6.《ネタバレ》 究極的に言えば、人間は自分やその家族の生命を守るためには何でもしてしまう生物であり、それはナチスドイツの兵士達や「ゾンダーコマンド」は勿論のことホロコーストの犠牲者達でさえも変わりはないということなんでしょうね・・・・。この作品を観てそんなことを考えてしまいました。 この作品に描かれている世界は非常に醜悪で目を背けたくなるようなものですが、これもまた人間という生物の所業であることを肝に銘じておくべきなのでしょう。そして、今後人間の持つ哀しい生存本能を利用する権力が世界を席巻するようなことが無いことを祈りたいですね・・・・・。 【TM】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-07-10 17:40:48) |
5.《ネタバレ》 この作品では救われることがないのですよね。アウシュビッツの話なのでハッピーエンドはあるわけないです。これが戦争、そしてユダヤ人の悲劇です…。彼らには全く希望などなかったのです。いやこの作品では少しはあったか。落ち込みますがストーリーはしっかりしててよかった。しかしこの作品ではそんなぱたぱた死んでいる印象は受けないです。毎日大勢の人が無残に殺されていたという実感がピンと来ない。個人的にはどうせならそこまでやちゃえばよかったと思った。でも忘れられない作品になった。見てよかったです。 【青陽】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-12 15:44:58) |
4.一生懸命見たのに、あの最後だと「ど~してくれるのよ」って感じ。帰り路、もう下向いて歩くしかないじゃん! 【さら】さん 4点(2005-03-17 15:30:58) |
3.戦争の真実をありのまま伝える救いようのないドキュメント。辛かった。 【tantan】さん 2点(2004-08-24 22:39:25) |
2.こういうことがあった、こういうことが起こり得る、そのような事実証明として、実話を基にした映画というものは撮られる意味があると思う。この映画に救いはなく、見ていてつらい。ただ、このようなことがあったということを知っておくことに意味はあると思う。 【はざま職人】さん 5点(2004-06-20 09:07:58) |
1.ポーランド・アウシュビッツにあるユダヤ人強制収容所が舞台で、ガス室から奇跡的に生き残った少女、そして本当はユダヤ人がユダヤ人を虐殺していたという事実があったと言う事を伝えたかった作品なのだろうが、希望も感動もあったもんじゃない。墜ちるとこまで墜ちて全く救いようがない。普通こういう作品でも何かしらのメッセージ性はあるものだが、これは真実を伝えるだけ伝えて後に何も残らない。だから何なんだよって話ですよ。こんなの映画って言えるんかな~と正直思ってしまった。あとキャストの方ももっと考えて欲しい。全くユダヤ人に見えないし。とにかくあのラストにはウンザリです。 |