなかしっかりしたドラマだった。美人をものにして火遊びしたい男達と、彼女を責める外野の人々、そして奔放ジュリエットの孤独感。裏側にある乾いた物語が意外に良かった。この先あの実直なミシェルとどんな日々を送るのか想像が尽きない。ミシェルの方がグッといい男になったりしそうな気もするなぁ。バルドーはゴージャス美人の手本のようで、シンプルな衣装がまたそれを際だたせている。膝丈ウェディングドレスが最高に可愛らしかった。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-08 18:57:55) |
6.《ネタバレ》 本作ではたびたび対象を画面の中央に捕えておらず、まるで固定カメラで傍観するような心持ちにさせられ〝何だよ~もう少しで見えるのに…〟というような窃視的感覚が生まれるのですが、これはチラリズムというものですね。BBの裸もバッーンと映すのではなく想像力をかきたてるように見せるあたりが巧妙で、まだ表情にあどけなさが残るにもかかわらずあの魅惑的な肢体が画面を支配しており眩しい限りです。そのBBがラストで踊りまくるシーンが圧巻なのですが、これは夫が彼女を平手打ちするシーンに対しているように思えます。と言うのも、この平手打ちは兄貴との喧嘩等のどの暴力シーンよりも痛々しく感情的に見え互いの愛の激しさの表われであり、これで彼女が家に戻ったのだと得心がいくのです。・・・それにしても生来の魔性の女を我が妻に演じさせ裸体をスクリーンに映し出したロジェ・ヴァディム監督は…やっぱり変態の気があるのでしょうね。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-23 18:10:11) |
5.特に悪女とも思えないなあ。コレぐらいならカワイイもんでしょ?って、既に引っかかってる? |
4.バルドーが演じるジュリエットというよりも、バルドーの唇・ヒップ・髪をアップにしたワンピース姿など…とても魅力的でした。 【黄色パンダ】さん 5点(2004-09-30 22:25:35) |
3.《ネタバレ》 ん。ヴァディムの趣味が詰まった映画だねー。ジュリエットは彼の幻想が詰まった感じ。素直と云うか無邪気と云うか、そんな悪女。幼児性の残った体の成熟した、でも少しの母性はあると云う悪女。ほんと悪趣味なのか趣味がいいのか・・・。BBが自伝で「傑作も作るけど平気で駄作も作る」と書いていたけど、私の中ではこの映画もそれに入るかと・・・・。とにかくこの映画の内容が嫌い。踊るシーンはヴィジュアル的にもダメ。バルドーファン失格かしら。だけどバルドーのオシリもおっぱいもものすごくかっこいいし、唇なんて気絶しそうなくらいに素敵。バルドーの体と唇にこの点。フランス女は最高だけど、トランティニョンがださくて、やっぱ私はフランス男が苦手だ。あ、トランティニョンはださいし、好みじゃ無いけど、あの純粋さは嫌いじゃ無い。 |
2.男なら誰でもいいのかと聞かれて、女もよと答えたのには、ジュリエットならやりかねんなぁと笑ってしまいました。まだ子供なんだから、分別も理性も見境も知性も教養も気品も無く、楽なこと、遊ぶ事、セックスする事にしか脳が働かなくてもおかしくないのでしょう。ただ、子供のくせに美貌と肉体美とふてぶてしさは人並み以上なので男どもはヨロメクのでしょうか。ジュリエットがビンタを四連発くらっていましたが、自分は三兄弟とエリックに「いいかげん、目を覚ませよ」とビンタしてやりたい心境でした。最後のほうの踊りまくっているジュリエットをご覧になった当時の殿方はよろめいておられたのでしょうか。全編に亘ってあほらしと思いながらも分別あるエリック役のクルト・ユルゲンスと純情なミシェル役の若きトランティニャンのお陰で最後まで観賞できました。 |
1.《ネタバレ》 これは、AV等で青春してない中年世代なら、女性でさえヨクジョーできる、それほどBBがフラフラさせてくれました。男性がコーフンするのはこういうことか、なるほど~と目覚めた一作で、チラ見せ効果にワクワクしたものです。(脱ぎ脱ぎ女優さんを見慣れているお若い方々にはどうってことないかも。) まあタイトル通り、BBは欲望に「素直な悪女」・・なわけですが、それを自覚してるのがまた憎めん。彼に「キスする?」(←うろ覚え)と問われて「ホゥフウ~ン」(←うろ覚え)と答える声の色っぽさ、あどけなさが残るワイルド系のお顔、歩くヒップを見るだけでもアワワ~とくるスタイルで、もう観る方はどうしようもありません、大好きなジャンルイを私ちゃんと観なかった記憶あり、です。おふらんすのトリコロールカラーも嫌味なほど使われてました。店番するBBと調査員(?)が身持ちに関して喋るシーンが私は好きでしたー。これはストーリーよりBB鑑賞でしょう、この監督さんやし。 【かーすけ】さん 8点(2004-03-18 02:00:50) (良:1票) |