1. 雲の中で散歩
ラブロマンものながら話自体がどうも退屈でムードが盛り上がらない。ぶどう踏みの桶の中でふざけちゃいけないでしょう とか、導火線で油に火がついたように燃え広がるぶどう畑にあらら、、?と突っ込みを入れたくなってしまう。 祖父のA・クインはキャラクターもいいし存在感があって良かった。 5点(2005-02-02 21:51:27) |
2. クール・ランニング
寒さを知らないジャマイカ人が厳寒訓練をするとか、シロウトがオリンピックに出るために悪戦苦闘するのをコメディタッチで軽快に描いて大いに笑える。ラストで彼らにとっての達成感が描かれていて爽やかな後味もいい。 7点(2005-01-30 22:03:40) |
3. クイック&デッド
娘が父の復讐をするというシリアスなマカロニウエスタン風に見えるけど、ギャグマンガみたいに遊んでて笑っちゃうようなところも(頭を打ちぬいたら大穴が開いて向こうの景色が見えちゃうとか)。別段どうってことはない作品だけど、なんといってもジーン・ハックマンの悪役とか豪華メンバーの共演という見所はあるし6点評そのまんまといったところ。 6点(2004-10-09 20:45:26) |
4. グリーン・デスティニー
初恋・・であんなにけなげで可愛かったチャン・ツィーイが激しい立ち回りを演じてうまいのに驚く。ミッシェル・ヨーはさらにすごい。中国人ってホントこういうアクロバティックなアクションがうまい。お話はさほど感動するようなものではなかったけれど俳優のアクションを評価する。アメリカで受けたのはこういうワイヤーアクションが目新しかったのかもしれない。 6点(2004-10-02 16:49:09) |
5. クリムゾン・タイド
核ミサイル発射を巡って艦長と副艦長の2派が対立し主導権争いをする展開は緊張感があるし、主演のハックマンとディンゼルのうまさもあって引き込まれる。こういう潜水艦モノを見る時、潜水艦って海に浮かぶ棺おけのようだといつも思う。いったん乗り込んだらイヤでも逃げ場がないから怖い。 乗組員は全員運命共同体でありその命運を預かる艦長の責任や能力は非常に重大なものとなる。 日本への原爆使用について正しかったと言う艦長は核兵器に対しての使用にためらいがないが、副艦長は使用した場合の後の重大さを思い出来るだけ回避したい、慎重に判断しなければと考える。 判断が最終的にどこにあろうと人間の下すものである以上こういうトップの認識の差は大きい。これは映画だからいいけど現実的に考えるとかなり恐ろしい気がする。ところで密室である艦内で艦長とヴィゴがタバコを吸うのが気になって仕方なかったけどこれってOKなんでしょうか? 7点(2004-09-25 23:57:55)(良:1票) |
6. 暗くなるまで待って
いやぁ、怖いけど面白いです。 後半に向かってますます怖さが盛り上がってくるのは上出来のヒッチ作品のようです。 ましてオードリーは盲目だからどんなに怖いことでしょう。すっかり感情移入しちゃう絶望的な状況に暗闇という設定がうまいです。 それにしてもアラン・アーキンにはすっかりだまされました。P・セラーズ並みの怪演です。 このあたり、これを劇場で1回見ただけでは???かもしれない。(ビデオだから見直せたけど) ラストのびっくりはゾンビのようで一瞬鳥肌ものでした。 ちゃんと伏線も張ってあるんですね。ホント、よくできてます。たまに繰り返し見ても飽きないかもしれません。 最初代わる代わるやってきては見えないオードリーをだましつつ、徐々に脅しつけていくのはサデスティックで気持ちが良くないのですが、彼女の冷静さと賢さが嫌な気分を薄めてくれます。 ファッションはまるで普段着ですが、オードリーは十分魅力的だし良かったですよ~ 8点(2004-06-03 00:00:15)(良:1票) |
7. 孔雀夫人
いくら20年連れそった美人妻でもああ見栄っ張りで浮気で我がままじゃ誰だって愛想を尽かすと思う。それなのに夫は寛容すぎるし未練たらしい。イタリアで結婚しようとまで思う女性ができたのに妻の電話1本でその女性を見捨ててしまう。結局は妻のわがままはちっとも変わってないと愛想尽かして戻るんだけど、この夫も勝手過ぎる。これは一体何を描きたかったのだろうか、、真意が分からなかったし、妻にも夫にも共感できなかったので残念だけどこの点数。 6点(2004-05-18 18:05:31) |
8. グラディエーター
ラッセル・クロウは筋肉モリモリの逞しい人だったんですねぇ、強い戦士にピッタリはまり戦闘シーンなど迫力も満点。これほどのスペクタクル史劇は久しぶりでこのスケールと迫力に感動。リドリー監督渾身の1作だったのに賞が取れなくてホントに残念だった。私なら断然さしあげます。皇帝のホアキンの卑劣さにも本気でイラついた。うまかったのね~ 、マキシマスが妻子の待つ天国へ旅立つモノクロ場面が印象的で泣ける。 9点(2004-05-11 14:14:46) |
9. 偶然の旅行者
【きりひと】さんの解説でこの作品のテーマは分かりますが印象は薄く、もしジーナ・デービスが助演女優賞を取っていなかったら埋れてたような気がする。しかも彼女自体これが特にいいとも思わないし、、 5点(2004-04-22 22:57:34) |
10. グッドナイト・ムーン
みなうまい俳優なのでそれなりに見られます。好みじゃないジュリアもここではとても綺麗でいい感じ。アメリカ映画の子供たちにはしばしば感心するが長女役のジェナ・マローンも良かった。がん告知の国情の違いが分かって興味深い。子供にまで知らされ家族で共に悲しみや残された時間を共有しようとする。ただキャラクターの誰にもさほど感じるところはなかった。 5点(2004-03-26 18:49:55) |
11. グッドフェローズ
《ネタバレ》 現金強奪や殺人、麻薬と犯罪の裏社会の話などというと好みのジャンルではないのに、つい引き込まれて見てしまったという不思議な魅力のある作品。地道に働き生きるというまっとうな暮らしを嫌い、楽に稼げて贅沢に暮らせるマフィアの世界を選んだ主人公の半生を追うことで実録のマフィア社会が垣間見える。いとも簡単に殺したり盗んだりという犯罪と隣り合わせの暮らしの代償は、いつ自分がその立場になるかもしれないという恐怖と不信で安らぎがない。凄惨な死体がいくつも転がり犯罪者達の無法ぶりに怒りながらも、さほど拒否感がないのは終始主人公の淡々としたナレーションと共に話が進むせいかもしれない。自分や周囲の世界を話しながらまるで第三者のような語り口で、ラストの法廷シーンの独白からはは観客に語りかけてくる。ピザがまずいとか普通の暮らしが退屈だとか言いながらも案外淡々としている。見ている間中、こんな暮らしをしている人間達は最後には皆悲惨な結末になるのだろうと思っていたのにそうはならなかったのが意外だった。しかし最後にこれはマフィアたちの生き方がいいとか かっこいいとか肯定しているわけではなく、犯罪世界の人間模様を突き放して描いているのだと分かった。 7点(2004-03-20 20:11:27)(良:1票) |
12. グース
夢があっていい話ですよねー。グースのために大勢の人が一生懸命に協力するって美しいお話。パキンちゃんもグースも可愛いし、最後はハッピーエンドだから後味もいい。 グースの飛んでるのを同じ視線で撮ってるのがすごいし、グースへの愛情が感じられて暖かい気持ちになる。 8点(2004-02-03 21:22:51) |
13. グーニーズ
すでに十分すぎるほどのオトナですが、この冒険ファンタジーは楽しかったです。でも主人公と同年齢くらいの子供が見ればもっと何倍も面白いとワクワク心が躍ることでしょう。映画を見るにも作品によっては適齢期があるんですよね~ 7点(2004-01-08 17:19:09) |
14. 空中ぶらんこ
おおぉ~! バート・ランカスターやトニー・カーティスが空中ブランコしてるって驚き!すごいねぇ、体を張ってこんなことまでやるなんて、、、と驚いた作品。(吹き替えはあるんでしょうか?)えーっと、、三角関係らしい話の内容は薄くって記憶が余りありません・・・・ <追記>へちょちょ星人さん、ご教授ありがとうございます。アクションが吹き替えじゃ見るべきところはないってことになる? 6点(2003-12-25 18:32:43) |
15. グリンチ(2000)
アメリカではとてもヒットしたというクリスマスファンタジー。セットはカラフルだし、グリンチはじめ町の住民たちのキャラも漫画チックで小さなお子様は喜びそうな作品。大人が見るとちょっと物足りないかも、、ジム・キャリーは口と目(これも変装)以外はグリンチマスクで変装しているのに、邪悪な顔から弱々しい顔まで実にいろんな表情を見せるのに感心した。(マスクのできもいいのかも・・)顔は見えないけどジムはアクションとともに本領発揮してます。いつもながらアメリカの動物スターは人間以上の役者ぶりです。 5点(2003-12-24 21:16:19) |
16. クレイマー、クレイマー
「クレイマークレイマー」ってこの題名自体が社会現象みたいでしたね。別れた夫婦のうち男親が子供を育てる苦労話を指して、、主婦の自立とかこういう離別家族のテーマがこの頃のアメリカにフィットしたんだろうけど、それだけじゃなく作品としてもトータルにとてもいい出来で何度でも繰り返し見たくなる。ダスティンが慣れない料理を作ったり幼稚園に送り迎えしたりと奮闘するが、次第に子供に対する愛情が深まっていくのをうまく見せる。 子役も含め出演者がみなうまかったので見ごたえがあります。 9点(2003-11-19 14:25:46) |
17. 偶然の恋人
なんかご都合主義的な話で、どーもそれだけでおもしろくない気がする。一生懸命やってる二人はそこそこ見られるけど・・ 4点(2003-10-23 00:10:12) |
18. グランド・ホテル
《ネタバレ》 たまたまのある日、ベルリンの一流ホテルに集まったいろんな人々の人生模様を描いてみせる。高名な悩めるプリマ、お金に困っている男爵、死を宣告されているしがない労働者。美しい秘書、危なくなっている会社の社長、それにホテルの従業員も。話は男爵を中心に回っているように思えるが、彼は思わぬ最後となる。「グランドホテル、人々が訪れては去っていくところ」その限られた舞台で生と死、喜びや悲しみ、怒りや希望、人間の欲望や高潔さ、と様々なドラマが凝縮されている。印象的なのは死を宣告されて絶望の淵にいたライオネル・バリモアが、秘書のJ・クロフォードと希望を持って旅立つ姿と、男爵の困窮してもぎりぎり踏みとどまり人間の気高さを失わない生き方。多くの登場人物をきっちり描いて、彼らのそれぞれに考えさせられるドラマがあるのが素晴らしい。ここでもガルボは美しく魅力的。 8点(2003-10-21 14:30:11)(良:2票) |
19. 9時から5時まで
面白いよ~ 特に普段会社でイラついてるOLが見るとスカッとするよ~多分・・音楽も軽快で良かったね。 7点(2003-10-18 18:54:01) |
20. 靴をなくした天使
ヒーローを横取りされたサエナイ男と、ひょんな事からたちまちヒーローにされてしまったいい男。それもマスコミが仕立て上げていく、という裏話があって面白い。見ているこちらは誤解がじれったいのだが、D・ホフマンとA・ガルシアがそれぞれ善人だし、話もほのぼのしていて好感が持てる。 7点(2003-08-17 22:08:22) |