1. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
アルパチーノ登場の第1シーンを見て即、こりゃ良作だと直感。自分がチャーリー系ということもありこっちは即チャーリーに感情移入してしまって、フランクに圧倒されぱなしだった。女性を口説くのが上手いそれだけの話術を持っていると振っておいての、ラストのシーンの説得力。その迫力、こっちまで息を飲んで見入る。素晴らしかった。話の内容も。まさしくこれぞカタルシス。校長の憎まれ口も演技演出もそれを盛り上げた。ジョージ見て、フィリップシーモアホフマン似、みたいだなあと思ったら当人。若すぎる。びっくり。この作品に関しては絶対字幕、とにかく、この作品はアルパチーノの演技が全て。アカデミー賞当然。おめでとう、ありがとう、アルパチーノ。フーアー!。 [DVD(字幕)] 10点(2017-07-27 20:27:55) |
2. セッション
《ネタバレ》 うーん、凄いね。この作品。見てて自分の大好きな野球、特に高校野球にあてはめて考えていた。実際よく聞く指導者タイプでもあるんだよね。これが正しいのか、そこには踏みつけられた何千の才能もあったわけで。吹っ切れて壁を越えたニーマンを見て、ありかとも思ったし、否定してしまう自分もいた。問いかけが凄い。J・Kシモンズの鬼気迫る表現はとても素晴らしく、これは賞もの!と思ったら、やっぱりの助演男優賞だった。当たり前か。 [ブルーレイ(字幕)] 9点(2016-03-05 17:55:42) |
3. 世界にひとつのプレイブック
《ネタバレ》 賞が多くて選んだけど最初見始めた時は眠くなったけど、どんどん引き込まれた。エネルギッシュなんだよね。ぐいぐい押してくるっていうか。イタい人たちの集まりなんだけど、ぼくもイタい方なんで感情移入した。こんなハッピーな結末は十分予測できたんだけどジェニファーローレンスの演技が良くって心暖かくなった。どことなくリトルミスサンシャインのテイスト思い出した。元気になりたい時にみるといい作品。 [DVD(字幕)] 7点(2015-11-27 19:08:40) |
4. セブン
《ネタバレ》 10年以上ぶりに鑑賞。サイコサスペンスの最高峰だったいう印象を残していて、今回その印象は確かだったということを改めて確認。あの衝撃の結末をふまえての鑑賞だったけど、そのうえで見ると細かいセリフや設定の伏線が見事で感服するしかない。モーガンフリーマンブラピケビンの演技の素晴らしさも文句なし。緊張感はずっと維持されているのに、ラスト10分そしてオーラスに向かってまだいっそう緊張感が増すのは驚異。最後の場面は自分がブラピに移入してしまって呼吸が猛烈と荒くなってしまったくらい。もしまだ未見の人がいるなら羨ましいくらい。映画館で初見だったらなあ。悲鳴、涙がでたんじゃないか。文句無しの10点です。映画史ベスト10というのがあったら確実に候補に残る1本です。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2015-10-11 13:50:15)(良:1票) |
5. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 この映画を映画館3Dで見ることができずに家でBDでヒラで鑑賞。これ自体でもう負け組。それでもこの映画は堪能できる。もうとにかく映像に尽きる。無重力の表現があまりにリアルで感嘆。完全にこちらまで宇宙状態。ストーリーはこの際関係なし。それでも常にこっちも力が入って歯を食いしばってしまった。ライアンストーン女史が地球に戻り大地に降り立った時、観客までが強烈な重力を感じる。素晴らしい。なのに邦題が原題グラビティにゼロをつけてしまっている。この映画って、なんで宇宙空間なのにグラビティの原題?という疑問から始まって、そしてラストで地球っていいなあ、大地を踏みしめることが出来る幸せ、そしてGRAVITYのラストの文字でカタルシス、かっこよく決まった!なのに、商売のためだけのキャッチーな邦題つけて映画自体をないがしろにしてしまった。ともあれ映画館で観たかったなあ。 [ブルーレイ(吹替)] 9点(2014-10-17 17:40:08) |
6. 世界侵略:ロサンゼルス決戦
《ネタバレ》 安っぽさ香る邦題、B級SFなんだろうなあとの先入観あったけど、映像や演出は本格派だった。プライベートライアン風で。エイリアンを使っているものの、内容は戦地脱出もので、まんま戦争モノだった。エイリアンも多少強くされているものの動きや武器は人間に近くて、逆に無理やりSFにもっていった感もする。さすがに今時だと、相手を中国やロシアにするわけにもいかないから、当然の設定ではあるんだろうけど。ストーリーは生き残る人死ぬ人結末が判り易い予定調和的であったけど、娯楽としてはよくできた作品だと思います。 [地上波(吹替)] 7点(2013-11-18 17:21:41) |
7. センター・オブ・ジ・アース(ブレンダン・フレイザー主演)
明らかに子供向けで、しかも対象年齢は低いけど、それでも夢や冒険心にあふれた作品ではある。こころどころ勉強になる豆ネタがあるのも微笑ましい。ツッコミどころももちろん満載だけど指摘は野暮。子供向けなのに、胸の谷間はサービス。おっさんはそこに癒される。 [地上波(吹替)] 6点(2012-08-21 16:32:36) |
8. セルラー
B級のテイストなのにとても良く仕上がってる。ドキドキなんかしたりした。ウィリアムHメイシーが最後張り切ってくれたのでナイス。しょぼくれてばかりじゃないんだ。警官の内部の組織犯行は交渉人と似た感じがしないでもなかったけど、スピード感あふれる展開に好印象。携帯をキーワードにストーリーを展開させたアイデアの勝利。日本映画からこんなアイデア出て欲しかったな個人的には。 [地上波(吹替)] 7点(2008-10-04 11:06:11)(良:1票) |