1. バベル
モロッコ→メキシコ→アメリカ(人)→日本の順番で変化している舞台背景や人物設定に注目したい。人の有様とはこういうものだというのを見せて、バベルの末裔の我々人間はどこへ行こうとしているのか?を問いかけているのだと思う。言いたい事はわかるのだけど、あまりに高い所から見下ろしているもんだから、なかなか伝わるものもストレートには伝わってこないのが難点か。わかってくれ!だけでなく、わかってもらうための努力も必要かと。 [映画館(字幕)] 7点(2007-05-02 22:10:06) |
2. ハンニバル・ライジング
もしこれに「ハンニバル」って名前がついてなかったら、勘違い日本感を笑い飛ばすだけのただのB級でしかないんじゃないかと。キャラクターありきで観ればそこそこは楽しめましたが、全体的にはやっぱり微妙。 [映画館(字幕)] 5点(2007-04-26 22:08:56) |
3. ハンニバル(2001)
ジュリアン・ムーアそのものを否定するわけでもないけど、ジョディ・フォスターと比べたら知性的な感じがしないのが残念。今作はサスペンスというよりあくまでレクターを全面に出したキャラクター物ドラマな感じなので、レクターに拮抗するくらいの魅力がクラリスに感じられないのは致命的。グロは苦手だけど、例の最後のシーンがグロではなく格調の高さを感じたのはリドスコの技量のなせるわざだろう。 7点(2005-01-17 01:13:29)(良:1票) |
4. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
《ネタバレ》 途中までは「戦争を皮肉った風刺劇」だと思ってました・・・が、ラストのオチに大爆笑!Dr.ストレンジラブは如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか?タイトルの意味が理解できた時の脱力感。世界の破滅?知ったこっちゃない。博士にとって、いや或いは男にとってそこはある意味パラダイスとも言える世界が待っているのだ!ホントにバカバカしいオチだな(笑)勿論、それは人間の根本に根ざした感情だとも言える辺りがキューブリックの深さなんだろうけど。 風刺劇の部分を考えるのも悪くは無いが、ブラックコメディーではない普通のコメディーとしてのオチも秀逸で良い。 9点(2004-12-16 22:48:07) |
5. ハルク
予想よりずっと良い出来で満足でした。バカバカしいくらいのハルクの暴れっぷり!CGもこのレベルなら十分に見れるレベルかなと。ドラマとしてはあきらかに親側の方が描写不足で深みは感じられないのが惜しまれる。消費して終わりな作品ではあるでしょうけど、出来はそんなに悪くないと思う 7点(2003-08-24 00:31:51) |
6. ハリー・ポッターと賢者の石
友達に見せられたんですが・・・なんともコメントのしようがないな。子供向けにしてはちょっと長すぎるんじゃないんでしょうかね?こんなんでもちょっぴり漂うイギリスの嫌味なシニカルさと、ハーマイオニーの可愛さのみはまあ面白い部分かなー? 3点(2003-05-28 22:08:24) |