1.政府の改革政策は「4つの現代化」を目指していた。魏京生は「5つ目の現代化」である民主化を訴え、これが広く民衆に受け入れられていった、、、、。この映画は1989年に起きたあの大事件を、運動に携わった人たちが出演し、当時の状況や心境を説明してくれます。非常にわかりやすく、克明に見せてくれて面白かった。特に学生達が人民解放軍を説得するシーンはとても感動的ですね。だけど結局は弾圧されて血の惨劇になってしまうわけですけど、やっぱりこの事件は中国社会の歪み、矛盾、脆さを露呈していると思いますね。僕自身、中国共産党のというものがどしても好きになれない。最近の中国を見ていると、偉大なる孔子の「仁」と「礼」の思想を忘れてしまってるんじゃないかと思いますね。先日、中国に行って思ったのは、とにかく貧富の差が凄まじいと言う事と、至る所に政府の垂れ幕と甲板が掲げられている事。今の中国はまさにバブルで絶好調ですけど、これがいつまでも続くはずがない。バブルがはじけた時、国民は黙ってないでしょう。その時共産党の進退が決まるでしょうね。最後に勝つのは言論ですから。