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すかあふえいすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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181.  ターミナル・ベロシティ 《ネタバレ》 
子供の頃は、敵に捕まったナターシャ・キンスキーが嫌々口付け(死の接吻)され、空の上から落とされる寸前というシーンに超ドキドキした覚えがある。 エッチな事をされたというドキドキ&彼女が落されそうなピンチ。二重の興奮を味わっていたのだろう。  とにかくナターシャの魅力に尽きる1本。ヴィム・ヴェンダースの傑作群とはまた違った魅力。 敵に捕まる瞬間も乳首が(ry  一時期シュワちゃん主演の「レッド・ブル」のラストと混同していたのは良い思い出。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-15 21:24:41)
182.  ボルケーノ 《ネタバレ》 
サンフランシスコの真ん中からマグマを噴き出そうって発想が好き。  サイエンス・フィクションの「もしも」なアイデアに溢れていて、ストーリーもシリアスだし説得力があるから見入っちゃうね。 色々ムチャクチャだけど。  とにかくトミーリー・ジョーンズを始めとするオッサンがみんなカッコイイ。 男の中の「漢」ばっかりだ。  警官、 不良少年、 ビル爆破の男たち等々・・・迫り来るマグマの描写も凄いけど、登場人物の男気が一番の見所だね。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-15 21:10:33)
183.  A.I. 《ネタバレ》 
キューブリックが本当に描きたかったもの・・・それは人間と機械が水と油で終わるという話だったのか、それとも立場を超えた絆を描きたかったのか・・・。  それをスピルバーグが受け継ぎ、見事に「ブッ壊してくれた」。  いや壊してくれてよかったよ。 海の中で独りぼっちは悲しすぎる・・・くどいよ。最高にくどいし説教くさい最後だったよ。  でもあんな終わり方は卑怯すぎんだろうがよおおおおおおっ!!!  クソがー涙が止まんねえんだよバカヤロウー!!
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-14 21:15:00)
184.  メトロポリス(1984) 《ネタバレ》 
熱狂的なファンだったジョルジオ・モロダー。 コイツが見事にやらかしてくれた。 オープニングの強烈なシンセサイザー、補完部分の斬新なカットは素晴らしかった。  ただ本編の曲とシーンが噛み合っていない部分が多い。 「悪い」のではなくて「合わない」のだ。 「古典」に「現代調のロック」を付け足したような感じ。 労働者が交代していく場面なんか、まるで労働者が心の中でブルースでも歌っているようなシーンになってしまっている。 歌えばいいというものじゃない。 他のシーンも似たようなもんだ。  着色にしても中途半端というか、色のチョイスがおかしい。 競技場でフレーダー?たちが走る場面のカラー化は実に良かった。 ただ、マリアが踊るシーンなんか薄紫+ピンクな感じのライトで「何処のストリップ劇場だよ」とツッコまざる負えない。 おいこらモロダー。  つうかラストが尻切れトンボ・・・当時この部分はまだ発見されていなかったのだろうか?  まあモロダー版よりも酷いカットの仕方をされたバージョンも多いのだが、本作を再び注目させたという点では大いに評価しなければならない。  でもどうせ着色するなら全部塗れよ・・・フルカラーのメトロポリスも見たくなってしまう欲求不満の出来だった。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-14 20:42:03)
185.  拳銃無宿(1947) 《ネタバレ》 
フレッド・ジンネマン「真昼の決闘」の原型になった作品。ジンネマンはジョン・ウェイン×ジョン・フォードの「駅馬車」も好きだったし、本作もかなり手本にしたらしい。  黒い装束は後の「赤い河」や「捜索者」を思い出すけど、後作品のような憎しみや独善的なものは感じない。 一介の流れ者として、淡い恋にも興じる優しき伊達男だ。癒し系ウェインと言ってもいいかも知れない(なんじゃそりゃ)。  いきなり発砲から逃走に及ぶまでのシークエンスは中々凝ってる。 ドラマがメインで一目ぼれした娘やその家族、彼を追う保安官など交流を軸に描く。  追っ手を交わすための“ハッタリ”や酒場での乱闘、「赤い河」に繋がる中盤の牛追い、終盤のクライマックス等見所も結構多い。 主人公に極力人を殺させないって展開が良い。真のヒロインは保安官のオッチャンだったりする。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-14 20:20:01)
186.  告発 《ネタバレ》 
俺個人は同じ刑務所&法廷劇なら「父の祈りを」の方が惹かれるが、この作品も一度は見ておきたい作品だ。 膨大なセリフと悲惨な場面で観客を殴りつけるこの映画は、「ザ・デッド/「ダブリン市民」より」の撮影を手掛けたフレッド・マーフィのキャメラによって観客に一切の退屈を与えず、画面に釘付けにする。釘付けにするが、落ち着きのない感じがイラつかせる。それだけマーフィもカメラを通して怒りに震えているのだろうか。 漆黒の画面から響く悲鳴、ニュースフィルムは看守を英雄として祭り上げ、人を襲った害獣のようにさらされる。 5分が10分以上に感じられるこの重苦しさ、刑務所の閉鎖的圧迫感が囚人を、看守たちをどんどん狂わせる。まして独房のすぐ外には家族がいる。家族には愛想を振りまき、そのストレスを囚人たちにブチまけざる負えないほど自分たちを追い込む。 髭剃りをミスッただけで鏡を割ってしまうほどキテいる連中ばかり。だが、独房に押し込められた囚人にはそれ以上の孤独と恐怖が圧し掛かる。裸で震えながら祈り、話し相手はクモとネズミとゴキブリくらい。 あれだけ痛められて必死に耐えて耐えまくり、裏切り者への復讐。だが本当に殺してやりたかったのは自分を痛めつけた看守たちだった筈だ。 脱走兵が自分達の家族に手を出したらどうなるのだろう。そんな危険はないとタカをくくる。護送中の看守が不意に子供に襲い掛からない保障など何処にもないというのに。その時点でアルカトラズそのものの傲慢を感じられる。 主人公を助けようとする弁護士もまた、助けたいという善意と大罪を暴いて勝利に酔いしれたいという欲望がせめぎ合っているようにも見える。 最後に主人公が見せる笑顔は、喜びと同時に「もういつ死んでもいいや」という諦めでもある。 あれほど高揚感を得られない勝利の瞬間があるだろうか。陪審員の描写の少なさも気になった。 弁護士と主人公がトランプをやる一時ももっと描いて欲しかった。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-14 20:15:19)
187.  未来世紀ブラジル 《ネタバレ》 
俺は「12モンキーズ」の方が好きだが、この作品は見れば見るほど病み付きになるガムみたいな映画だ。面白いけど(味わい深い)、イマイチ納得がいかない(飲み込めない)。ガムを飲み込む奴は馬鹿だ。 ジョージ・オーウェルの「1984」やフランツ・カフカのパロディのようだが、本人が無自覚か確信犯かはこの際どうでもいい。 特に「モンティ・パイソン」の頃から異彩を放っていたテリー・ギリアムだ。パンチが効きすぎて毒気がハンパないぜ。  政府にマークされたタトルを“偶然”呼んでしまった、夢の中で出会った美女と瓜二つな女性を“偶然”見つけ追いかけてしまった。“追いかけた”時点でサムにとっての“必然”へと変わる。 彼女に無理矢理せまろうとする狂気。 頼んでもいないのに勝手に介入して妄想を膨らませ、自己の正義を押し通そうとするエゴイズムは「タクシー・ドライバー」に通じるものを感じた。 あの話のトラヴィスのように、サムは首を突っ込まずに済んだ話に首を突っ込みまくる。 「タクシー・ドライバー」と違うのは、殺人者が“英雄”とならずに頭の中の“お姫様”を救えずに終わるところだ。 この映画は二つのエンディングが存在するが、それはこの作品を見た人ならすぐに解る事だろう…というワケらしいが、よく解らん。 ただハッキリしているのは、圧倒的な映画世界である。“夢”の中の映像の美しいこと。 「2001年宇宙の旅」も「時計じかけのオレンジ」もその美術で“黙らせ”ようとする感じが気にいらねえ。 中毒性が凄まじいから余計にハラが立つよ。ギリアム、アンタは天才だ。 それと、往年の名作に対するオマージュが面白い。 「戦艦ポチョムキン」のオマージュには吹いた。例のばあさんの場面まで忠実だし。 主人公が夢の中で出会う女性と現実世界でも巡り会う話はノーマン・Z・マクロードの「虹を掴む男」を思いだす。 トム・ストッパードは優しい。世の中、友人とはいえ警告すらせずに殺しにくる奴もいるからな。むしろちょっと優しすぎるくらいだ。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-13 19:29:08)
188.  ゴースト/ニューヨークの幻 《ネタバレ》 
んん?この良作までこのサイトのオールドタイプ共は点を低くするのかね?だからこのサイトはダメなんだよ。若い人がどんどん離れていくワケだ。  ニューヨークで起こった男女の数奇な運命を描くロマンス・ファンタジー映画。 愛する男を襲った突然の「悲劇」。 その悲劇が信じられない「奇跡」を生む・・・! ストーリーは恋愛、ファンタジー、ホラーが充実しているが、面白いのは主人公が思いもよらない立場となって真相を知っていくという所。 冒頭のアホみたいなイチャイチャ振りからは想像が付かないほど話がガラリと変わるのだ。点が低い人はその時点で全面撤退しちゃった人もいるだろうね。 あらすじだけ追えば陳腐に見えるストーリーも、本編は奇想天外でありながら実に丁寧な作りをしている。 主人公が何も出来ないもどかしさと戦い、それを努力を重ねて自分の「利点」に成長させる。 主人公の予想以上の「反撃」は胸がスッーとなる事だろう。 これぞ映画だ。 影のヒロインとも言えるウーピー・ゴールドバーグも凄い良かった。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-13 19:17:53)
189.  サーカスの世界 《ネタバレ》 
監督はベテランで実力確かなヘンリー・ハサウェイ、 シナリオにベン・ヘクト、 原作ニコラス・レイ!?  というワケで超絶期待しすぎた感もあるが、それでも中々の見応え。  豪華客船の転覆、テント炎上のパニックも凄いが、一番驚いたのはロープ登りの緊迫感。  ただグルグル回ってるだえなのに、どうしてこう惹きつけられるのだろう。 芸人の演技もロングショットだが、凄い。 やはりサーカスは魅力的だ。  またドラマも良い。 父親として厳しくも優しさを滲ませるウェインも良いし、絶世の美女だったヘイワースを知る者にとって、同じく絶世の美女となっていくカルディナーレを思うと配役は完璧といってもいい。  クラウディア・カルディナーレとリタ・ヘイワースの新旧二大美女の競演。  デビュー仕立てのカルディナーレは毒気の無い可愛らしさ、オールドミスとなったヘイワースもまたスラリとした体系で健在振りを示す。これが彼女の最後の花かと思うと少し切ない。  事情があって深い溝のあった親子が和解していくストーリーも説得味があるし美しい。  ジョン・ウェインの父親振りはいつも以上に優しい。いざという時の頼もしさ!  クライマックスの親子競演の場面は必見。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-13 19:04:59)
190.  インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア 《ネタバレ》 
経験者は語る。 「永遠の命」を持って得たもの、そして失った物を・・・。 少女は「成長」を失い、男は多くの友を失った。 同族同士の殺し合い・・・二人の男は袂をわかった。 やがて来る「対決」のために・・・。   吸血鬼たちが眠る棺桶に次々と放火していき、悲痛な叫びをあげながら飛び出す吸血鬼の群れ!
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-13 18:36:17)
191.  ブラックホーク・ダウン 《ネタバレ》 
これは戦争映画の部類に入ると思うのだが、ドキュメンタリーとしての側面も強いかも。  戦場におけるヘリ(ガンシップ)は仲間にとっては「救済」となり、敵にとっては「悪魔」と言える。  まるでゲーム感覚で人を殺していく。 だがそんな「悪魔」も、一度地上に堕ちれば翼をもがれた鳥。 地上で動く事に慣れない「鳥」はなぶり殺しにされていく。  原住民の虚ろな眼は、恐怖でも嘲りでもある。  ボロボロの道路を延々と行進する軍人たち。 待ち受けるのは勝利か破滅か・・・いずれせよ、戦争によって流される多くの血は誰も止めることが出来ない。 戦争そのものが止まらない限り・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-13 18:26:14)
192.  キートンのスケアクロウ(案山子) 《ネタバレ》 
キートンは短編でも「文化生活一週間」といった傑作群があるが、本作「案山子(The Scarecrow)」もアイデアに満ちたそんな傑作の一つ。  太陽が昇り、虫歯に悩むキートン、それを見つめる太目の相棒。 相棒はキートンの虫歯とドアノブを繋ぎ抜こうとするが・・・この変のやり取りからして面白い。  その後の“朝食”シーンは笑いよりもそのアイデアの豊富さに脱帽。  レコード盤は朝食を焼くガスになり、上からはティーバックや塩やこしょうのオプションが降り注ぎ、ベッドはピアノに、イスは農場への肥料や水を運ぶ注ぎ口となる。  バターといったものも専用の“車”に入れられ移動し、酒瓶もヒモによって宙を飛ぶ。 「海底王」でもこれに近いギミックが後半出て来た。やっぱりキートンのアイデアは面白いし、見ている方も凄い楽しい。  後半はそんな家のアイテムを活かすシーンが少ないのだが、それでも農園の娘をめぐる父親とのやり取り、“狂犬”との追いかけっこが父親やキートンの事を思っていた相棒すら敵に回して大騒動、娘さんのバレエの真似をする可愛らしさ、家の内部での騒動も激しい出入りで3回に別けて脱出口を開いたり、藁の山に揉みくちゃにされてシャツとパンツ一枚になるキートン、怪我が絶えず不憫な相棒、“案山子”になって追っ手を交わすやり取り(その案山子から酒を拝借)、逆立ちで河渡り、“馬乗り”失敗、盗んだバイクで走り出し神父もかっさらってウォータースライダー張りの飛び込みで求婚とジェットコースターみたいな詰め込まれ振り。 車が一瞬いなくなった瞬間をすり抜ける時のスリルも地味に怖い。  家でのやり取りをもっと見せて欲しかったが、それを抜きにしても充分すぎる傑作です。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-12 05:38:01)
193.  トータル・リコール(1990) 《ネタバレ》 
シュワちゃんが何処の誰だろと知ったこっちゃないSFアクション映画。  現代にも通じる記憶改ざんといった衝撃的な内容も、火星のB級チックなセットとシュワちゃんの暴れぶりで「どうでもよくなりそう」だ。  フィリップ・K・ディックが偉大すぎた。  ラストの二人の顔が壮絶すぎて泣いた。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-11 08:06:51)
194.  天使にラブ・ソングを2 《ネタバレ》 
続編でも相変わらずエネルギッシュで元気な歌声。少年少女たちを突き動かす歌のエネルギー。 パワフルな歌はいつまでも聞いていたい。  落ちこぼれた少年少女たち、ただ彼らには貧乏でも負けない、見返してやるんだというハングリーハートがある。その魂と歌は共鳴する・・・そんな映画。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-11 08:03:25)
195.  天使にラブ・ソングを・・・ 《ネタバレ》 
暗く沈んだ世の中を、歌のパワーで明るくしていくミュージカル映画。 エネリギッシュに声を上げて歌うヒロイン、そんな様子を見ている内に、こっちも元気とやる気が湧いてくる。 ストーリーも歌に負けず劣らずリズミカルでテンポが良く、小気味良い心地さがある。 老若男女の複雑な悩みや葛藤、デリケートな問題と向き合い、それを歌にして発散していく。 ヒロインが一番複雑な事情持ちだが、そんな事は意も返さずに今日もヒロインは歌い続けていく。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-11 06:21:24)(良:1票)
196.  デリンジャー(1973) 《ネタバレ》 
「地獄の黙示録」や「ダーティハリー」、「ロイ・ビーン」、「コナン・ザ・グレート」の脚本で知られるジョン・ミリアスが描くギャング映画。 世界恐慌が猛威を振るったアメリカで「ボニー&クライド」と双璧を成した「ジョン・デリンジャー」の生き様を描く。 「ベビーフェイス・ネルソン」や「マシンガン・ケリー」といった名だたるギャングも勢揃いだ。  警察官の死に物狂いの食らいつきに、犯罪者たちは「Gメン(政府の人間)」という呼称を付け警戒した。  物語は世界恐慌の起こったアメリカ。 前代未聞の恐慌がデリンジャーのような犯罪者を産む時代だった。 主人公は何処までも孤独な男だった。 民衆からは支持され、警察からは「社会の敵」として何処までも追いかけられる毎日。 どんなに派手なパフォーマンスをしようと、どんなに逃げようとも、彼の心は本当に満たされていたのだろうか・・・。  中盤の銃撃戦も中々楽しめる。 特に「ボニー&クライド」をガキ呼ばわりできるデリンジャーのキャラクターは良い。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-11 05:50:20)
197.  ネバダ・スミス 《ネタバレ》 
ハロルド・ロビンソンの「大いなる野望」が原作。  「拳銃無宿」や「荒野の七人」で大ブレイクしたスティーブ・マックィーンの名を轟かせた作品の一つ。 主人公の「マックス」は身内の仇を討つためにあての無い旅へと出る復讐劇。 白人の父とインディアンの女性との間に生まれたマックスは、屈託の無い毎日に安堵を感じながらも、退屈な日々に何か「起こらないかと」求めていた。 マックスにとっての復讐は「仇討ち」であり「大きなイベント」でもあった。 冒頭のマックスの手にベットリ付いた「惨劇の後」、銃を、持つことへの渇望が全てを物語る。。 一人一人確実に倒し復讐を遂げていくマックスだが、旅先で出会った者たちとの心の交流が、マックスの心に葛藤を生む。 起点を効かせて危機を脱する場面、 師匠となる「ジョナス」と出会い銃と銃で交わした絆、 牧場での決闘、 刑務所での脱走劇と騙し討ち(アンタよく捕まるなマックィーン)、 保安官と強盗団のやり取り、 ラスト7分の死闘とかなりの密度があり飽きさせない。 最後の最後におけるマックスの「判決」。 直接手を下すよりも残酷な「殺し方」である。 復讐に身を染めて気づいてみれば、自分もお尋ね者となり「これでは両親を殺めたコイツらと何も変わらないじゃないか」と思い知らされるマックス。 刑務所において軽蔑された女性、保安官に「犯罪者」と睨まれた事が、マックスの心をより揺さぶった。 「今からでもやり直せるのかな・・・またジョナスに会いたくなった。」 マックスは再び旅に出るが、今のマックスの心に復讐心は無い。 何故なら彼の心には生きる希望があるのだから。  そうだ、ハリッド行こう(原作の主人公が後にハリウッドに行ったので)。  そんな映画。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-11 04:30:02)
198.  大脱出(2013) 《ネタバレ》 
頭脳派筋肉「ランボー」なスタローン、 プレデターやエイリアン(火星人)とも渡り合った筋肉州知事シュワちゃんのコンビを見に行かないわけにはいかない。  文字通りどんな複雑な困難も筋肉で突破してしまう二人の痛快アクション! シュワちゃんが胡散臭いヒゲを付けているだけでも色々怪しい。  このコンビを拝めるだけでも見て損なし。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-11 04:26:09)
199.  知りすぎていた男 《ネタバレ》 
ヒッチコック自身の1934年の「暗殺者の家」をリメイクした本作。 オープニングのシンバルの轟く音。 そこから既に事件は始まっていたのだ。 冒頭は「カサブランカ」を彷彿とさせる雰囲気だが、謎の男「ルイ・ベルナール」が事を起こしてから様相は一変する。 物語は典型的とも言える誘拐事件を扱った事件で、ヒッチコック映画のドス黒さも少ないが、誘拐に絡んだ陰謀とマッケナ夫妻の行動が二重に展開されるストーリーは中々楽しめる。 また犯人側の視点も少しずつ語られ、犯人と被害者の人間臭いドラマが描かれるサスペンスでもあるのだ。 ホールでの一部始終は緊迫感があるね。解っていてもドキドキするよ。 ホールでも1件が済んだ後も、犯人との駆け引きは続く。 ジョーが唄う「ケ・セラ・セラ」の曲。 我が子を想う母親の母性愛。 それが息子に届くのか・・・? 肝心の黒幕が捕まらなかったり、ラストも唐突に幕を下ろす。 けれども最後まで目が離せないスリリングな映画。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-11 04:24:32)
200.  ゴーストバスターズ(1984) 《ネタバレ》 
街中に潜む「ゴースト」を電気放射銃で捕獲していくSFホラー映画「ゴーストバスターズ」。 ゴテゴテした装備、敵との激しい格闘、無駄にカッコつけるラスボスと厨二病をくすぐる展開が懐かしい。 特にクライマックスでマイコーもどきのラスボスが上空にブワアッと舞うシーンはちょっとワクワクしてしまった。 「あまちゃん」で電車乗りのオッサンが「ゴーストバスタアアアアァァァズ」と絶叫していたのを思い出した。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-11 04:22:59)
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