7.《ネタバレ》 こんな映画があったんだぁという気持ちです。派手さはないけど主人公2名の好演に惹きつけられます。あと、要所で流れるテーマ曲がいいですねぇ。他人にお勧めできるかというと微妙ですが、映画通と語り合う場で話題にあがりそうな映画らしい良作だと思います。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-02-14 19:50:36) |
6.当時はジョン・キューザックとジェームズ・スペイダーの役どころが逆と感じましたね。その意外性がまず見たくなった理由。嫌味で根性ワルというイメージが強かったスペイダーが正直でいいヤツ。青春モノで好感度アリだったキューザックがコンプレックスの強い野心家でいやなヤツ。性ワルでいやらしいキューザックが見たい方にお勧めです。政治がらみにしては二人とも若いから(特にベビーフェイスのキューザック)あんまり現実的ではないんだけど、でも見ていくうちにキューザックはやはり悪玉で正解だと思える。出世と成功を急ぐあまり見境つかなくなり、深みにハマっていくピーターは元々ボンボン顔のスペイダーより、どこかスネたような表情をもつキューザックが演じてこそだ。ラストが粋ですよね、このラストが用意されていることで、二人の確執、友情、成長の物語になっていると思う。劇場未公開というのがちょっと不思議です。 【envy】さん 8点(2004-10-13 20:57:38) |
5.ロス監督だしぃ、大好きなジョンとジェームズ出てるしぃ、と期待度大で見ましたが大したこと無かった。残念。配役逆にして欲しかった。ジェームズはいい男だけどやはり悪役の似合いそうなタイプだし、ジョンの顔つきはどうしたって悪人向きではない。 【MK】さん 5点(2004-05-05 23:28:53) |
4.監督はダンス映画を多く手がけている、H・ロス監督。 この作品は2人の主人公の7年に及ぶ愛憎劇です。野心の為に汚い手を平気で使い、親友までも裏切るピーターと、真摯過ぎるくらい正義の道を歩もうとするティム。2人は対極にある為、ピーターの憎々しさが際立っています。勧善懲悪を演出しているのかも知れませんが、その効果は中途半端。かえってその中途半端さが「善人ピーター」の欠片を生み出している様に思いますが。 人物描写の甘さやメッセージ性の希薄さが目立ちます。救いはラストの2人の掛け合い。個人的に好きなシーンの一つです。 【MAZE】さん 6点(2004-02-08 20:50:50) |
3.スペイダーとキューザックの存在感は悪くないのですが、本来、政治系ドロドロの方向性に行きたいはずなのに、何かいろんなところで丸く収まっています。キューザックの役は上昇志向によって魂まで売ってしまうという設定と思われるのですが、やっていることも言っていることもストレートすぎて、学園モノで教室でわーわー騒いでいる中心キャラと内実は大差ありません。やはり、こちら方面にはどうみても疎そうなハーバード・ロスに任せてしまったのがまずかったかな。学生時代の交流もどうも表層的なので、後であいつは親友だとか言われても言葉だけでしかないし、結果、ラストのインパクトも弱まっています。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2003-12-12 00:35:41) |
2.人を利用するのと力を借りるのは全く違う。観てくうちに、最後は逃れられない2人のクラス違いが出ていくんだろうと思ったが、いい意味裏切られた。シャンペン持ってピーターがリベンジを告げるラストがほっとする。 【スルフィスタ】さん 7点(2003-11-24 23:24:06) |
1.この映画はそんな有名じゃないんかな?個人的には見ごたえもあったし、テンポも良く飽きなかったいい作品です。まぁ実際のアメリカの政治社会なんてあんなもんじゃないんだろうけど、まだ新米なんでああいったことがあるんでしょう。政治家になった方は買収したり友人の彼女を奪ったりとセコイことしてのし上がろうとするんですが、不思議と嫌いにはなれなかった。多分若いせいだろう。最後の賭け品のシャンパンを家の中に運ぶシーンはすごくよかった。 【ブルー・ベア】さん 7点(2003-11-19 18:24:40) |