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てんやわんや

[テンヤワンヤ]
1950年上映時間:96分
平均点:6.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマコメディモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2004-02-10)【キリコ】さん
タイトル情報更新(2024-03-04)【イニシャルK】さん
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監督渋谷実
キャスト佐野周二(男優)犬丸順吉(ドッグさん)
淡島千景(女優)花輪兵子(ハナヘイ)
桂木洋子(女優)あやめ
志村喬(男優)鬼塚玄三
薄田研二(男優)田鍋民平
三井弘次(男優)佐賀谷
藤原釜足(男優)越智善助
三島雅夫(男優)玉松勘左衛門
望月優子(女優)お益(クレジット「望月美恵子」)
三津田健(男優)清六
紅澤葉子(女優)
高堂国典(男優)銅八
高松栄子(女優)
清水一郎(男優)番頭川田
山路義人(男優)漁師
諸角啓二郎(男優)岩渕
増田順二(男優)社員
永井秀明(男優)社員
原作獅子文六「てんやわんや」
脚本斎藤良輔
音楽伊福部昭
撮影長岡博之
製作山本武
配給松竹
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【クチコミ・感想】

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3.はきはきした女性とウジウジした男の対比って、日本人が好んで描き続けた一つの型だが、とりわけこの戦後の時期を象徴しているみたい。それと、せわしなく変化する東京と保守的なものが残る地方の対比。この時期の地方を描くときって、石坂洋次郎ものでもそうだったが、残り続ける保守的なものを苦笑を持って見る、ってなスタンスだった、これが後の経済成長期になると、ノスタルジックな味を持ち批判性が薄れていく。淡島の床屋でのダンスレッスンシーンなどイキイキし、パチンコ台を使って何となくミュージカル的な気配も漂う。演説会のとき、川に馬が入る騒ぎのあたりの詩情に、すでにノスタルジックな味が感じられたのは、現在の目で見ているからだろうか。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2009-01-16 12:10:20)
2.田舎と都会、因習と合理の衝突、その中を会社の社長や四国独立運動を目論む面々に巻き込まれ翻弄される主体性のない佐野周二がおおわらわする可笑しさを楽しむ映画です。切り株の魚を象徴に田舎の因習における局所的な価値の<絶対性>を描き、都会娘=淡島千景、田舎娘=桂木洋子に価値の<相対性>を描き、佐野が大事に抱えていた包みの中身をラストにバラすことで、な~んだと価値の<崩壊>を描き、結局何時の世も価値観にてんやわんや、良くも悪くもそんなこんなで世は回る、といったところです。喜劇としては少しもの足りなさを感じますが、ローカル色豊かな宇和島の闘牛や祭の映像は一見の「価値」ありです。出番は少ないけれど桂木洋子はむちゃ可憐・・・男子は目を奪われますぞ。
彦馬さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-04-04 12:32:00)
1.佐野周二が気の弱いお人よし、淡島千影はチャキチャキの元気ものと役にはまり、真面目で高潔な印象の志村喬が森繁が演ずるようなちょっと胡散臭いスケベ親父を演じているのが珍しい。清純派の桂木洋子も見られるし。話はたわいもないが四国ロケーションの映像やユーモラスな人物たちが繰り広げる人間模様が楽しめるコメディ。
キリコさん 6点(2004-02-17 23:18:04)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.33点
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6266.67%
7133.33%
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