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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2291
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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21.  クライモリ(2003) 《ネタバレ》 
 前半は不気味なホラー。中盤以降はバイオレンスアクション。プロットが『悪魔のいけにえ』に似ていますが、『狂気』という面では遠く及ばない。ホラーという側面から見ても、これより怖い作品、雰囲気がある作品はいくらでもあります。  なのになぜでしょう。すごくハラハラするし、最後まで目を離せない面白さがあります。脱出劇として凄くスリリングなんですよね。ストーリーがいたってシンプルなのも良いのかもしれません。『森に迷い込んだ』⇒『わけもなく何者かが襲ってくる』。理不尽な暴力。未知なるものへの恐怖。そういったものがよく描けている作品だと思います。  また、襲ってくるものの正体が明らかになった後でも、言語能力を与えなかったことで、一定レベルの恐怖感をキープできています。やはり交渉の余地がないというのは怖いものです。土地勘がない森の中、逃げられそうで逃げられない閉塞感はなかなか。シチュエーション作りはかなり上手いほうじゃないでしょうか。  終盤は一転、反撃に転じるので怖さはほとんどなくなりましたね。その分、アクション映画なみにスカっとする爽快感を味わうことができます。エリザ・ドゥシュクが好きなので、彼女が死ななくて良かったです。  この作品はホラー映画として『突き抜けた面白さ』ではなく、『安定した面白さ』。個人的には好きな部類の良作。友人や家族と『一緒に見よー』と気軽に誘えるレベルのクオリティです。
[DVD(字幕)] 7点(2017-08-30 12:22:03)(良:1票)
22.  クローサー(2002) 《ネタバレ》 
 途中で主役が入れ替わるのにびっくり。まさかリン(スー・チー)が途中で死んでしまうとは夢にも思わず。  死んだ原因の一つが、妹の軽率な行動と、間接的とはいえコン刑事の執拗な追跡。なので、二人が姉のために手を組むといっても、なんかしっくりきません。  リンとクワン(ヴィッキー・チャオ)の姉妹関係。二人が協力して難局を切り抜ける姿。序盤、そして中盤の見所です。そこが良かったためか、リンが抜けてしまうと、どんなにアクションが凄くても、躍動感にあふれていても、ライバルと手を組んでも、喪失感が邪魔をします。だからノリきれない。  映画としてはテンポが良く、スピード感にあふれ、アクションもキャラクターも水準以上なので、非常に見応えがあると思います。  ただストーリーは浅いわりにわかりにくく、特に警察、黒幕、そのあたりの利害関係やキャラクター同士の相関図は不親切。脚本、設定が上手いとは言えないかもしれません。  恋愛パートは、悲哀を醸し出すのに一役かっているものの、中だるみの原因となってしまっているので、個人的には無くても良い。  総評。映画としては娯楽エッセンス盛り沢山で飽きませんが、ハッピーエンドとは言えないので個人的な好みと合致しませんでした。  あと、字幕でわかりづらいところを確認したくて、一部吹替えで見直しましたが、吹替えのほうがかなり良さそうです。  この作品に関しては、吹替えが断然オススメです。
[DVD(字幕)] 7点(2017-03-15 03:07:27)
23.  クライム&ダイヤモンド 《ネタバレ》 
 軽妙洒脱なクライムコメディですね。  クリスチャン・スレーターが好きで見たのですが、彼よりも『毒舌ジム』を演じるティム・アレンが凄く良い味出しています。  この作品の笑いはティム・アレン一人で全部持っていっているかも。  映画好きの殺し屋。  その殺し屋に今までのストーリーを聞かせるという、よくあるパターンの物語。  そのよくあるパターンを、『毒舌ジム』という強力な個性が、斬新なストーリーに変えています。  警察も良い味出しています。  リチャード・ドレイファス演じる奇術師マイコーも、ビリー・コノリー演じるサビアンも、良い脇役です。  主役級はもちろんですが、良い映画というのは、『脇』が良い気がするのですよね。  どこかで見たことあるようなシチュエーションの映画も、完成度が高ければ十分に面白いという作品の典型でしょう。  むしろ定番のハッピーエンドへ進むのだろうということがある程度予測されちゃうので、安心して見ることが出来ます。  もちろん予想外の展開になれば、それはそれで面白いのです。  ただそんなよくあるパターンの中で、伝書鳩にダイヤを2個ずつつけて飛ばすというアイデアは凄く良いですね。  地道な作戦なのに、爽快でおしゃれでわくわくする不思議な感覚。  一つ不満をもらすなら、ラブコメパートでしょうか。  ポーシャ・デ・ロッシはかわいらしい女優さんではありますが、彼女とのシーンになるたびに、トーンダウン、ペースダウン、中だるみを感じちゃうのです。そこだけがちょっと残念ですね。  ラストは良かったですけどね。
[DVD(字幕)] 7点(2016-11-13 23:10:32)(良:1票)
24.  クール・ボーダーズ 《ネタバレ》 
 プロスケーターを目指す主人公と友人達の物語。  友情あり、笑いあり、恋愛ありで、大変オーソドックスな青春もの。  主人公、お調子者、優等生、プレイボーイと4人のキャラ分けもばっちり。  私のように、必ずしも映画に新しいものを求めない人だったら普通に楽しめるんじゃないでしょーか。  ただ、内容・ストーリーに対して、若干尺が長すぎるため、中だるみしてしまうのが惜しいです。  一つ一つのエピソードがそれなりに面白く、意外と関連付けされているので、すべて使いたくなる気持ちもわからんでもないです。  ならば、一つあたりのエピソードをもう少しテンポアップして、物語にリズムをつけると良かったかもしれません。  個人的には、パーティーの潜入シーンは、まるまるカットでも差し支えありません。  スケボーのプレイシーンはどれも見応えがあります。ラストにしかバトルシーンが無いのが残念なくらいです。  序盤と中盤でもスケボーバトルを取り入れてくれたらもう少し盛り上がったかもしれませんね。  ラスト。少年にボードをプレゼントするシーンが最高にイケてます。
[DVD(字幕)] 6点(2016-08-16 16:17:03)
25.  クリスティーナの好きなコト 《ネタバレ》 
 いやはや、下品で、まいります。  日本人とは笑いのつぼがかけ離れすぎているのを痛感しますね。  『よくあるストーリー』、『ひねりの無い作品』、嫌いではありません。  むしろ、使い古されたプロットを、『いろんなパターン』、『いろんなキャスト』、『いろんな演出』で見てみたいタイプです。  この作品も良いんですよね。  恋に本気になるのを怖がる女性が、本気になってしまって、友人の協力で想い人に会うために旅をする。  シンプル・イズ・ベスト。良いと思います。  それをキャメロン・ディアスが主演でやるんですから、どう料理してもおいしく料理ができそうなもんなのに、ひどい調理をしたもんです。調味料入れすぎて、素材の良さが壊れちゃってますよ。  コメディで『安易に』下ネタを『連発する』のは嫌いです。  ゲロの描写、何度も入れないで。トイレ汚い。カフェで急にミュージカルが始まる演出もついていけない。結婚式で何の脈絡もなく『僕達結婚式やめまーす。』はドン引き。  それでもキャメロンとセルマがそれなりに体を張っていたこと。視覚的に面白いシーンがあったこと。目の保養にもなったこと。ほんのわずかなシリアスパートは良い味を出していたこと。スターウォーズのチャンバラごっこで爆笑したこと。  以上を加味してこの点数です。  はっきり言って一人で見て良かったです。なんでか知らんがヤな予感がしたんです。大惨事を招くとこです。  こーゆーのは、配給会社が自主的にR15指定にしてほしいもんです。  平和な街にこっそり地雷しかけているのと同じです。
[DVD(字幕)] 5点(2016-05-16 05:10:49)
26.  グリーン・デスティニー 《ネタバレ》 
 一人一人の行動規範がわかりにくい。はっきりしない。曖昧。特に、チャン・ツィイー演じるイェンはもう何がしたいのかわかりません。リー・ムーバイや、ユー・シューリンのように武侠として名を馳せたい、自由に生きたいという気持ちはわかります。問題なのは、そのためにリー・ムーバイを目の敵にしたり、リー・ムーバイの剣に固執したりする理由がないことです。むしろ、リー・ムーバイが好意的に接しているのだから、友好的な関係になるのが自然な流れです。ストーリーが全然前進もしなければ好転もしないので、イライラします。  それに、本作のもう一人の主人公であるはずのリー・ムーバイが死ぬというあらすじがそもそも最悪ですし、その死に方も最悪です。無駄死にもいいとこです。そのうえで、イェンも身投げするし。  とにかくストーリーが壊滅的に面白くないです。  いつ本題に入るのだろうと、長い長いプロローグを観ていたら、そのままエンディングを迎えてしまうような印象なんです。  そしてこーゆー作品には、主人公たちと同じくらい、魅力ある悪役、敵役が必要不可欠なのだということも再認識。  『毒狐』?あまりにもしょぼい。登場もしょぼければ、アクションもしょぼい。キャラクターもしょぼい。大義もなければ、美学も野望もない、脇役のようなしょぼさ。しかも死に際では、『8歳から育ててきた娘に裏切られる辛さがわかるかい』って同情誘おうとするし。最悪です。もっと唸るような悪役に徹してほしいです。  娯楽作品にするのであれば、もっと観ていて楽しく、興奮するような画にしてほしいです。  メッセージ性を持たせたいのであれば、もっとストーリーや脚本を真面目に練ってほしいです。  何を見せたいのか全くわからない作品です。  ただ、カンフーシーンだけは、全編通して良かったと思います。  シューリンVSイェンのシーンの2回ありますが、2回とも良い。とくに2回目が良いです。シューリンがいろんな武器を使うのが楽しい。イェンが大勢の剣客相手に酒場で大立ち回りをするのも面白い。  ただ竹やぶは最悪。もう催眠術にかけられているようでした。
[ブルーレイ(吹替)] 4点(2015-07-14 17:22:16)(良:1票)
27.  クルーエル・インテンションズ 《ネタバレ》 
 サラ・ミシェル・ゲラーの美しさといったら、他の女優さんが霞んでしまいますね。セルマ・ブレアは頭の悪い役がぴったり。リース・ウィザー・スプーンもはまり役。ってゆーか、いつもこーゆー優等生タイプしかやっていないイメージがあるんですが気のせいですかね?  とゆーわけで、配役が大変良いという印象なんですけど、個人的にはサラとリースが逆だったらもっと良かったかも。  ちなみに、セバスチャン(ライアン)とキャスリン(サラ)がグラサンかけて並んで立っているところはマジでかっこいいっす。  さて、肝心のストーリーは、性格の捻じ曲がった義姉弟が、どちらがより性格が捻じ曲がっているかを競い合う物語。あれ?違ったっけ?  残念なのは、どれだけ素晴らしいナンパテクを見せてくれるのかと思いきや、あまりに普通すぎたということ。  どちらかと言えば、技は技でも『力技』。しかも結構なりふり構わない感じが多いです。本当にプレイボーイなんでしょうか?  前半に、その華麗な技をこれでもかってくらい見せてくれたら、きっと後半の純愛モードでより感情移入しやすかったとはおもうんでうけどね。  娯楽作品を見る気持ちでしたので、中身なんかなくても全然良かったのです。ただそのぶん、前半はもっと痛快極悪おしゃれ映画でかっこよくいってほしかったですね。
[DVD(字幕)] 5点(2015-07-11 05:35:19)
28.  グリーンフィンガーズ 《ネタバレ》 
 実話だということですが、レビューを見ると『実わ実話でもないかも』という、誇大広告疑惑のある作品。  ですが、面白い作品ですよね、これ。重すぎず、軽すぎず、絶妙な匙加減です。ただ、どーなんでしょう。良く言えばバランスの良い作品ですが、悪く言えばバランスが良すぎて遊びや刺激が足りない作品でもあります。如何せん、映画としての盛り上がりに欠けます。  『ガーデニング+刑務所もの+サクセスストーリー』っていうめったにない珍しい組み合わせですから、もっともっとドラマチックにしちゃって良かったんじゃないですかねー。面白いんですが、それ以上に『なんか惜しいな~。』という気持ちが先にきちゃいます。  ただ、音楽が抜群に良くて、各シーンにぴったり。音楽で多少助けられている部分はありそうですね。  また、嫌な人物がほとんどいないところも、この作品には合っていますね。その中でも、ジョージナ・ウッドハウスやハッジ刑務署長の、御伽噺のような公正かつ寛大な人となりは、一際光っています。どんな人とも、色眼鏡をかけず、公平に接するその姿勢。かっちょいいですね。たとえフィクションの世界でも、こーゆー立場の人たちが自分のことを認めてくれれば、それはコリンでなくたって自信が持てそうです。  それにしてもこの映画、見方によっちゃ、『刑務所ってすっげー良いとこジャン!よし、俺もなんか悪いことしよー。』って、犯罪を助長しかねない危険思想の作品にもなりますね。  
[DVD(字幕)] 7点(2015-06-23 05:01:30)
29.  クレイジー・イン・アラバマ 《ネタバレ》 
 二人の主人公の一人称視点で、交互に違うドラマが同時進行する不思議なテイストの作品。  ピージョ視点。ルシル視点。かたやポリティカルサスペンス?かたやコメディサスペンス。  終盤になると、どちらも同じテーマを扱っていることがわかります。テーマは『自由』そしてその『自由』と天秤にかけられるものが、『人の命』なんですよね。  でも逆に言えば、それが『自由の価値の重さ』をより印象づけることに成功しています。  映画としては、ルシルサイドのストーリーのファンタジー色が強くなりすぎてしまったために、やたらリアルに描かれたピージョサイドのストーリーとの不協和音を感じてしまうのが残念です。  また、ラストの裁判はどちらかと言えばエンタメ重視です。どちらかと言えばルシルカラーが強く出過ぎてしまっています。二つの異なるストーリーが、最後に一つの流れとなって、社会に大きな潮流を作りだすことを予感させるストーリーテリングが見事だっただけに、コメディ色をもう少し押さえてくれたほうが良かったかもしれません。  ちなみに、陪審員に有罪を選択させたのはあっぱれでした。
[DVD(字幕)] 6点(2014-10-21 13:37:39)(良:1票)
30.  クロスゲージ 《ネタバレ》 
 手堅く、きれいにまとめた良作サスペンスアクション。正直欠点らしい欠点は見当たらないし、退屈することもないんですが、賞賛すべき点もあまり見当たらないという無難な作品です。  冒頭のビルからの脱出に始まり、検問の突破、街中からの脱出など、絶体絶命のピンチをきわどいバランスでくぐる抜ける様は面白いと思います。更には主人公のダンと、巻き込まれちゃったコンスタンティーニ医師とのやりとりも、ストーリーを間延びさせない程度のアクセントになっていて良かったです。  匠の技が随所に光る技あり的な作品だと思うんですが、なぜにこんなに盛り上がりに欠けるんでしょう。不思議です。言うなれば、1作品としての、そつの無い完成度の高さが、この作品から緊張感や不安感を奪ってしまったのかもしれませんね。
[DVD(字幕)] 7点(2014-06-20 16:17:48)
31.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち 《ネタバレ》 
 いわゆる『天才系ヒーローもの』みたいな作品かと思い、序盤からわくわくしながら鑑賞しました。そんで中盤くらいには、『頭良ければ何しても許されると思うなよ。』って憤りを感じ、終盤くらいになると、チャッキー(ベン・アフレック)やランボー教授(ステラン・ステルスガルド)やウィル(マット・デイモン)の本音が次々と明かされて、素直に感動しちゃうような作品でした。  また、本作ではとにかく背景が美しいのが印象に残っています。昔、現代文の講義で『背景や風景は人の心理描写である。』と言っていましたが、この作品を見るとそれがよくわかります。  ショーン教授とランボー教授という二人の教師がウィルを導くストーリーが大変素晴らしく、ラストの結末が意味していることに深い共感を覚えます。  ショーンはウィルを天才として世に送り出すのではなく、あくまで一人の人間として、人生の第一歩を踏み出す決意をさせようとします。ランボー教授はその対極に位置する人物。彼はウィル本人ではなく、その才能を愛します。本作がただのサクセスストーリーを本筋に置き、一人のスーパーマンを賛美するような作品であれば、終盤のストーリー展開は違うものになったのでしょう。ですが、ラストのウィルの選択から、本作は人間賛歌であり人生の応援ソングのような心地よさをもつ作品へと昇華されたのではないでしょうか。  ですがそれよりなにより素晴らしいのは、本作ではランボー教授を決して否定的には描いていないことでしょう。ウィルの才能を見出し、その才能を愛することだって、そしてその才能に嫉妬心や劣等感を抱くことだって、ある種素晴らしいことだと肯定的に捕らえているところに大変な魅力を感じます。  何にせよ心を打つ名作でした。  あまりに社会に迷惑かけすぎたため満点はつけられないんですけど、ヒューマンドラマとしては満点の作品です。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-06-09 00:33:34)(良:2票)
32.  クエスト 《ネタバレ》 
 ドラゴンボールの天下一武道会。  バキのトーナメント編。修羅の門。  各種格ゲー。  そういったものが好きな人達だったらそれなりに楽しめると思います。  この作品の良いところは、脇役たちの戦いも全部見せてくれることです。  それぞれの個性、キャラを大切にしているところです。  映画が始まったら50分くらい早送りして、そこから30分くらい見たら十分です。ラストの決勝戦は、漫画と同じでそんなに面白くないんで。そもそも『外に出て来い』ってお前がゆーな。
[DVD(字幕)] 5点(2014-05-04 22:20:02)
33.  グリマーマン 《ネタバレ》 
 『なぜ君と別れた?』  『コール(セガール)は84年に隊をクビになった。東洋思想に傾倒し、自分の罪を悔いた。』  まじで?  『しばし姿を消し、タイに流れ着き、寺院で修行した。僧侶に救われた。』  まじで?  自分の罪を悔いて、寺院で修行して、僧侶に救われたの?まじ?本気?  きっと、自分の罪を悔い、寺院で尊い教えを受け、ありがたい僧侶さまと過ごしたかげがえのない時間が、あらためてセガールに暴力の尊さを気付かせてくれたのですね。  きっと神の啓示を受けているうちに、自分が神だと錯覚してしまったのでしょう。  あるある、そーゆーこと。間違ってないよ、セガール。あんたは神です。世界を救えると思います。   
[DVD(字幕)] 7点(2014-05-03 07:11:31)
34.  クリフハンガー 《ネタバレ》 
 多角的なアングルから撮った山の絶景とクライマーアクションが雄大かつ壮大。高所恐怖症な人は決して見ないほうが良いであろう数々のシーンに、冒頭から惹きこまれます。 助かるとばかり思っていた女性が助からなかったのはちょっとショッキングで意外ではありましたが、なるほど、それがウォーカーという人物設定につながり、彼を取り巻く人間関係のドラマを生み出していくわけですね。ただちょっとだけ残念だったのは、この人間ドラマが映画の中でそれほど広がってはいかなかったことでしょうか。現金強奪組のみなさんが出てきてからは、クライマーアクションすらやや影を潜め、普通のドンパチサスペンスアクションへと移行してしまうんですよね。だから、ウォーカーのトラウマも、ハルとの確執も、途中からはとってつけたような“ついで”にしか見えなくなってしまった気がします。  現金強奪組のみなさんとのバトルは、それはそれで面白いです。悪役のみなさんもただの脇役、やられ役では終わらず、それぞれの個性を充分に発揮してくれる奮闘ぶり。クライムムービーとしての完成度は高い。ただクライムムービーとして面白くなればなるほど、せっかくの設定の特異性ってのが薄れてしまう皮肉な結果になってしまったのかもしれませんね。  まあそれでもアクションとして、サスペンスとして面白いことに変わりはありません。ブルーレイディスクになっていることも嬉しかったです。(映像がきれい!)あきらかにここだけ撮影セットじゃん、と興ざめになっちゃうシーンもあったんですが、細かいことにこだわらなければ、高所恐怖症の方を除いて誰にも楽しめるサスペンスアクション。こーゆー映画もきっと大事だし、こーゆー映画が僕は大好きです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-06 12:30:49)
35.  クルーレス 《ネタバレ》 
 普通に面白い作品です。テンポも良いし、明るいし。ただ、主演の女の子は、アホがアホを重ね着しているようなキャラクターなので、好き嫌いは分かれそうです。イライラする人はイライラするでしょーねー。自分は寛容な人間であるかどうかの性格判断にはもってこいです。特に序盤はアホが前面に押し出されているので、これをほほえましく見ることができる人はマザー・テレサに匹敵する寛容な心の持ち主と言えるかもしれません。  思わず悪く言ってしまいましたが、主人公のシェールは実は結構善良な女の子です。しかも性格はアホだけど、頭はそんなに悪くない。特に後半になるほど彼女の善良さや、純粋さがクローズアップされていくので、見ていて心地よいものがあります。前半を乗り越えれば、きっと後半は少しだけハッピーな気分で終われるんじゃないでしょうか。あくまで少しだけですよ。念のため。
[DVD(字幕)] 6点(2014-03-23 01:19:35)
36.  クリムゾン・タイド 《ネタバレ》 
 潜水艦というだけで敬遠していたのですが、予想以上に面白かったです。これは潜水艦以外の設定であってもドラマとして成り立ちそうですが、やはり潜水艦という密室と、外部との連絡が断たれた状況での究極の選択が、緊迫感をより際立たせているように感じます。  火災の際の訓練については、ラムジー大佐に一票を投じます。それに反論・疑問を呈するハンター副官は、とても甘い。まさに実戦経験の浅いインテリらしい人物で、指揮官としては頼りなさを感じちゃいます。  しかし、外部との連絡が断たれてからは、今度はラムジー大佐の主観的で独断的な判断が目につきます。すると不思議なもんで、ハンター副官の冷静で大局を見る判断能力を支持しちゃうんです。  状況が変われば、その状況に適する人物もまた変わってくるということでしょうか。平時であれば優秀な人物が非常時に無能さを露呈することもあるし、またその逆もあるのでしょう。  この作品の面白いところは、ラムジー大佐をはっきりとした黒ではなく、白に近いグレーにしているところでしょう。ですが彼はその立場上、迷いを見せず、毅然とした態度で常に決断をしなければなりません。でも心の中では逡巡や葛藤があったかもしれないです。本国からの正式な連絡を待ったほうが良いという思いが。その思いを具現化したものがハンター副官であるとすれば、部下達はラムジー大佐の逡巡そのもの。だから艦長の任を解かれたときに素直に監禁に応じたのも、自分自身をクールダウンさせるきっかけにしたかったのかもしれないです。実際部下達が熱くなって大佐の部屋に行ったとき、優雅にクラシックを聞いているんです。おそらくラムジー大佐にとってハンター副官は優秀なブレーキとしての役割を果たしたのではないでしょうか。  映画を観ている最中には、ラムジー大佐が完全に間違っていると思ったときもありましたが、見終わってみると、ハンター副官の能力の高さや将来性を高く評価しているラムジー大佐は、素晴らしい上官であり指揮官だと思いました。 
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-27 02:18:57)(良:2票)
37.  クロウ/飛翔伝説 《ネタバレ》 
 いかにもゴシック調の雰囲気のダーク・ヒーローものなんですが、勧善懲悪でわかりやすく作られているのが良いですね。もちろん、他のダーク・ヒーローものと同じく復讐劇ですので、爽快感マックスのストーリーではありません。それでも、僕は不死身のヒーローが悪いやつをびびらせ、驚かせ、ばったばったとなぎ倒していく姿にしびれてしまいます。昔から「不死身のヒーロー」大好きなんですよ。  また、警官や少女の目を通して、私たちもエリックの善良さに触れられるのが良いですね。これは感情移入しやすいし、なにより復讐を肯定する最大の要因となっている気がします。残酷な復讐シーンが、観る人のフラストレーションを解放し、警官や少女とのふれあいのシーンが罪悪感を緩和する。エリックは善良な人で被害者で、何をやっても許される、そう思えます。いや、思わされます。そしてラストに、エリックが恋人と再び出会えたことで、観る人に感動さえ与えてしまうんです。そんな良い映画なんです。きっと。   
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-03 05:42:37)(良:1票)
38.  グッドフェローズ 《ネタバレ》 
 衝撃的なシーンが多すぎると、感覚が次第に麻痺してしまい、観終わった後に「盛り上がりに欠けたかな~?」と錯覚してしまうタイプの映画。実話に準じているだけに、「ここで盛り上げる」という意識より、「観客にこれだけは見せたい」というシーンを挿入し続けたという印象が強い。  ヘンリーという若者がギャングの世界に憧れ、使いっぱしりから始まり、(結局は使いっぱしりで終わったような感じもしますが)右肩あがりに組織の中で成長していく様子に、中盤までは高揚感のようなもので満たされます。ですが、初めての殺しを手伝ったシーンから、次第に「殺し」「麻薬」「浮気」の破滅3大要素が物語りの大部分を占めていきます。振り返ってみれば、冒頭にわざわざあのシーンを持ってきたのも、物語のターニングポイントだったからかもしれません。  憧れだった世界は、少しずつ現実世界の厳しさや恐ろしさを見せ始め、純粋だった少年ヘンリーが、その現実に毒されていく様子が痛々しいほどに伝わってくる後半は、正直見ていて楽しいものではありません。ですが、それでも救われたのは、お互いに「グッドフェローズ」と呼び合えるファミリーがいたこと。ヘンリーは終始、このファミリーのことだけは大事にしていました。  ところが、トミーは気に入らないこと、自分の名誉をほんのわずかでも傷つけられるようなことがあれば見境なく仲間を殺します。ジミーはジミーで、密告を恐れ、いつも疑心暗鬼状態ですぐに「殺して口封じ」という結論を出します。  この二人と距離の近かったヘンリー。仲間だけは大事にしたかったヘンリー。最後は、「死にたくない」という理由で、ジミーに、ポーリーまで巻き添えでFBIに売り渡します。グッドフェローズというタイトルは痛烈な皮肉のようなもので、彼らの世界では言葉だけの存在でした。もともとそんなものは初めからなかったのですね。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-04-29 11:32:14)(良:1票)
39.  クロスロード(1986) 《ネタバレ》 
 終盤までは幻の名曲を求めて旅する雰囲気最高のロードムービーだったのに、ラストで突然オカルト&コメディ?調になっちゃって、映画のテイスト変わっとるやん!  まるで一学期までまじめだった生徒が、夏休み明けいきなり金髪にしてきたような違和感ありまくりのラスト。台無しです。
[DVD(字幕)] 3点(2013-02-28 15:40:24)(良:1票)
40.  クリスティーン 《ネタバレ》 
 「車が人を襲って怖いかな?」  という疑問たっぷりで観賞。思っていたより、雰囲気のある良質のホラーでした。  「何を考えているのかわからない。」  というのは、人に恐怖を与えるもので、その雰囲気をかもし出しているクリスティーンはなかなか良いです。  クリスティーンのオーナーは、さえないいじめられっ子。ですが、クリスティーンと出会い、一目置かれる存在になっていきます。王道っちゃあ王道ですが、個人的に大好きなパターンです。  また、この年代にしてはかなり映像がきれいで感動です。いじめっ子たちをまとめて粛清するシーンはかなりの迫力。ひだるまクリスティーンは最高です。  難を言うならば、ラストのバトルはすこ~し物足りなかったかなぁ。  演出や展開にもう一工夫あれば・・・。でも所詮「車」なので、これが限界なのかもしれませんね。それを差し引いても、満足感の得られる映画でした。 
[DVD(字幕)] 7点(2012-11-28 05:02:13)(良:1票)
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