1981. ドラキュラ(1992)
《ネタバレ》 何でミーナがドラキュラに恋するのか、その過程が全然分かりません。なので、そこから後が全部説得力がありません。過去が関連しているというのならば(それだと面白いのですが)、その点をきちんと明確にすべきです。 4点(2003-10-13 23:44:59) |
1982. アダプテーション
もっと、頭が痛くなるくらいひねってくるのかと思って身構えていたのに、途中からは全く普通の展開ではないですか。あれでは設定の意味がどこにもありません。 4点(2003-10-11 23:26:00) |
1983. マッチスティック・メン
トリックものにしたいのか、笑えるコン・ゲームものにしたいのか、親子家族関係を中心にしたいのか、最後まで中途半端でした。 [映画館(字幕)] 4点(2003-10-11 17:37:06) |
1984. サハラに舞う羽根
雰囲気は良いのに、結局何が言いたい話なのかよく分かりませんでした。最初の主人公が除隊するまではもっと時間をかけるべきですし、逆に収容所以降はやたらだらだらしていて、全体のバランスもまずいです。それと、イギリス軍はそもそもスーダンに何しに行ったの?侵略しに行ったんでしょ?なので、主人公をまったく心理的に応援できませんでした。 4点(2003-10-06 20:34:58) |
1985. ザ・ビーチ(2000)
楽園への憧憬とその崩壊という設定は魅力的なのですが、(1)なぜ主人公がそれを目指すのか理由が不明、(2)楽園の描写が中途半端、(3)崩壊の過程も根拠が薄弱と、すべてにおいて失敗しています。大体、こんな退廃的な役にディカプリオはあってないでしょう。 4点(2003-10-05 21:34:32) |
1986. グリース
途中から、ストーリーが全然存在していません。ところで、ダンサーのクレジットの中に、「ミミ・レダー」という名前を見たような気がするのですが、まさか別人ですよね? 4点(2003-10-03 01:21:33) |
1987. ある貴婦人の肖像
一番まずいのは、台詞の4割くらいがただの「説明台詞」になってしまっていることです。こんな稚拙な脚本では、いくら豪華キャストを揃えても、演技力の発揮のしようがありません。ヒロインがまったく魅力的でないのも問題です。 4点(2003-09-30 00:03:55) |
1988. ブルースチール(1990)
とにかく、登場人物が脇役含めてことごとくここぞというところで間抜けなので、いくらサイコサスペンス調に盛り上げようとしても、肝心なところで怖くありません。捕捉対象の彼は、最後にはターミネーターになってしまうし・・・。なお、ジェイミーの母がルイーズ・フレッチャー、あの鬱陶しい弁護士がリチャード・ジェンキンスというのは、注目ポイントかも。 [DVD(字幕)] 4点(2003-09-15 01:31:12) |
1989. 永遠に美しく・・・
設定からしてもっとアホバカコメディになるはずなんですけど、ゼメキス監督はどこまでも真面目なのです。なので、視覚効果面が暴走する後半になると、何となく笑いも引きつってしまうのです。一方で、主演の3人も、「こういうのにも真面目に取り組むぞっ!」とばかりに、演技が重たいのです。結果、どこまでもどよんとした空気が漂ってしまっています。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2003-07-21 00:55:37) |
1990. ディープ・ブルー(1999)
とりあえず最低限の面白さはありますが、それだけという感じです。サメが高度知能化したというのがウリなのですから、もっと頭脳的な攻撃を期待していたのですが、そこまで表現するのは無理なのでしょうね。あと、サメと人間の直接対峙の場面が少ないので、話が進んでも全然怖くありません。というか、単なる浸水・水没ものに見えてしまいます。音楽がトレヴァー・ラビンなのはちょっと嬉しい。 4点(2003-07-12 02:26:21) |
1991. ロード・トゥ・パーディション
台詞も場面転換もひたすら間延びしていて、はっきりいって退屈でした。しかも、登場人物がみんな似たような演技をしていて、途中から、誰が何をしたいのかがさっぱり分からなくなりました。 [DVD(字幕)] 4点(2003-07-04 00:52:25) |
1992. コレリ大尉のマンドリン
話としては面白いはずなのですが、肝心のコレリ大尉がいかなる人物であるかがほとんど掘り下げられていないので(恋愛との関係でも、ドイツとの対決との関係でも)、全体が完全に薄味になってしまっています。キャラクター的にも、むしろマンドラスの方が存在感が優っていて、コレリの方が食われていますね。地震の場面以降も中途半端で、明らかに蛇足です。 4点(2003-06-19 00:41:04) |
1993. ダブル・ジョパディー
設定に無理がありすぎ。なんだから仕方ないけど、ストーリーに突っ込みどころが多すぎ。大体、少なくとも日本の法解釈では、後で本当に夫を殺したら、それは独立して有罪になるはずなんですが(前のやつは再審で無罪にはなるけど)。なので、そもそもプロットが成立していません。 [DVD(字幕)] 4点(2003-06-01 23:07:01) |
1994. ラストサマー
これはホラーではなくて、普通の裏青春系ミステリーですね。殺害場面が多少露骨というだけで。トリックとしても、まあまあよくできているのではないですか?伏線はきちんと張ってありますから(犯人当てだけではないよ)。で、謎解き場面が簡素だったので少し分かりづらかったのですが、この話では自殺した人はいないということでいいんですよね?もっとも、関係ない人を殺す理由は分かりませんが。続編なんかを作らなければ、もう少し高い点でした。 4点(2003-05-29 23:39:31) |
1995. プレッシャー/壊れた男
《ネタバレ》 ひたすら主人公の鬱々した苛立ちを見せつけるという嫌がらせのような作品。こういうひねくれたセンスは嫌いではありません。途中から心理サスペンスから離れて単なる殺人鬼の話みたいになってしまったのが残念。それにしても、眉を逆八にして苛立つチャーリー・シーンのアップはなかなか強烈。 [地上波(吹替)] 4点(2003-05-05 00:57:40) |
1996. 若草物語(1994)
《ネタバレ》 前半は、もうとにかく倍速回しかと思うくらいいろんなエピソードが右から左に流れていって、まあびっくり。「エイミーの転落事故」にしても、「メグの舞踏会デビュー」にしても、「ジョーの25ドル」にしても、もっと本来はいろいろくっついているのですが。せめてクリスマスの父の帰還部分は、もうちょっとじっくりやってくれないと、その意味合い自体がやたら軽くなってしまわないか?で、後半は突然テンポが弛緩して、ウダウダの恋愛沙汰を中心に進んでいく。よって、最後も本当はいろいろ着地しているはずなのに、ゴール感がありません。結局、役者陣で一番存在感があったのって、途中出場のサマンサ・マシスではない? [CS・衛星(字幕)] 4点(2003-05-04 00:59:40) |
1997. ハンニバル(2001)
前作の最大の見せ場だった息詰まるような心理合戦はまったくなし。ということは、当然のように前作よりはつまらないわけです。あと分からないところが(すでに指摘されていますが)、(1)冒頭の銃撃戦にはどのような意味が?(2)屈強の看守も簡単にねじ伏せるレクターが、なぜあんなにあっさり捕まる?(3)手首を切り落とすくらいだったら、手錠の鎖を切る方がはるかに簡単では? 4点(2003-03-24 01:12:52) |
1998. さよならゲーム
《ネタバレ》 そりの合わない2人がスポーツを通じて共鳴し合っていく、というパターンはそれこそいくらでもあるわけで、その中でこの作品は何がしたいのか分かりませんでした。あえていえばサランドンの役柄で独自性を出そうとしたのかもしれませんが、せっかく人目を浴びないマイナーリーグを素材としていながら、かえってそこを「居心地良く」してしまうという逆の作用を果たしてしまっています(なので、ヌークがメジャーに上がるところにドラマとしての意味がありません)。 [DVD(字幕)] 4点(2003-02-21 20:09:45) |
1999. X-ファイル ザ・ムービー
なぜ敵の連中は次々に自分を犠牲にするのかとか、イギリスの人達はいったい何だったんだとか、何で突然南極なんだとか、突っ込みどころが多すぎて逆に感動してしまうのですが、もしかしてはじめからそういう設定なのでしょうか?真面目に見てはいけなかったのでしょうか? 4点(2003-02-18 20:04:26) |
2000. ペイバック
単純明快なハードボイルド。それ以上でもそれ以下でもありません。しかし、死人の数が多すぎるのはちょっと安易では? 4点(2003-02-15 23:03:37) |