1.内容は天才ブルース・ロックギタリスト,ジミ・ヘンドリックスの数々のDVDからすると正直、さほど良くない方です(でも7点の価値は十分にあると思いますね)。【理由①】ドキュメンタリー&ライヴだから、ライヴシーンが思ったよりは少ない。少し不満が残るかも?【理由②】顔のアップばかりでギターソロを弾いてる時の運指がほとんど映っていません。だからストラト片手に「よし!コピーしよう」と思う方は断念しましょう(そういや68年のクリームの解散コンサートでのクラプトン先生の指もほとんど映ってなかったよなあ・・・当時はテクを隠すのが主流だし仕方ないかな?)。【理由③】ジミの代表曲の『Voodoo Child』が収録されていない。これはスゴク痛いです!しかしまあ、「レッド・ツェッぺリン/狂熱のライヴ」同様に¥1500という安価でジミヘンのライヴでの〝凄まじさ"を体感するには絶好の映画だと思いますね。あとエリック・クラプトン、「ザ・フー」のピート・タウンゼット、「ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガーらの大物ミュージシャンの貴重なインタビュー映像もまたROCKファンには嬉しい限りです。 【お薦め曲】白黒での♪Purple Haze(紫の煙)です。ラストのマイクスタンドにFenderの白のストラトをこすり付けて強引にスライドさせちゃう所なんて超絶です!いっそのこと『Wild Thing』の時のように燃やしてくれればなあ・・・(笑)。