261. バートン・フィンク
《ネタバレ》 妄想なのはわかっていたけど見終わってから、すっきりしない部分が多くて検索しましたが、たんに脚本が書けないプレッシャーによる妄想なだけどトリックがないみたいでした。「マルホランド・ドライブ」の時は、トリックだらけで何度も見てもわかんなかったり、惹かれていったりしましたが、この映画は1度でいいかなと思いました。自業自得の妄想のような気がしました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-07 05:39:17) |
262. ランボー/最後の戦場
《ネタバレ》 ミャンマーの人がどんどん死んでいくのがすごいです。白人を助けるためにってところもはっきりしていて分かりやすいです。そこらのスプラッタムービーよりも飛び散る血のシーンも多かったです。危機一髪のところで助かるシーンが何度もありましたが面白かったので気になりませんでした。ミャンマー軍が女性たちを見せ物にして乱暴を働く最中、親分だけは少年をつれて小屋の中へしけ込むシーンがあったので、あとで何かの複線になるのかなと思っていたら、ただ親分はホモってだけで、必要のないシーンだった気がします。一緒に行った友人は血の多さに途中で気持ち悪くなってしまっていました。パワフルなスタローンですが、どこかにわびさびを感じ良かったです。 [映画館(字幕)] 6点(2008-06-15 20:58:12) |
263. ディパーテッド
《ネタバレ》 娯楽作としてみていたので面白かったです。マット・デイモンはハードボイルドになりきれず役不足。あとラストは強引すぎました。「インファナル・アフェア」の方がストイックさでは上だと思います。この作品でオスカーなのは功労賞的な受賞ですね。スコセッシの映画の中でも面白い方だとは思えませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-21 03:16:40) |
264. ドラッグストア・カウボーイ
《ネタバレ》 映像、音楽、ストーリー運び、マット・ディロンのストイックさ、どれも魅力的です。ドラッグをリアルに描いているのに紗をかけたように感じるのはガス・ヴァン・サントの独得の描き方で良いなあと思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-12 02:58:43) |
265. シャーロットのおくりもの(2006)
《ネタバレ》 昔のアニメよりもBabeと比べてしまいました。Babeの時はベイブが殺されずにすんだときは、かわりにがちょう?が食卓に上ってしまうなどシビアな面がありましたが、こちらはファンタジー仕立てなのでそういうことはありません。そうはいっても動物たちがかわいいので得点は甘くなります。蜘蛛がすごく苦手で最初のうちは入り込めなかったけど、しばらくして慣れてきました。ラストでシャーロットの子供たちのはいった卵を小屋に連れて帰るなら、死にかけのシャロットも一緒に連れて帰ってあげればいいのにと思ってしまったのでマイナス1しました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-25 02:33:03) |
266. プラダを着た悪魔
《ネタバレ》 面白かったです。ただBSで放映中のコロンビアドラマのリメイク「アグリーベティ」が大好きなので、同じファッション業界で場違いな新人という部分で、つい比べてしまいます。出てくる人たちが今ひとつ(ベティに比べると)意地悪じゃないし、ミランダのメリル・ストリープも、もっと悪魔だった方がいいような気がします。ラストも、かつて流行った職業ものの王道で予想通りでした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-01-27 07:59:38) |
267. フール・フォア・ラブ
《ネタバレ》 ほとんどゴーストタウンのような街での愛憎劇。全体の色のトーンとストーリーの不思議さ、ちょっとリンチみたいですが充分に楽しめます。人口が少ないということで近親相姦なのか、なんだかよく分からない部分も魅力かも知れないです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-01-20 06:12:41) |
268. エンドレス・ラブ
《ネタバレ》 ブルック・シールズは当然のようにきれいだけどマーティン・ヒューイットのヌードも美しく映しているところは、さすがにフランコ・ゼフィレッリ監督の趣味か。ロードショーで見ましたが、音楽もさることながら、たった1日会えないだけで気が狂いそうになり火をつけてしまう気持ちに同調して感動しました。生きるの死ぬのの恋愛は、醒めてから見ると、当時の自分が不思議になるものでしょうね。いまの10代の子がべたべたな映画に感動しているのを笑えないなあと改めて思います。 [映画館(字幕)] 6点(2007-10-13 06:30:05) |
269. パーマネント・バケーション
全体に漂う倦怠感も、BGMの不協和音も面白かったです。会話に間が空くのですが、タイミングのズレがいまひとつな気がしました。アキ・カウリスマキみたいな間の空き方は微笑ましくて好きなんですが、ジャームッシュは口の端を上げるような感覚です。説明できないことを説明したかったという台詞好きです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-15 03:11:25) |
270. シュレック3
《ネタバレ》 シュレック2が大好きだったので、かなり期待していたのですが、見事なくらい肩すかしされました。もともとシュレック、フィオナ姫、ドンキーの出てくるシーンより、クッキーマン、3匹の子豚、ピノキオなど脇役が出てきてはじけるシーンが好きだったので、今回は物足りなかったです。長靴猫も見せ所がほとんどなかく残念でした。後半で盛り上がるかなと思わせたあたりでアーサー王に語らせてしまったので、はちゃめちゃがなくがっかりでした。クッキーマンと子豚たちがお茶を飲んでいるシーンが好きです、強引に入れたとしか思えないクッキーマンの生い立ちが、思い切りかわいくて、もう一度見てみたいです。おまけで6点です。 [映画館(字幕)] 6点(2007-07-29 05:00:02)(良:1票) |
271. ミュンヘン
《ネタバレ》 事件の上っ面を丁寧に追いかけた結果、深みの感じられない映画になってしまっています。パレスチナとイスラエルの関係を客観的に忠実に描くのは難しいと改めて思いました。テロの暗殺をたくらむ狩る側の人間が、狩られる側にもなっていくときがスリリングになっていくものと思っていたのですが、主役以外の人物が描き切れていないので、今ひとつ緊張感に欠けます。以前、女好きのサラメに工作員エリカ・チャンバースを接触させて殺害に成功したドキュメンタリーを見ましたが、このドキュメンタリーの方が面白かったです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-07-29 04:53:49) |
272. 夢(1990)
《ネタバレ》 最初、夢十夜を思い出しました。途中から漂流教室の文明批判が浮かびました。最初の2本が大好きです。百鬼夜行抄の世界です。ゴッホの話も好きです。個人的には残りがいまひとつでした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-06-08 03:47:10) |
273. スチュアート・リトル2
前作はネズミのスチュアートが普通に言葉を話し、普通に家族の一員となって暮らしていく不条理さが不思議感たっぷりで魅力的でしたが、今回、言葉を話す鳥が出てきたので、ありきたりのCGアニメになってしまいました。スチュワートが人間のように学校へ行って生活して、まわりの人たちは違和感のないところが面白かったのですが、同じような言葉を話す動物が出てきた時点で面白さが減りました。ちょうどピーナッツの漫画でペパミントパティだけがスヌーピーのことを鼻の大きな子供と思っている、みたいな感覚が好きでした。前作が面白かっただけに残念です。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2007-04-22 00:38:13) |
274. ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
《ネタバレ》 上手に歌ったと言う理由がウィザースプーンのオスカー受賞の大きな要因だそうですが、それだけでオスカー?と言う感想です。「歌えロレッタ~」の時のシシー・スペイセクはロレッタ・リンの性格まで歌に出ていて見事でしたが、ウィザースプーンのジューン・カーターは器用に歌っただけという感じでした。ノミネートが1年ずれていたらウィザースプーンのオスカーは無理だったと思います。カントリーが大好きなので、それなりには楽しめましたが面白い映画ではありませんでした。離婚、不倫、浮気が当たり前のカントリー界でおしどり夫婦として知られたジョニー・キャッシュとジューン・カーターを描いていますが美化しすぎているように思えます。あとジョニー・キャッシュは特に好きでもないのですが、同じカントリーシンガーの娘ロザンヌが好きなので、彼女をどう描いているかなというのも興味を持って見ましたが、ストーリーとはあまり関係なさそうではしょられていました。見終ったあとの気分が、あまり良くない映画です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-03 02:59:14) |
275. ルールズ・オブ・アトラクション
《ネタバレ》 よくある青春ものですが「セントエルモスファイヤー」などに比べると面白かったです。オープニングの枯葉の逆回しがすごくて感心しました。ストーリーはラストからはじまり、戻ったり進んだり斬新でした。音楽が懐かしかったです。ところどころ好きでした。フェイ・ダナウェイ、毒が抜けきってしまってます。残念。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-03-31 05:56:58) |
276. ラストキング・オブ・スコットランド
《ネタバレ》 フォレスト・ウィテッカーのアミンは見応えがありました。ストーリー的には興味本位でウガンダに入り勘違いしていい気になっているジェームズ・マカヴォイのキャラクターにむかつきを憶えてしまいました。決して彼の演技が下手だということでなく、上手だから役にむかついたってことです。関係ありませんがイラクで捕虜になって非難された3人の日本人の事件を思い出しました。 [映画館(字幕)] 6点(2007-03-28 03:21:35)(良:1票) |
277. ファニー・ガール
《ネタバレ》 マシンガンのような早口のしゃべりと、出しゃばりだけどシャイという両極端を併せ持った役柄はバーブラのためになるようなもの。あまりにも自分勝手だけど憎めないし、かわいいなあと思ってしまう。当時、バーブラのことを日本の某映画評論家が「こんな鼻の女優は日本では受け入れられない」と言っていたけど、「追憶」以降は日本でも人気が合った気がする。映画は面白くはあったけど、オマーシャリフの濃すぎる顔が苦手だし、個人的にそっくりの友人がいるので気持ち悪かった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-20 03:28:47) |
278. ランド・オブ・プレンティ
《ネタバレ》 テロ探しに執念を抱く男に狂気が感じられるのに、全体は静かな印象の映画。9.11、ベトナム戦争、それらに隠されてしまっている貧困問題。ヴェンダースならではの反戦映画。彼の描く映像はどこか静かな美しさを漂わせているけど、今回も高い場所から見る普通の景色が魅力的でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-01 19:22:04) |
279. Ray/レイ
《ネタバレ》 ジェイミー・フォックスの演じたレイ・チャールズは物まね的には似ていたけど、伝わってくるイメージが違いすぎると思う。レコード会社の移籍の話など、音楽に対してあれほどのこだわりがあった彼が、後年「いとしのエリー」を歌ってしまったのかと思ったら不思議な気がした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-16 05:09:13) |
280. ハリー・ポッターと炎のゴブレット
《ネタバレ》 前作同様に長い小説をそのまま詰め込んだ感じです。映像は面白いけどストーリーは穴だらけ、大人からみると納得いかず子供からみると説明が足りず、なんとも不満の残る映画だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-16 04:58:40) |