レセ・パセ 自由への通行許可証のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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レセ・パセ 自由への通行許可証

[レセパセジユウヘノツウコウキョカショウ]
Laissez-passer
ビデオタイトル : レセ・パセ 自由への通行許可証
2002年上映時間:170分
平均点:9.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドラマ戦争もの実話もの
新規登録(2004-05-28)【あまみ】さん
タイトル情報更新(2011-01-13)【S&S】さん
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監督ベルトラン・タヴェルニエ
キャストジャック・ガンブラン(男優)ジャン=ドヴェーヴル
ドゥニ・ポダリデス(男優)ジャン・オーランシュ
マリー・ジラン(女優)オルガ
オリヴィエ・グルメ(男優)ロジェ・リシュベ
クリスチャン・ベルケル(男優)アルフレート・グレフェン
原作ジャン=ドヴェーヴル
脚本ベルトラン・タヴェルニエ
ジャン・コスモ
音楽アントワーヌ・デュアメル
撮影アラン・ショカール
製作フレデリック・ブールボロン
アラン・サルド
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【クチコミ・感想】

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1.レストランの場面を撮る撮影現場のシーン。主役である助監督役ジャック・ガンブランが女優の肩にかけるショールを持ってくるようスタッフの女性に言いつけると、彼女は画面右手の楽屋へ小走りで取りに行く。それを追うカメラ。彼女が角を曲がったところでカメラが静止すると、手前では男とスタッフが出演交渉している。女性スタッフが戻ってくると、カメラは再び彼女を追い、女優の肩に無事ショールがかかる。

深い被写界の中、縦横無尽に移動するカメラは1ショット内に複数のシーンを入れ込み、画面を奥行き豊かに重層化させる。

それはこの場面に限らない。冒頭の喧騒シーンから、画面奥で活躍するエキストラ一人一人の動きも疎かにすることなく、その活気とエネルギーを画面に載せている。

クルーゾー、カイヤット、スパーク、フレネーといった当時の「コンティナンタル」を巡る錚々たる有名監督・脚本家・キャスト名が飛び交う中での、大道具・小道具・照明・衣装スタッフや端役、即ち名も無き映画を支えるスタッフ一人ひとりに対する心配りと賞賛の証しであり、その眼差しの表出が心を打つ。

映画は、ユーモアとスリルが絶妙に織り交ざり、長丁場を飽きさせない。

善悪を超えた人間描写の豊かさと共に、田舎道を自転車で疾走するシーンの縦移動の爽快感が素晴らしい。
ユーカラさん [DVD(字幕)] 9点(2011-08-07 20:43:17)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 9.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
800.00%
91100.00%
1000.00%

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