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のはらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 606
性別 女性
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/nohara-gogo/
年齢 53歳
自己紹介  映画とこのサイトには本当にお世話になっています。
 読み返すと稚拙で恥ずかしいレビューもありますが
 どうぞご容赦下さい 。

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1.  カンパニー・メン
タイトルを直訳すると「会社員」だろうか。リーマンショック後の大不況をモチーフに、職と人生とを照らし合わせた物語。「真剣に仕事する男」が1番凛々しく色っぽいと思っている私にはちょっとホクホクできる作品。用はそれだけプライドを持って仕事しているからなんだろうけど、そのプライドで空回りする姿も映されちと辛い。食べてくために、明日また目を覚ましたら立ち上がるために頑張ろうって、無職夫を怒鳴ることなく一貫し見守り、自分の出来ることをやり続ける主人公の奥さんがステキだ。地味で厳しい現実的な時間のなかに、ほんの少し存在する煌めきを発見できた。
[DVD(字幕)] 7点(2013-03-02 18:21:15)
2.  カポーティ
カポーティその人の知識も無く、彼の小説も読んだことも無く、ただフィリップ・シーモア・ホフマンのオスカー実績が見たくて観賞した。どこまでも淡々とした映画で、小説「冷血」に関する事件を静かに追っている。映像は深い色を使って綺麗にまとめていた。4つの棺を捉えた画など臨場感があって、ウッと息が詰まった。さてホフマン、いかにも金メッキ張りなキャラクターで、どのシーンでもピリピリと頭に響く声でよく喋る。臆病な側面、悩む顔も見せてくれたけれど、終始あの調子でやられてしまうとちょっと胃もたれがする。殺人犯ペリー役の彼やキャスリン・キーナーなどの、画面に合わせて抑えた雰囲気作りからもかなり浮く。「冷血」やカポーティの下調べをすれば、物語もホフマンの姿ももうちょっと楽しめたかもしれない。
[DVD(字幕)] 6点(2007-03-25 09:49:14)
3.  カーズ
低い点数で申し訳ない。とってもよくできている愛らしい作品なんです。車(レース)好き、アメリカ文化好きな方には、ステキな洒落も含めてたまらなく楽しい映画だと思います。でもこのターゲットが私からずれちゃってたんですね。もうそれだけ。今回のピクサーは、今までオモチャや魚、ひとつ目お化けが主役だったところから車が主人公になったところで、ちょっと大人向け作品になった感があります。過去トップレーサーだった車とか、都落ちした弁護士とかね…。あとは、子ども向けにしては116分は長すぎかと思いました。
[映画館(吹替)] 6点(2006-08-25 20:28:53)
4.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 
興味深く面白い映画で、2時間超画面に張り付いて観た。ただ、感動した共感したということではなく、とにかく色々と考えさせられる。完全に管理された社会を切り込むように投入された危険因子(マクマフィー)の反乱の道筋が主なストーリーだけれど、この回りに肉付けされた人々やそのバックヤードに何かと引っかかりを感じてしまう。ミーティングで多数決をとるシーンで「9人では採決できません…」のくだりの婦長発言を聞いたとき、わけのわからんこじつけを言うアホ上司と口論し、書架の影で泣いたことを思い出した。しかしそれに対する反抗行為が海釣り遠足や乱痴気騒ぎだというのも何か腑に落ちない。病院側、マクマフィー、ある程度自由な身である軽度障害の患者たちそれぞれの立ち位置が、簡単に「善」「悪」と振り分けられず、私のごく少ない脳みそには非常に悩ましいところである。ごく最近ショスタコーヴィチの交響曲第5番のCDを買った。これも様々な解釈がある問題作らしく、同じ時期にこんなに深く考えさせられる芸術作品に出逢ったのも「頭に火がつくほど考えろ!」という神様のメッセージかな…と独り言を呟いてみる。
[DVD(字幕)] 7点(2006-05-14 23:03:39)
5.  カンフーハッスル 《ネタバレ》 
チャウ・シンチーでは連続馬鹿笑いを希望しているので、ほの暗い綺麗な映像と素敵なラストにガックリ。「サッカーはもうしない!!」って、お馬鹿は抑えるって事だったのかな…寂しい。英名ステファン・チャウには笑えた。
[DVD(吹替)] 6点(2005-12-31 14:19:51)
6.  から騒ぎ
ブラナーのシェイクスピア映画は、舞台をそのまま映像化したような台詞回しでも私は結構好きだ。でも今作は…元妻エマ・トンプソンやデンゼル・ワシントンや、もうこういう設定がまるで似合わない(頑張ってはいるんだけどね)キアヌ・リーブスの滑舌よろしいお芝居に食傷気味…。古典の勉強のためには良いかと…。えらく余計なお世話ですが、エマとブラナーは離婚して正解のような気がする。夫婦して才能電波をピリピリさせているのは、ちょっと辛い気がするので。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-19 23:05:39)
7.  カラミティ・ジェーン
あたしも保安官の方がいいなァ…ま、それは置いといて。可愛らしいミュージカルでした。しかし私、カラミティを観て「モンスター(2004)」のシャーリーズ・セロンを思い出しましたよ。美人のガニ股演技の草分けでしょうか。ドレスを着てもドカドカ歩きなのはご愛敬、川で転がって泥だらけなとこはやりすぎな感もあるけど…キュートでした、うん。
[DVD(字幕)] 7点(2005-09-03 13:52:39)
8.  悲しみよこんにちは
「メロウな雰囲気に憧れるあなた、読むべし!」高校生の頃、雑誌にこんな風に紹介されていた「悲しみよこんにちは」。メロウというか、ふてくされた女子高生だった私は即座に薄い文庫本を購入して、気怠いフランス文学を読みふけりました。映画化されていると知ってから何年経つでしょう。念願叶っての鑑賞でした。詩的なセリフは原作から抜き取ったようだったし、松林をぬけて恋人に会いに行くシーンも私が思い描いていたものに沿っていました。回想シーンで声にエコーが掛かったり、ときどきいやに不幸せそうな表情を見せるのが少しくどいのですが、瑞々しくて可愛いくて、勝手気ままなセシルがとてもステキです。ジーン・セバーグバンザイ!彼女を観るだけでも価値があります。
[映画館(字幕)] 8点(2005-06-21 18:14:10)
9.  カーサ・エスペランサ ~赤ちゃんたちの家~ 《ネタバレ》 
少し退屈な作りだ。豪華女優の演技合戦が見たいわけでもないが、ここまで静かにあっさりしていると拍子抜けする。ただ後半から、「養子が欲しい女たちの物語じゃないぞ」と感づいてからは、退屈の一言で掃き捨てるわけにいかなくなってきた。舞台は明言されてはいないが南米の国。職は不足し、ストリートチルドレンが走り回り、育てきれない赤ん坊が北米に養子に行くケースも少なくはない国。この国の未来を、子どもをなかなか授かることのできない北側の女性の寂しさとを絡めて、静かに憂えている。「人生には星の数ほどのチャンスがある」というセリフがあったが、それを掴めるのはほんの一握りの人々であるのも事実。ハズレくじが風に舞う画は印象的だった。『ウェスト・サイド・ストーリー』のリタ・モレノが元気でスタイル抜群なおばちゃんで登場していた。40年以上も前に『アメリカ』という曲で「私はこの国でやっていくわ!」と力強く歌いしなやかに踊った彼女が、南米の熱い空気の中で溜息をつく熟女役を演じたのにも、何か意図を感じた。
[DVD(字幕)] 7点(2005-06-09 18:34:54)
10.  完全犯罪クラブ 《ネタバレ》 
ここまでダメなのは久しぶりだな。ありとあらゆるダメ設定。ダメダメ丼一丁!何が一番ヒドイって、マイケルとライアンの髪型だ。それにラップ巻いちゃってるし。しかもうなじ毛はそのまま放置。これじゃダメじゃん完全犯罪…。
[DVD(字幕)] 3点(2005-05-14 01:14:59)
11.  海底二万哩 《ネタバレ》 
昨年ディズニーシーに行った時のこと。『海底2万マイル』のアトラクションに乗っている最中に娘が一言「ネモ船長って誰?」そうだねえ、それはキャストさんに聞いてみましょう、と、降り口にいた小柄でカワイイキャストのお姉さんに質問させてみたのでした。忙しそうなお姉さんは、それでもニッコリと「いろいろなものを発明した、偉い人なのよ…」そして私にむかって「映画、ご覧になってみてください。」とおっしゃいました。ああ、映画見て無いじゃないの!と思いつき、借りてみた次第です。なるほど、ディズニーシーで見かけたあれやこれやがポチポチと登場して、遊びに行く前後に見ると面白さUP!かもしれません。一番好きなのは「狩り」のシーンです。あの車エビ(?)やら魚やらを捕まえている映像、最後カメと手(ヒレか??)を取り合って海底を歩く姿には、「ひゃーー」と驚きどおしでした。あれって特撮じゃないですよね?娘は「カメを食べるな!!!」と怒っていました。気持ち、わからないでもないな…。子ども向け小説を読んだ記憶があるものの、内容をさっぱり覚えておらず、なかなか無骨で男のロマンみたいなものを感じる内容に少し驚きました。配給ディズニーだったから、「みんな仲良く一つになって、冒険だぁ、頑張るぞぉ!」という映画だと勝手に思っていましたので…。子ども向けにしては長いし、登場人物も全て男性という点で華もないので、娘は途中でだれていましたれど、私は結構楽しめました。この制作年でここまでの映像を作ったのもすごいと思います。
7点(2005-02-03 22:57:10)
12.  輝きの海 《ネタバレ》 
切なくて良い映画でした。ヤンコとエイミーのひたむきで強い愛情に終始胸の打たれる想いでした。他の村人にヤジを飛ばされても、腕を組んで歩いていく二人の姿が凛として綺麗です。エイミーはヤンコからプレゼントされたリボンを首に巻き、結婚式でもそれがしっかりと巻かれていたときに、口数少ない彼女の強い内面が見えたようでした。お互いが何より代え難い存在なのを十分知っていて、過酷な状況下で生活していても「僕たちはラッキーなんだよ…」と話すヤンコの言葉に、生きていく上での底力を感じます。最後の最後、医師の言動がちょっと理解できず残念でしたが、逆境の中前を向いて寄り添った二人に泣かされました。役者は上手い人揃いです。とくにレイチェル・ワイズには感心のひとこと。イギリスの海辺の田舎風景は、高いところから捉えた画が特に綺麗で、広々とした草原や踊り狂う波が印象に残りました。
8点(2004-11-15 22:09:06)(良:1票)
13.  彼女を見ればわかること
一見静かな印象を受けるけど、皆さん内面に持っているものは相当ややこしそうです。オムニバスだけれど、細かな部分でみんなが繋がっている。要するに、どんな人でも大なり小なりドラマになりうるストーリーを抱えながら風切って歩いているのですね。最近自分にもドラマがあったのでチョイ納得(厳しかった~)。いろんな女性の喜怒哀楽の場面が覗けます。そしてそれぞれがわざとらしくないのも良い。個人的にはキャリスタが鼻についてあまり好きじゃないんですが・・・。年齢を重ねてからまた見返すと、きっと違う味わいを感じられるでしょう。
8点(2004-07-01 18:31:23)(良:1票)
14.  ガウディアフタヌーン 《ネタバレ》 
これは…役者は揃っているし、舞台は美しきスペイン。タイトルどおりガウディの建造物もいくつか出てくる。しかしそれだけ。本当にそれだけ。主人公は世界中を転々とする、バイタリティ溢れる女性には見えないし、人間関係は唐突に出来上がっちゃうし、なんだか良く分からないうちに事件は起こり、主人公は小さな少女にまたもや唐突にカミングアウト。なんなんだこのストーリーは。人物の内面はまるでと言えるほど描かれていない。真紅がよく似合い、水気を切るために腰を振っていた(笑)マーシャ・ゲイ・ハーデンに3点を計上したい。
3点(2004-03-16 22:05:22)
15.  カーラの結婚宣言 《ネタバレ》 
J・ルイスがキュートでした。お気に入りのリビシはそれに輪をかけて可愛らしかったです。それが最大の収穫かな…。このテーマを扱って映画をつくるのは難しいと思う。ともすれば不安な空気が頭をもたげてきそうなところを、常に明るく乗り切って、最後まで爽やかさを保った作りは私は良かったと思う。でも最初から飛ばしすぎではお母さん?かなり早いうちから「あの子がわからない」「私よりいい母親がいるはず」など。向き合ってひざくっつけて話し合う場面も無しでは無理でしょう?それにカーラが一人暮らしを主張するとき、母以外が良く考えもせずカーラに同調するのもなんだか…。家族の愛情が深そうには見えるけど、ちょっと違うような気がしました。でも最後の結婚式のシーンは、素直に素敵だなあと感じました。んー、リビシの活躍で点は甘めです。
6点(2004-02-11 01:48:06)
16.  案山子男(OV)
皆さんのご意見にフラフラッときて、ついにこの作品に手を出してしまった。えーまず感想。主人公結構好き。Jリビシのようにメジャーになって欲しい。彼の描く画もきれいでした。音楽まずまず。あと、空やトウモロコシ畑をきれいに撮ろうとして努力している様子がわからないでもないかも知れなかったりする。その他は諸先輩方と大方同じです。始まって10分くらいで「こんなちゃちい脚本で映画製作が可能なのか」と逆に感心した。監督はインタビューで「悪魔の毒々モンスターやカブキマンで育った」と言っているのでB級狙いなんでしょうが、なんかBがもつ独特のお馬鹿が足らない気がします。ヒロイン女優はこの監督の映画に出ずっぱりらしい。「マリサ・トメイだってB級からスタートしたのよ」と言う彼女はどう見ても高校生に見えない高校生役だった。今注目の寺島しのぶだって「シベ超2」出演のキャリアあり。頑張って欲しいものだ。よくよくインタビューを見ていたら、8日間で撮った映画だそうな。このお馬鹿ちゃんめが!!点数は、結構笑ったので4.5点。案山子は切り捨てるのが好きだったから切捨て4点!ブゥ。
4点(2004-01-26 13:26:55)(笑:2票)
17.  カイロの紫のバラ
私、解り難いといわれるギリアム大好きでカラックスも見ますが・・・ダメなんです、アメリカ映画界の至宝ウディ・アレンが・・・。雑誌の批評などで「さすがはアレン!」という文字をよく見ますし、有名スターがこぞって出たがるらしいので、何本もトライしているんですよ。本当に。しかし途中で寝てしまう。見ながら「相性が悪いのは仕様がない」とあきらめてしまうのです。面白いセリフに感心することもありますが、みんなしてペラペラとまくしたて、展開が速くついていけなくなり・・・というパターン。手を出した本数なら7、8本はあるのでレビューを書きたいのですが、「途中で寝ちゃう、私にゃダメ」といちいち書いてても愚の骨頂だ。でもこの映画は楽しく見ることができた。映画館に通いつめるミア・ファーロー は健気で、スクリーンから映画の登場人物が出てくる設定は夢たっぷりだった。楽しいシーンもたくさんあり、最後、苦い思いをするが、スクリーンを見つめるミアの眼差しに光を見つけ、ハッピーエンドではないのに何か不思議な感覚に襲われた。しかしこのミアとアレン、むちゃむちゃぶっ飛んだ理由でもう一緒に映画製作をすることはないだろう・・・。でもまた見てやる。よいと思うのもあったのだ、挑戦は必要だ。
8点(2004-01-15 22:26:47)
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