15.《ネタバレ》 たまたま出会った(と言うには過激な演出だが)ばーちゃんから(半強制的に)語り聞かされた昔々の不思議なお話。とらえどころもオチもこれといって無いような個人の思い出話でしたが、なんとなく引き付けられました。 100年前のアメリカ人の兄弟、女を取り合って揉めて、兄はなんだかんだで(省略)情勢大荒れのバルカン半島へ。マケドニア対トルコ軍の戦いに巻き込まれ、命を助けられもするんだけど、さほど恩義を返そうと思い立たないトコが妙に醒めててリアル。 100年後の現在に戻ってみれば、これまたなんだかんだでばーさんの臨終まで付き合った黒人少年はちゃんと彼女の恩に報いるべく、遺灰を携えて希望を叶えるため旅立つのだった。このラストで人の縁というオチがついたようにも感じましたね。全体を見渡しても独特な感性の映画でしたけど、退屈はしなかったし、嫌いじゃないです。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-06-05 00:22:10) |
14.ビフォアザレインよりは好きだけど、もっといいものを期待してしまう。 |
13.《ネタバレ》 ん~・・・。 ぶっちゃけイマイチ。進行する2つのストーリーは、どっかでリンクしあうのか?なんて思いながら観てたら、結局何の繋がりの話だったし。 この手の手法でストーリーを進めるんだったら、やっぱ、どっかでリンクさせなきゃ凄い!って事にはならないと思う。 別物のストーリーを二つくっつければ成立する話なんですよ。ざっくり言っちゃえば。 「言い伝え」的な出所どこ!?みたいな話は、こうして生まれます。ってことが言いたいにしてもなぁ。 あの老婆と黒人が、それほど感銘を受ける話だったのかね?って感じ。 せめて、そこがケアしてれば、なるほどね~、って思うけど、あまりに「言い伝え」部分の話が、サイドストーリーにしては、主張しすぎ。 逆に、老婆と黒人の方がサイドストーリーだ!としても、とって付けた感じは自分の中で最後まで拭いきれませんでした。 【バニーボーイ】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-10-26 23:13:17) |
12.《ネタバレ》 神話や伝説というものがどのように作られていくのかを映像化した作品ですね。中々斬新で面白い視点で作られた映画だと思いました。 まあ、過去のシーンは昔話をしている者の脳内イメージを映像化したような感じなので、兵隊の人数が200人から20人へと急に減ったり、現代の音楽が流れたり、飛行機が飛んだりとまるで劇中劇のようになっています。 「ビフォア・ザ・レイン」といい、この作品といいミルチョ・マンチェフスキー監督の映像感覚は素晴らしいですね。 【TM】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-10-14 18:07:22) |
11.始まりとか、アイデアはよかった!結構見せ付けてくれましたよ~~俺がアホなんか?途中、話おいていかれそうになって…もうちょっとコンパクトにして欲しかったかな~ちょっと変わった感じでこんなんも、アリやなぁ~って思いました! |
10.血生臭い「フライド・グリーン・トマト」って感じでしょうか。とにかく老婆の話す物語が何を伝えたかったのかが、さっぱりと解らない。マケドニア分離独立の歴史? トルコ軍の非道振り? ラスト・カウボーイの生き様? 一人の女を巡る兄弟の確執? そして更に肝心なのは、このホラ話(?)が黒人青年をどう変化させたのかということ。これが解らない。「フライド~」でも、老婆の語った物語自体にはピンと来ませんでしたが、あの映画には、話を聞いた中年主婦の人間性回復という明確なテーマがあった。これでは、いくら派手なガン・ファイトがあっても退屈してしまいます、4点献上。 【sayzin】さん [地上波(字幕)] 4点(2005-04-05 00:09:03) |
9.終盤ぐいぐい引き込まれ圧倒・・・。何が何だかわからないんですが、すげえとしか言いようがありません(笑)。 【ジマイマ】さん 7点(2005-02-10 00:48:50) |
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8.映画は最初が肝心。思わずひきつけられた。 ただ、中盤からストーリーがゆったりミドルテンポで進められ 飽きもきてしまった。この作品はもっと観客に分かりやすくアップテンポに 見せた方が絶対に面白い映画になったはずなので残念。。 【ひで】さん 6点(2004-11-24 01:36:39) |
7.とんでもない生い立ちを胸に抱いて生きて来た老婆とどうにもならないチンピラ青年。この全く共通項を持たない2人の出逢いを通して、遠い異国の地での男の生き様を描いていく。正直なところ作者が何を言いたいのか、歴史的な背景、民族感情といったものを理解できていない私には、この作品の半分も理解できていないような気がします。にも関わらず惹きこまれる展開になっているのは、脚本や映像が優れているからと思えます。思いのほか残酷な殺人シーンが多いのも、当時の現地の実態を正直に表現しているからなのでしょう。伝説が口伝され、一人の若者の魂が救われた?そんなヒューマンドラマとして見ての7点献上です。 |
6.どーなんですかね~、コレ。わからないようじゃ、まだまだ甘い。それにしても、マケドニアってどこにあるんですか。 【★ピカリン★】さん 3点(2004-06-19 23:45:39) |
5.マケドニアとニューヨーク、白人ばあちゃんと黒人の若者、生活、習慣、環境などまるで違う2人の人間の心が通じ合い一つの伝説が生まれた。ちょっと点数甘い気もするが何か好きで惹かれる映画。 【亜流派 十五郎】さん 8点(2004-04-21 23:57:06) |
4.壮大なスケールの人間ドラマ という事なので観てみたが、残虐なシーンも多く、かつ話がアチコチ飛んでよく判らない。私には合わなかったようだ。 「クールなルーク」も登場するが、ポール・ニューマンの方がカッコイイよ。 |
3.《ネタバレ》 うまい。オチを言う前に、落ちるなんて。老婆。グッ・ジョブ! 【つちのこ】さん 8点(2004-01-23 18:16:33) |
2.語り継ぐということはどういうことなのか、という本質に迫ろうとした意欲的な異色の作品。展開がなかなか読み切れず、一体どういう話なのか謎解きのミステリーじみてもいる。日本には馴染みの薄いマケドニアの話なので、最後まで観て何となくストーリーが理解できるのは、こちらの知識不足のせいかもしれない。知的好奇心旺盛の方にはお薦めの1作。バンバン撃ち合いの好きな方も是非どうぞ。 【大木眠魚】さん 7点(2003-12-12 01:51:37) |
1.ミルチョ・マンチェフスキーの映画って過去と現在がクロスして独善的傾向があるんだけど、これも展開はかなり強引。奇想天外なマケドニアバージョン西部劇? 【mimi】さん 6点(2003-11-21 15:06:52) |