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やましんの巻さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 731
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自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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381.  ペイチェック 消された記憶
まったく何の関連も脈絡もないんだけれど、この映画を見ながらなぜか思い出したのが、『キラー・エリート』という映画だった。サム・ペキンパ-監督の信奉者ですら忘れたがっている(?)あの映画は、ハリウッドがペキンパーの才能ではなく、あくまで「ペキンパー・タッチ」のアクションにしか期待していないことを、ハッキリと告げていたものだとぼくは思う。その時、もはやそこにペキンパーは存在しない。ひとりの〈不器用〉な御用監督がいるだけだ。それとまったく同じ意味で、この映画にも、ジョン・ウーを「ジョン・ウー」たらしめていたものが決定的に欠如している。あるのは、ペキンパーよりかはいくぶん〈器用〉な、しかしいたって平凡なアクションと物語のみだ…。アメリカの業界で生き抜くためには、こう言った「仕事」も仕方ないのかもしれない。が、単なる「自己模倣」でしかない銃撃戦やアクションばかりの、あの「男たちの情念(↓キノスケさん言うところの「男気」)」を喪失したジョン・ウー作品ほど、ぼく(たち)を「不幸」な思いにさせるものはない…。ウー、ウーよぉ~…
5点(2004-03-19 15:29:00)
382.  マトリックス レボリューションズ
マシンシティーに向かうネオとトリニティーが、群がる機械生物を振り切るために雷雲に突入する。そして雲を突き抜けたそこには、青い空と太陽が。「Beautiful!(美しい…!)」と思わずつぶやくトリニティー。…この壮大(にして空虚)なSFトリロジ-(3部作)で、ぼくが唯一ハッとさせられ、「感動」したのがこの一瞬だった。言い換えるなら、このヴァーチャルな「虚構」を拒否して「現実」を志向する人間たちの苦闘を描く物語自体が、徹底的にヴァーチャルなイメージデしかない中にあって、このワンシーンだけが「リアル」を感じさせてくれたという…。とりあえず、このシーンと出会えたことだけで、ぼくは(不遜な言い方ですが)このシリーズを「許そう」と思ったのでした。実際のところは、ぼくもまた『1』のところでSTING大好きさんが書かれていたレビューにまったく賛同するものです。あれ以上に見事な『マトリックス』批判(と同時に映画を擁護する文章)を、ぼくは知らない。僭越ながら、皆さんもご一読をお薦めするしだいです。
5点(2003-12-08 19:16:49)
383.  ホワット・ライズ・ビニース
う~ん、これは…。『6デイズ/7ナイツ』のコメディ演技に続いて、自分の芸域を広めようとしたのか、ハリソン君? 懸命に「こんな役」を熱演すればするほど、見ている方は「そんなに無理せんでも…(涙)」と、別の意味でハラハラされられたじゃんかよっ。それに、これが「ヒッチコックへのオマージュ」だって言うけど、全編にわたってのハッタリとコケオドシはむしろB級ホラー監督ウィリアム・キャッスルに近いテイストじゃないでしょうか? ま、ともあれ、ハリソン・フォードのキャスティングこそが最大のギミックであるこの映画、A級ヅラしてはいるけど、展開も演出も(わざと?)実にチープ。騙されたって感じが消えませんです。はい。
5点(2003-11-21 17:33:57)
384.  奇蹟の輝き
前半、子どもが死に、奥さんが自殺するあたりまでは文句なしに満点! まったく、何というシンプルさと美しい語り口なんだと陶然となってしまう。…だのに、主人公が、地獄に堕ちた妻を助けようと”あの世”へ行って(逝って?)しまうあたりから、ほとんど「霊界観光映画」になってしまうんだよねえ。トホホ。もちろんそこには、西洋キリスト教の文化的背景や思想が込められているのかもしれないが、それにしても天国や地獄の何という子ども騙しなチャチさ! …本作の監督ビンセント・ウォードには、地下のトンネルを抜けると別世界に出る、といった映画(確か『ウイザード』だっけ。題名忘れました…)や、主人公が死ぬことでやっと愛を成就できるという『心の地図』という、それぞれにスピリチュアルな(そして、どちらも素晴らしい!)作品があったんで、題材的には合ってるとは思うんだがなあ。でも、くどいけれど前半部分には、この天才的な映像作家の真価が間違いなく見出せると思います。
5点(2003-11-13 15:15:51)
385.  キス・オブ・ザ・ドラゴン
娘のために街の女として生きるブリジット・フォンダが、安っぽさとその裏にある優しい母親としての二面性を出していて、なかなか。チェッキー・カリョの極悪非道を絵に描いたような悪徳刑事も、楽しい。ジェット・リーのアクションは、言わずもがなでしょう。でも、リュック・ベッソンてば、もういいかげんこの手の、ハリウッドもどきな”ごっこ”映画でお茶をにごすのやめにしなよ。
5点(2003-11-13 14:35:19)
386.  グッドマン・イン・アフリカ
劇場公開の時には何か「感動作」っぽい宣伝していたんだけど、見てビックリ。ブラックジョークたっぷり(だけんど不発気味…)のコメディやおまへんか。 冒頭、アフリカの地と人間にとんと理解のない主人公が、てっきり性病にかかったかと慌てふためくあたりから、見ているこちらはこのボンクラ野郎に脱力しきり。ショーン・コネリーの医者は何だかゴルフばっかやってるし(アフリカのコースを回りたいために出演したんと違うんかい!)、死んだダンナの埋葬をめぐる現地女のエピソードは笑っていいのかシリアスなのか分からんし、ただ途方に暮れるばかりです。けれどまあ、作り手たちは、そういった「わけ分からなさ」こそが、イギリス人にとって(そしてこの映画を見ているぼくたち日本人にとっても)の「アフリカ」なのだといいたそうなフシもあり、それはそれで結構ご高尚な「異文化コミニュケーション」をめぐる映画とも言えそうなんだけど…。すみません、もう一度わざわざビデオ借りて見ようという気がどうしても起こらないんで。
5点(2003-11-11 19:57:57)
387.  ナイト・アンド・ザ・シティ
ボクシングの興行でひと旗あげようっていうダメ男…って、いつの時代のハナシやねん! 現代ニューヨークを舞台にしていながら、ストーリーそのものはあきらかに1950年代風(そもそもこの映画、1950年製作の『街の野獣』のリメイクなのだった…)。デ・ニーロとウィンクラー監督のコンビは、やはり1950年代の”赤狩り”をテーマにした『真実の瞬間』を作っているけど、あの時代に対するこのこだわりは何? NYの夜の街並をとらえた映像は、見事だった記憶があるけど、ビデオじゃつたわるかなあ…
5点(2003-11-05 15:31:38)
388.  大地震(1974)
う~ん、懐かしさが先に立って正当な評価が出来ない映画なんだけど…。公開当時、まだハナたれ小僧だったものの、「センサラウンド方式」というものを体感したく勇んでロードショウ館へ。が、あの時は、「なんだ、近所にある電車の高架下の映画館と変わらねえじゃんか」と、いたく失望。列車が通過するたびに劇場全体が地響きをたてるモノスゴイ映画館がありまして、それとまったく一緒だったんすよね。「地震てさあ、グラグラ・ユサユサくるもんだろ? こんなの、ただ空気をビリビリさせてるだけじゃん」って。肝心の作品も、今思い返しても相当チンプなメロドラマだったもんだからなおさら失望。妻と愛人との間で苦悩するなんて役、チャールトン・ヘストンにゃあ断固似合わない! さすがにロスの街が崩壊するシーンは、頑張っていたとは思うのですが…
5点(2003-11-01 16:58:21)
389.  死の接吻(1991)
冒頭、ビルから突き落とされたショーン・ヤングがワンカットで地上に激突死するシーンに「おおっ!」と思いました。が、それだけ…。どなたかも書かれていたように、すべてに野暮ったい中途半端な出来映え。妙に人物たちの内面なんぞ描かず、サスペンス・スリラーものに徹していれば良かったんだよ。マット・ディロンの熱演、報われず。ちなみに、アイラ・レヴィンの原作は、今読んでも傑作です。
5点(2003-10-17 16:14:40)
390.  ライアー
見ている間は「おおっ」と感心したりもしたんだけど、見終わると何だかこっちがバカを見た感じ…。ご贔屓マイケル・ルーカーの刑事がティム・ロスに嘘発見機を付けて尋問する出だしは期待させたんだがねえ。よく分かりにくいのは、決して我々のアタマが悪いのではありません。作り手にセンスがないからです。なかなかの豪華キャストゆえ、退屈せずにまあ見られはするんだけどさ。
5点(2003-10-14 15:50:20)
391.  イルカの日
皆さんおっしゃる通り、ぼくもこの映画はジョルジュ・ドルリューの音楽に惚れ込んだクチです。中坊の頃、ロードショー公開で期待しつつ見て、映画は正直失望したのだけど、あの音楽だけはサントラを買って毎日のように聴いてました。あれから再見していないんで、採点「5」は少々アンフェアなんだけど、yはりマイク・ニコルズにサスペンス映画は絶対合わんだろうと…。ジョージ・C・スコットの実生活でも奥さんだったトリッシュ・ヴァン・デバーの色香にちょっとクラッ(笑)ときたことも、今はなつかしい想い出です。
5点(2003-10-09 16:22:01)
392.  愛に迷った時
他しかラッセ・ハルストレム監督のアメリカ進出2作目だっけ? やっぱり、ちょっとまだ環境になじんでいないというか…。『やかまし村』シリーズとか、こういう田園風景のなかの群像ドラマは得意なはずなんだが、やはり、子どもたちがメインでないと調子がでないのだろうなあ。豪華配役も今いちパッとせず、でも見捨てきれないのは、この監督ならではのリリシズムがそれでも画面から滲んでいるせいだね。
5点(2003-10-07 14:26:45)
393.  愛がこわれるとき
ううむ、そうですか…評判悪かったんだ。後半の単なる凶悪ストーカーと化した元ダンナとジュリア・ロバーツの”攻防戦”はいかにもな展開ではあったけど、前半はそれなりに異常な潔癖性のダンナ、その異変におびえる妻、彼女の新しい恋人の出現…と、それぞれの人物の絡みが手際良く処理されていたのでは。特にジュリアが、次々と衣装を変えていくとってもプリティ・ウーマンなシーンは、はは~ん、この監督ジュリアに惚れて撮ってんなと思わせるに十分でした。そのへんで、才能がなくはないジョセフ・ルーベンの演出を乱させたのかも。…とは、やはり好意的解釈にすぎますかね。
5点(2003-10-07 10:53:20)
394.  ザ・カー 《ネタバレ》 
きっと、監督も何かのっぴきならない事情があって引き受けたものの、あまりの脚本のくだらなさを前に、「こうなりゃ、裏コメディにしちゃる」とばかりにシリアスを装いつつ、思いっきりバカやってる…といった感じ。でもまあ、その馬鹿馬鹿しさを愛する同好の士はいるもので、ステーブン・キングの『クリスティーン』なんか、きっとこの映画が元ネタなんじゃ? クライマックスの、崖から爆発炎上して落ちる”ザ・カー”が一瞬、悪魔の姿になるあたりの楽しさも、なかなか。確かに凡作だけど、ヘンな愛嬌があります。
5点(2003-10-06 13:23:06)
395.  レニー・ブルース
決して駄作とかいうんじゃないけど、映像、役者ともどもどっぷりとナルシシズムに浸っているその薄気味悪さに、ヘキエキ。この映画を好きになれるには、この自己陶酔に同調できることが必須でしょうなあ。小生はゴメンですが。せめてダスティン・ホフマン以外の役者を起用していたなら、ボブ・フォッシーのこの悪いクセ(!)も少しは緩和されていたかもなあ。フォッシーが主人公に自己を投影しだしたのが、この作品からということで、ぼく的には彼のワーストです、ハイ(『キャバレー』まではあんなに素晴らしかったのになあ…)
5点(2003-09-16 10:51:03)
396.  レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い
う~ん、「トリスタンとイゾルデ」もアメリカが映画にすると、こうなっちまうのか…。絵はがきのように安い映像美の中、何かあると長髪をなびかせて颯爽と現れるブラピの「王子さま」ぶりに失笑。この映画を見て以来、エドワード.ズウィックという監督(本国じゃ、何故か異様に評価が高いんだよね…)の作品に対して、どうしても冷ややかな眼になってしまう。『ラスト・サムライ』も、心配だな~。
5点(2003-09-16 10:41:40)
397.  パルプ・フィクション
90年代を代表するアメリカ映画では確かにあるんでしょうけど、そして、その達者なストーリーテリングのセンスは高く評価したいとは思うけど、何故かタランティーノの映画って、どこか本質的に「フェイク(紛い物)」って感じがつきまとう。それこそが「時代の気分」じゃんと、言ってしまえばそれまでなんだけどね。でもまあ、彼のおかげでトラボルタが復活できたんだし、功績は大きいんだけどさ。
5点(2003-09-04 16:44:10)
398.  サイボーグ
アルバート・ピュンとかいう監督の映画って、設定はオタク的に凝ってたりもするんだけど、出来上がったら大笑いな代物ばかり。そうした中じゃ、これは相当マシな1本じゃあるまいか。ヴァン・ダムの精気みなぎる若々しいアクションと、凛々しさに救われたものと、監督は彼に感謝したまえ。まあ、どなたにもおすすめできるってワケじゃありませんが… コアなヴァン・ダム好き(いるのか?)はもちろん必見であります。
5点(2003-07-23 18:16:37)
399.  マッド・シティ
う~ん、基本的には好きじゃない映画にはコメントしないんだけど、これ、実は決して嫌いじゃないんだよね…。特にトラボルタ演じる少々オツムの弱い善人風「犯人」像が、なかなか興味深くて。それをマスメディアが煽って煽って大事件にエスカレートさせていく悲劇的展開も、十分意味のあるテーマなんだけどねえ。すべては、作品のツボをビミョーにはずした演出のミス。まるで1950年代の映画かと思わせる、何とも古臭い感じがつきまとう。もったいない。
5点(2003-07-23 14:51:30)
400.  アウトブレイク 《ネタバレ》 
うーん、オープニングは「おおっ!」と期待させられたんだがなあ…。一匹の猿が媒介となって伝染病がまん延していくあたりの展開も、その後の町全体が隔離されてのパニック描写も、十分説得力あり。が、ダスティン・ホフマンの主人公がヒーロー然としてくる後半の薄っぺらなご都合主義には、どなたかもおっしゃっていたが、最も安易なハリウッド調を見た思い。だいたい、あんなに早くワクチンなんて出来るものなのか? …にしても、ケビン・スペイシーって助演の頃から目立ってやがんの。
5点(2003-07-16 16:25:35)
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