1. マーズ・アタック!
《ネタバレ》 寄り目でぶっ倒れたジャック・ニコルソンが言ってます。「このくらい激しいバカッぷり映画も楽しいもんだ。」頭ボサボサで死んじゃったグレン・クローズも言ってます。「やってるほうも楽しんでるのよ。」変なレーザー光線銃で地球征服を画策する宇宙人がハワイアン(?)を聞いて滅亡しちまうまで、全部笑っちゃいましょう、皆さん。(注:役者の発言については、一部フィクションありかも) [ビデオ(字幕)] 9点(2007-08-04 23:25:29)(良:2票) |
2. マリー・アントワネット(2006)
《ネタバレ》 ソフィア・コッポラ初体験。これ一本では何とも言えないけれど、彼女はお洒落感覚や彩り豊かな画で人気があるのでしょうか?確かに綺麗だけれど、視覚の次に胸に迫ってくる「何か」があまり感じられなかったです。流れる時間軸は、確かに周りに流されて王妃から罪人となったマリーの生涯と被っている。けど、真ん中に据えた彼女の内面もズルズルズルーと流していた印象でした。衣装と料理とベルサイユロケには力を注ぎ込んだようですけど、この要素じゃ男性は退屈だろうな。私もあくびが出ました。 [DVD(字幕)] 5点(2007-07-29 21:08:38)(良:1票) |
3. マルクス兄弟 オペラは踊る
う~~、期待が大きかったかな。この映画と私の間にある「時間」という河は、深くて大きかったようです。品の良い笑いのあれこれより、波止場の別れやハープの音色のようなロマンチックなシーンに惹かれました。でもそれがまた短いのよ。ちと残念。 [映画館(字幕)] 5点(2006-12-05 00:21:38) |
4. マリー・アントワネットの首飾り
フランス革命の切っ掛けとなる有名な大事件…なんですけれど、エイドリアン・ブロディの顔以外は、もうサラサラ~~っと淡泊に仕上げられていて、あっけない物語になってしまっていました。これだけの題材を、もったいない。J・プライスまで粘っこさの抜けた芝居で、全然物足りなかったです。「フランス歴史入門」の役目と豪華衣装の眩さは評価できるのですが、映画としての面白味はどこかに置いてきてしまっています。残念。 5点(2005-01-09 21:48:00) |
5. マン・オン・ザ・ムーン
《ネタバレ》 参った。大泣きである。一人のコメディアンの生涯をたどった映画。なのに笑いがいっぱいというわけでは無く、むしろ静かなたたずまいを保っている。アンディは何から何まで計算ずくで自らのエンターテイメントを創り上げていく。笑わせるよりは驚かせている印象が強かったけれど…。私生活までも人を食うような態度をとり、全ての出来事からヒントを得ようとする。始めのうちは素のアンディその人がなかなか見えてこない。だから彼がガールフレンドにプロポーズをしたあたりから涙が出てきた。センシティブな彼に触れ、なぜか泣けてきた。ラストに近づくにつれだんだん解ってくる。奇をてらったコントで人の気を惹き、心を捉える。ステージの後大勢の客にクッキーを振る舞う。やり方は変わっているが、彼の「人への愛」の表現。やることは人の気分を害していたかもしれないが、彼は人を愛し人の心のそばにいたくて仕方がないのだ。葬儀で流れるフィルムにその気持ちは溢れ、変わった芸人のひどく素直な愛のかたちに泣けて仕方がない。包容力あるコートニー・ラブと役者ジム・キャリーの好演、常に温かさを感じる監督の演出に、たった一人でスタンディング・オベーションを送った。 10点(2004-08-08 11:03:16)(良:2票) |
6. マイノリティ・リポート
結構面白かったですよ、トム・クルーズ映画。「なんだ、やっぱりトムに都合よく話が流れるのね。」と思うところはたっくさんありましたけど、エンターテイメントとしては成功していると思います。試写会のチケットをいただいて見に行ったのですが、いちいちいちいちトムがカッコつけてたのを翌日職場で真似して見せました。「何かっていうとポーズとるんだよ。こう、グワッてさあ……」とやっていたら上司に睨まれました(あははは)。サマンサ・モートンはイノセントな雰囲気をよく出していたと思います。あれだけ未来の世界を見せておいて、ラスト穏やかな自然を写して終わるというやり方に感心しました。 8点(2004-07-01 18:38:36)(笑:1票) |
7. 真夏の夜の夢(1999)
何百年も前に書かれたシャイクスピアのコメディ、どんな内容のお話なんざんしょ、と見るのならOK。だいたいの内容がわかっていれば(ガラスの仮面にも出てきましたね)見なくていいかな。見る前に何故だかものすごく期待をしていたんだけど、かなり退屈した覚えがあります。パックはやはりはつらつとした印象を持っているので、可愛い感じでお願いしたかった。 3点(2004-02-23 10:16:03) |
8. マルコヴィッチの穴
笑える映画が見たいなあ、とレンタル点で物色中、「あアン、これねえ、超面白いよン、超笑うヨン」と見知らぬカップルの女の子が彼氏の腰に手を回しながら言っていたので借りてみた。しかし私はOUT。キューザックが高速道路でポインと放り出されるまでは何とか我慢して見たけど、その後は見たような見ないような・・・・。何が原因かはよくわからない。もう、感覚で「ダメだ」と感じてしまった。発想や感覚が新しいのは確かです。でも私は乗れなかった。ダメかなあ、私・・・。 4点(2004-01-03 21:05:54) |