1. トラフィック(2000)
《ネタバレ》 麻薬という根っこで支えられた、アメリカという世界一の大木。その根の広がりの複雑さ、地中にめり込んだ深さにはただ絶望を感じるしかない。しかし、それでもラストの照明からは温もりを感じる事が出来る。分かっている、それが何の解決にもなっていない幻の光だという事を。だがしかし、希望の無い未来に光が無いという事もひとつの真実だから。 9点(2004-02-12 15:25:09)(良:1票) |
2. ドーン・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 海を照らす太陽が余りにも眩しい。その瞬間、そこには確かに希望が存在していた。ゾンビになるのも死ぬのも嫌だが、それが避けられなくなったとしたら、自分も愛する人の為に死んでいきたい。そして世界の終焉で、愛を叫ぶ・・・。/こうやって見るとバスに群がるゾンビたちも、ぺ・ヨンジュン来日に群がるオバさんたちも、大して変わらないもんだな。(両A面レビュー) 8点(2004-05-21 20:20:29)(笑:1票) (良:1票) |
3. トロイ(2004)
満を持して登場した、男たちの超大型スペクタクル英雄叙事詩。 乾いたギリシアの大地、地平線まで覆い尽くす黒い軍勢。大地を揺るがす足音、槍と盾のぶつかり合う金属音、馬の嘶き、男たちの叫び声。二つの津波がぶつかり合う時、そこに生じる史上最大の戦い。兵士と兵士が、剣と剣が、怒りと怒りが、魂と魂が衝突を繰り返す。そして残るのは死体と血と涙と嘆き。その全てが、全てが俺の”男ゴコロ”を揺さぶり狂わすんだ。 原作に登場するワガママな神の要素をほぼ消した事で、神話が史劇に生まれ変わった。圧倒的な映像のパワー、そしてパワー。女たちは華麗に咲き誇り、男たちはその美しい花を守るため、無惨にも愚かにただ散ってゆく。俺たちは格好良く生きるために闘うんじゃない。格好良く死ぬために闘うんだ。トロイア戦争で燃え尽きた英雄たちの魂が、燻ること無く三千年後のスクリーンで再び炎を上げる。その赤い残像が、俺の黒い瞳孔に宿り続けていく。 8点(2004-05-15 21:53:25)(良:2票) |
4. 遠い空の向こうに
人に奨めたい系、の映画 8点(2003-10-13 21:17:03) |
5. トーチソング・トリロジー
いい声ですね。人生が刻まれているというか 8点(2003-10-13 20:50:14)(良:1票) |
6. トゥルー・ロマンス
《ネタバレ》 俺たちに明日はあるっ!! 7点(2004-06-13 22:18:52)(良:1票) |
7. トランスポーター
語弊があるかもしれないが、カップラーメンみたいな映画。いつもこんなのばかり食べていては飽きてしまうが、たまに食べると意外にウマイ。ただ、この作品の場合は時間と共に麺がのびてくる。惜しい。 6点(2004-01-12 20:14:01)(笑:1票) |
8. ドニー・ダーコ
《ネタバレ》 平行した時間軸を飛行機のエンジンが行きかう。パラレルワールドの日常。 6点(2003-10-13 20:38:12) |
9. 閉ざされた森
《ネタバレ》 どんでん返しというよりウソついただけ。ヤラレタッ!って思えない。 3点(2003-10-12 22:04:52) |