1.ミイラモノの”お約束パターン”を破った迷作。何を破ったかといいますと・・・まず、ミイラモノのパターンとして”墓を荒らした者に報復する”ってのが普通なんですけど、コレに出てくるミイラは「そんなこと知ったこっちゃない」と言わんばかりに関係ない人間にも襲い掛かります。しかも食べちゃうし!(ミイラ男って人肉食うのか?)それと、大体の作品は王などの偉い人物のミイラが1体蘇って、1人、また1人と犠牲になるもんですが、これでは仲間?のミイラがわんさか蘇って村を襲っちゃう。それはもう”ゾンビ状態”です。よく見れば原題は「DAWN OF THE MUMMY」って事なんで、多分ロメロの「ゾンビ」(DAWN OF THE DEAD)を意識してこんなミイラモノになったのでしょう。