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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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441.  お熱いのがお好き 《ネタバレ》 
「マリリンモンローってそんなに凄いの?」そんな僕でした。 それが恥ずかしながら本作でマリリンモンローを始めて観ました。 ノックアウトです。 いやぁ、やられちゃいました。 ここまで美しいとは思ってもみませんでした!  それで作品なのですが、素晴らしいです。 「お熱いのがお好き」名前だけは知っていましたが、ここまで面白いとは思いませんでした。 どんどん物語に惹き込まれて行きました。 ジョーとジェリーのコンビもとても良いです。 なんだか微笑ましいです。 女装して女性たちに紛れ込むなんてとても夢のような(無理な)話です。 それを見事に作品で描かれているので、観ていてとても夢のような気分になりました。 まさに天国と言っても良いでしょう。 特に汽車での宴会パーティーとか、天国のようでした。 女性たちのとても楽しそうで賑やかな感じが良かったです。  僕はまだ20代で「昔の映画って良かった」なんて言うと、「オヤジ臭い」とか「懐古中だ」とか「生意気だ」「知ったかぶるなよ」なんてよくみんなから言われますけど、でもこの作品を例に出せば「ああ、なるほど、昔の映画って良いね」と分かってくれるような気がします。  人それぞれだと思いますが、僕が(生意気にも)「昔の映画が良い」というのは、ロマンがあって、人間味があって、喜びがあって、、、そんな感じを受けるからです。  この作品ですが、なんだかとても人間味のある素晴らしい作品です。 観た後、喜びに包まれました。  とても楽しかったです。
[DVD(字幕)] 9点(2008-08-26 01:05:25)(良:1票)
442.  ディープ・インパクト(1998) 《ネタバレ》 
コレってテレビでやるたびに観ちゃうんですよ。 まだ飽きませんねぇ。 僕は自然災害のパニック映画が好きなので、本作はとても楽しめました。 僕の印象では「ボルケーノ」と対をなす作品だと思います(あくまで僕個人の印象です)。 ニュースキャスターの女性が、大統領から「立場」の話をされた時にはとても迫力があった。  ニュースキャスターの母親がとても可哀想で、涙を流しながら化粧をしている場面はとても悲しかったです。 大事にしていたアンティークの家具を手放し、「清々しちゃったわ、家の中なんて空っぽよ」とワザと明るく見せようとする彼女の思いは、どんなものだったのでしょうか? なんだか悲しいです。 この作品では「家族の絆」が印象的でした。 いろんな家族関係があって、バラバラになっちゃったり、モニター越しに赤ちゃんと接したり、そういう色々な家族の関係があって面白かったです。 抽選から洩れた人々が移送バスを眺めている場面も、その時に掲げられた赤ちゃんも強く印象に残っています。  宇宙船メサイア号(?)から眺めた巨大彗星はとても神秘的なものがありました。 メサイア号はある結末を迎えるのですが、 「御一緒できて光栄でした」「最高のミッションだった」 気高く死んでゆく船員の姿はとても美しく見えました。  空から降ってくる巨大彗星はとても迫力がありました。 最後は津波を前に、ニュースキャスターの女性と父親が抱き合っている場面があるのですが、その場面が僕の中ではとても美しいものとして印象に残っています。 最後に記者の発した「父さん、、、」という言葉にも、考えさせられました。  この作品は、自然災害ものの中ではなかなかの良作だと思います。 
[地上波(吹替)] 6点(2008-08-26 00:34:58)
443.  赤死病の仮面(1964) 《ネタバレ》 
全体に漂う悪魔的な雰囲気が好き。 こういう時代背景は惹かれる(ベルセルクみたい)。 曇り空で真っ暗だったり病気が蔓延したりとても重い感じがします。 人々の不安が色濃く表れているようでとても好きだ。 お城の中はまるで快楽の沙汰でした。 小道具などもこだわっていて、とても怪しげな雰囲気が出ていた。 ヒロインが美しいのもこの作品の雰囲気を高めていた。 ビンセントプライスがカッコいいなぁ。 お城の中に、一色に統一された小部屋があって(たとえば真っ黄色の小部屋とか)、それがなんか気違いじみたものを感じた。 奇妙な形の窓から真っ赤な灯りが差し込むのがとても印象的で、この作品は「真っ赤」が印象に残ります。 最後の死の舞踏の毒々しさも良かった、気に入っちゃった。 赤いローブの男の異様さ、低い声で淡々と話す感じがとても素晴らしいと思う。 終わり方も退廃的な感じで良かった。崇高な余韻を残します。 ポオの原作が読んでみたい! 最後のタロットカードの場面は迫力があって凄かった。 DVDジャケットも凄いし、これはジャケ買いですよ! (「シアターオブトラジェディ」というバンドが好きな方はこの映画は必見ですよ! あるアルバムを聴いた人は、この作品を観て頂ければハッとするでしょう)  コーマン映画、初めてにして気に入ってしまいましたよ! カルトということで高得点です。
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-18 01:26:02)
444.  ボルケーノ 《ネタバレ》 
これはなかなか楽しめました! テレビでやる度に観ちゃうんですけど、まだ飽きませんね~。 僕は自然災害や異常気象のパニック映画が大好きなので、それで本作はとても楽しめました。 オープニングでは日常生活が映し出されていて、その平和な日常が徐々に崩壊してゆくというのでとても効果的でした。 その日常で流れるニュースや占いなどがとてもかったるくて乾いていて、ちょっと印象に残りました。 運転手を救出した「スタン」の行動は素晴らしく、とても感動いたしました。 喧嘩していたポリスが「消防車をまわせ!」というのにもちょっと感動しました。 迫ってくるマグマにもとても迫力があったように思います。 消防車のハシゴの場面はもうドキドキしましたよ! こういう作品は、災害の危機が過ぎ去った後の清清しさが魅力の一つかと思います。 CGに頼り過ぎていないのにも好感が持てました。 トミーリー良いッスね!
[ビデオ(吹替)] 6点(2008-07-06 23:12:29)
445.  ドリームキャッチャー 《ネタバレ》 
ダディッツ最高!彼はとても良いキャラクターだった。 スティーブンキングらしさはなかなか出ているものの、何を言いたいのかがサッパリなのもまた事実。 どれも中途半端ですね。 少年たちの場面とか、面白くて、こういう雰囲気はやっぱキングだわ。 シャイニングのジャックニコルソンみたいな笑みも出てきたし。 冬山の神秘的な雰囲気は出ていました。 雪山の中を、沢山の動物が移動する場面なんてとても神秘的な感じがして良かったです。 SFみたいのはちょっといらないかもしれませんね。いる?  シャイニングとか、エイリアンとか、SFとか、スタンドバイミーとか、いろいろゴチャ混ぜにするのは良いと思うんです。 どうせ混ぜるならもっとゴッチャゴチャに意味わかんなくして欲しかった。  しかしこの作品にはズバ抜けたものが無いように思います。 最初の方は惹かれたのになぁ。 感染者の収容所とか、あまり凄惨な感じがしませんし。 狂気も足らないような気もいたします。 それにしてもキングはこの作品が、自分の小説の映画化作品の中では一番気に入っているのだとか?(違ってたらすみません) キングの映画センスはよく分かりませぬ。 B級ホラー映画が好きなのか?、、、 原作はきっと面白いのでしょう。 それにしてもホントに冬山って良いなぁ。  、、、DVDのタイトル場面がなかなかカッコイイ。   
[DVD(字幕)] 5点(2008-07-05 02:00:39)
446.  キャビン・フィーバー(2002) 《ネタバレ》 
たまたまこのレビューを読んでですねぇ、「パンケーキ少年!?よっしゃ、絶対に観たる!」、と。  「キャビンフェーバー」ってタイトルもなんだか良いですね、「トビーフーパー」みたいで、、。  B級ホラーはあまり観ないのですが、これはなかなか。 怖いとかよりも、生理的に不快な感じがしました。 病気が感染する系の映画は好きです(生理的に不快な感じが)。 いや~怖い部分もありましたよ。 小屋で倒れているガールフレンドを足でひっくり返す場面、あの醜い表情で生きているのですから、その心理といったら、とても怖かったです。  適度に意味の分かんない感じも良し。 始めはまだ狂気が足らんなと思ったのです。 しかし、豚が吊るされている屠畜所の場面はちょっと普通じゃなかった! 警官もちょっとブッ飛んでいて良かった。 そして、皆様の仰られた「パンケーキ少年」!少年の「パンケーキ!パンケーキ!」、そしてあの動きには鬼気迫るものを感じました。狂気です!ちょっとヤバいです。  ハシゴが腐っていて落ちちゃうのも、ホラー中級者の僕としてはとても上手かったんじゃないかと、、、  「そこで待ってろ、、、今○○を呼んでくるから」みたいな台詞が沢山あって、それがこの作品ではとても信用できなくて、、、それがなんか気になった。  ちょっと普通じゃない作品かな? 面白くは無いが、(、、、!?)ちょっと魅力を感じる。  もしかしたらもしかすると、オークションで安くでてたらDVD買っちゃうかも、、、 「パンケーキ少年」を買うんです。 
[DVD(字幕)] 5点(2008-07-05 01:47:16)
447.  マーダー・ライド・ショー 《ネタバレ》 
マリリンマンソン、スリップノットと並ぶへヴィーロックの帝王!愛すべきロブゾンビ様の監督作品ではありませんか! マリリンマンソンが現代ゴスロックの帝王ならば、ロブゾンビはB級ホラーロックの帝王ですかね(ねんて勝手に言ったりして、怒られちゃいますね)。 僕の大好きなバンドであります! 初期バンドが「ホワイトゾンビ」だったり、PVで「カリガリ博士」をやったり、本当にホラー大好き全開な彼です。  この作品はロブゾンビがいかにホラー映画を愛しているかが痛いほどに伝わってくる作品です(痛すぎるほどに!)。  ロブゾンビは「ホラーはこんなものだ」と分かりきってやっているのでしょう。 ごく「当たり前」のように。だからそれは観るこちら側にとってもごく「当たり前」な事なのです。 そのために、とても「表面的」な感じもします。 彼は自分の知っている事だけをやっているので、やっている事が意図的過ぎるのです。 空っぽの「ぬけがら」です。 だから緊張感もありません。 全然引き込まれないというのは、作品として致命傷です。 絵的には面白いですが、中身が描けていないような気がいたします。 その奥にある「狂気」が足らないで、「笑い」にもいっていない気もします。 その点では「悪魔のいけにえ2」「死霊のはらわた2」は傑作なのです。 ただ悪趣味は全開で、それを楽しめます。 しかし不思議と、何が出てきても驚かないのです。 「魚」の場面は少しビックリしたけど、でもちょっと普通な感じで、狂気が足らない感じ。 (あの場面はもっと普通じゃないだろ!?もっと異常なんだと思う。それが何故か鬼気迫る感じが伝わってこないのは僕だけかなぁ?) でも捕まった娘と「父親」との対面の場面はなかなかではないでしょうか。  最初は良かったんだけどなぁ、、、ガソリンスタンドのピエロにも狂気を感じたし。  「その人には、その人に合った表現方法があるのだなぁ」と思いました。 ロブゾンビの音楽にはノリノリでとても聴きやすいのに、ほのかに狂気も感じられ、またカラフルでハイテンションでちょっとサイケデリックな麻薬性のある感じの素晴らしい音楽だと思っています。  むしろロブゾンビには遊園地を作ってもらいたかった(子供は禁止だけれど)。  でも彼のホラー愛には尊敬するものがあります。 
[DVD(字幕)] 4点(2008-06-26 04:18:13)(良:1票)
448.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》 《ネタバレ》 
面白かったです。 でもやっぱ「魔宮の伝説」を先に観ちゃったからなぁ。 やっぱ最高傑作といったら、どう考えても「魔宮の伝説」なんだよねぇ。 それを先に観ちゃったもんで、だから思った程でも無かったかも。 でも、上手く言えないけど、なんだかワクワクする感じがちゃんとあってよかったと思います。 毒の塗られた果実みたいなものがあるじゃないですか?チンパンジーが食べちゃうやつ。 あれが毒々しくて、とても強く印象に残っているんです。 この作品に限ってではありませんが、イイ感じの懐かしさが全体に漂っていて、その雰囲気がとても良いです。 冒険モノって良いですよね!やっぱ。  そう思わせてくれる作品です。 
[地上波(吹替)] 6点(2008-06-26 04:10:49)
449.  インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 《ネタバレ》 
インディジョーンズシリーズのアクションならたぶん最高傑作。 アドベンチャーもよく出来てます。 トロッコのアクションは筆舌に尽くしがたいほど素晴らしく、 他のジャンルでトロッコが出てくればこの作品が原点だなと思ってしまいます。 アメリカ映画の良い時期のいいところどりみたいなエンターテイメント要素がワクワクせずにいれません。 トラウマ的なグロシーンが良いです。 子供のころに見て、この世界に魅了されながら、絶対にこの世界にはいきたくないと思いました。 もしかしたらシリーズ中で最もとっつきやすい作品かもしれません。
[DVD(吹替)] 9点(2008-06-26 04:00:06)
450.  ザ・フライ 《ネタバレ》 
これ昔観て、「これは『蝿男の恐怖』に比べて、ただ強烈なスプラッターだったなぁ」と勘違いしていたが、しかしなかなかの傑作でした。 クローネンバーグは僕個人としては人物描写がとても面白い監督のうちのひとつです。 主人公セスのギョロッとした目が凄かったなぁ、彼の目はとても迫力があって印象的です。 セスが一番かっこよかったのは、ハエと融合した直後のパワーが漲っているとき。 鍛え上げられた肉体からオーラが発せられ、野生のパワーを得たかのような、アドレナリンが溢れ出しているかのような彼が、鉄棒でグルングルンやっている場面がとてもカッコ良かったです。 ヒロインもなかなかの美人さん。  しかしグロい。 腕相撲の場面は稀にみる痛イタ映像でした。 そしてドーナッツを食べようとした時に口から出るドロッとしたものは強烈! 自分の身体の一部をちゃんととっておくのにも凄みがある。 ヒロインの夢の中で、彼女から生まれてくる「胎児」のウネウネした姿には、もうトラウマです! ここ要注意よ! 生理的にノックアウトなシーンが満載!  そしてセスの最後の変わり果てた姿には、とても深い悲しみが感じられました。 セスがとても惨めに見えて、「何故にこのような姿にまでなってしまったのか」を考えるととても悲しいのです。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-05-17 02:18:15)
451.  ダンス・ウィズ・ウルブズ 《ネタバレ》 
なんか、素晴らしいですね。 雄大な大自然の美しさに圧倒されました。 広々とした大地の雄大な感じが良いです。 どこまでも広がる大空もなんだか偉大な感じがして、とても美しいです。 「ダンバー」が「狼と踊る男」へと変貌してゆく過程がとても面白かった。 「風になびく髪」がカッコイイなぁ。 名前が面白いよね。 「狼と踊る男」なんて、なんだか絵になりそう。 インディアンの神聖な雰囲気が素晴らしかった。 自然とともに生きているから、あんなにも神秘的なんですかね。 衣装とか、テントとか、みんなで火を囲んでいる感じとか、 とても良かったです。  バッファローの残骸の場面は酷いけれども、とても印象に残る場面だった。 ただ、長え。。。
[DVD(字幕)] 8点(2008-05-17 02:12:24)
452.  レジェンド・オブ・ゾロ 《ネタバレ》 
ゾロかっこいい~!役者もまあまあ。 そして牧師さんに感動。 アクションも普通かな? 馬で列車の上に乗っちゃうのが凄いなぁ。 最後の列車の爆発が気持ちいい~。 
[ビデオ(吹替)] 4点(2008-05-17 01:51:41)
453.  スピード(1994) 《ネタバレ》 
アクションは苦手なんですが、これはノンストップな面白さ!  まず、オープニングから流れる音楽がカッコイイ。  バスにはいろんな人々が乗っていて、ただそれだけで観ていて面白い。 そのいろんな人たちが連係し合うのがとても面白いと思った。 この作品では、全く無関係な人たちがお互いに連係し合う美しさを描いた作品だと思った。  アニーが走ってバスに乗ろうとする、「アニーか、イヒヒ」と、ちょっと嬉しそうなバスの運転手サム。 「あなたはいつか表彰されるわ」とアニー。 こういう微笑ましい風景、やり取りが面白い。 こういうのって日常にありそうな風景なんだけど、なかなか無いじゃん。  また、ヒロインの「アニー」がハンパ無く美しくて魅力大! みんなに「ハイ、おはよう」と気軽に声をかけるアニーは、とても性格が明るくて理想の女性。 ぼくは、このアニーのためにDVDを買ったのです! こんな美しいアニーが大きなバスを運転する、その逞しさ、そのギャップはとても美しい。 そして、爆弾をくくりつけられたアニーの表情は何故かとてもセクシーだった。 ホッパーがヤバい。やっぱ犯人は天才で美学を持ってでブッ飛んでないとね!  高級車を提供してくれる黒人さんもとても良いキャラクターで、 そして可哀想で、「オーシェット!オウ、シェ~ット!!」の連呼で最後まで笑わせてくれた。 アクション映画に出てくるテンションの高い黒人さんは大好き。 「隊長」も良かった。  爆発シーンが綺麗だ、美し過ぎますね。 「乳母車」の場面は素晴らしかった。 電車が町並みに突っ込む迫力も素晴らしい。 憧れるなあ、、、はあ、映画って観終えたらまた日常に戻るんだよね(と、改めて思わされた作品)。  一度観ればもういいかなとも思うが、やっぱ何度観ても手に汗にぎる面白さなんだよね。 最後までノンストップでダレさせない、アクションはそれに尽きる。 ヒロインが美しいうえに、作品としてとても面白いなんて、こんな素晴らしいことはありません!  
[DVD(字幕)] 8点(2008-05-01 23:17:47)
454.  ダイ・ハード 《ネタバレ》 
凄いね! 最後まで興奮しっぱなしだった。 アクションは苦手な僕なのだけれど、でもこれは凄く良かった。 また、ゴチャゴチャしていないから何度観ても楽しめるんだよね。  悪党達はそれぞれのキャラがでていて、プロフェッショナルな感じがして良かった。 悪党のボスのハンスがとても頭が良くて、天才的でカッコ良くて、僕は彼が好きだ。 あの冷静な表情、僕は彼の冷静さに憧れる。 彼は美学を持っていると思う。だから僕は彼が美しく見える。  エリスとハンスの対話はお互いの天才像が対比されていて面白かった。 ハンスが本当にブッ飛んでるのに、エリスは空回りしてブッ飛んでいる感じ。 ハンスが本当の天才なのに対して、エリスはヤク中で天才気取りの自惚れでムカついた。 調子にのって死んでやがんの!ワハハ! でもあのときのちょっと焦ったエリスの表情は好き。 ヘルシンキ症候群って始めて知ったけど、面白い心理だと思う。  ブルースウィルス演じるジョンの本気のアクションが見事!身体全体で演じている。 ジョンが、パソコンごと椅子にくくりつけて落っことした「爆弾」はカッコよかった! あの破壊力!本人もビビってるし。 あれは映画史に残る爆弾だと思った。 でもこの作品は爆発が凄いなあ。とても迫力がある。 甲殻車にミサイルをぶち込む場面もカッコイイ!  運転手の黒人さんも終始良い存在感出してる。 デブの警官も良かった。  ロビンソン警視(だっけ?)とか、マスコミの野郎とか、エリスとか、本当にムカつくわね! この警視にボコッと一発やりたかった! マスコミも「大変でしたね」って、アンタね!。。。 一応、クリスマス映画なのね。気づかなかった~。   
[DVD(字幕)] 8点(2008-05-01 23:16:01)
455.  魔人ドラキュラ 《ネタバレ》 
全体的にとても暗い。 この作品には妙な静けさ、暗さがあって、それがとても不気味でもあり魅力的でもある。  ドラキュラ、ノスフェラトゥという言葉を聞いただけで十字をキり、言葉にすることでさえ慎まなければならなかった。 それだけドラキュラって不吉で恐れられる存在だったんだね。  ドラキュラ伯爵べラルゴシがホントに不気味! ドラキュラ映画の中で、一番不気味なドラキュラ役を演じているかも。 表情がぜんぜん普通じゃない。 異様な眼光を放ち、不気味な笑顔でこちらを見つめる。 ただそれだけで、何もしなくても怖い。とても威圧感がある表情だ。 (ドラキュラ伯爵は一見すると普通の人間のようで、人間と普通に会話しているが、実はそれが一番怖いのかもしれない)  ドラキュラ城で伯爵がゆっくりと階段から降りてくる場面はとても変な深い静けさがあり、 その場面で、時が止まったかのような不思議な空気を感じた。 それがとても静か過ぎて不気味。 ドラキュラ城の高い天井と、背の丈ほどもある暖炉、雰囲気がとても見事だ。 誰もいない城で動物が徘徊したりと、とても幻想的な雰囲気を感じた。 とても暗い影ができていて、深い闇がこの城全体を支配しているように感じた。 窓の外で蝙蝠が飛ぶ場面がとても美しかった。  3人の女性がこれまた不気味で、魂が抜けたような感じ。 無表情な3人が全く同じ動きをするのはとても不気味というかシュールな感じで面白かった。  船室から発見されたレンフィールドの笑顔と笑い声はまさに狂気としか言いようのない凄まじさだ。 館で笑うレンフィールドを見た召使が気絶しちゃう場面も凄かった。  ロンドンは霧が立ち込めてとても重く暗い感じが出ていた。  蝙蝠がとても不気味な存在感で、変な重みを感じた。 ただ飛んでいるだけでとても異様な感じがした。  テンポが悪いかもしれないけど、それを補う雰囲気がこの作品にはあると思う。  ドラキュラ伯爵とミナとの関係を見ているとロマンチックにもみえてくる(のは僕だけかな?)。 もしかしたらドラキュラ映画は「美しい」よりも「暗い」ほうが好きかも。 でも「暗い」の中に「美しい」があって、「美しい」を前面に押し出しちゃいけないのかも? 地下室は暗くて美しいし、最後の階段の場面も美しい。  
[DVD(字幕)] 9点(2008-04-24 02:56:51)
456.  フランケンシュタイン(1931) 《ネタバレ》 
冒頭で教授が作品について解説しているが、その場面が一番怖いかも。 一番ぶっ飛んでいる。 光の当たり方のせいか、かなり教授が変に歪んでみえる。  フランケンシュタイン博士の精神的に病んでいる感じが表情にとてもよく出ていた。 なにかにとり憑かれた様な彼の表情にはとても威圧感がある。 重苦しいお墓の曇り空や枯れ木、髑髏の像がとても不吉な印象を与える。 教授が脳について授業している時と違い、誰もいなくなった教室はとても暗くて不気味だった。変に静まり返っている。 骸骨の標本がね、講義のときはみんなの笑いモノにされていたけど、 暗い講義室ではとても不気味な影をつくっている。 急に音がするけど、あの音もとても怖いと思う。  フランケンシュタインの研究所(見晴台?)も不気味。 階段とか部屋のパースがメチャクチャだった。 パースが歪むとそこに変な奥行きが存在する。  「怪物」がとても扱いにくい危険な存在として描かれていたのがとても怖かった。 怪物は恐怖の象徴だ。怪物の冷たい笑顔は死を連想させる。 あの冷たい無表情(笑顔も冷たい)、大きな手と指がぎこちなく動く感じ、黒い服、角ばった骨格に大きな身体、のっそりのっそりと歩く姿、、、とても不吉な感じ。 ドアをこじ開けようとする怪物の狂暴さがとても怖かった。 先頭シーンからも怪物の怪力、凶暴さが伝わってきて緊張感があった。 また、研究所で怪物の「影」がとても上手く効果的に使われていて、 怪物により巨大感をあたえて、迫ってくる感じがした。  召使の悲鳴、死に方がとても不気味。  少女の「バイバイ」の仕草が好き。それに答える父親の仕草も好き。 少女を湖に落としたとき、怪物はとても慌てた表情をする、その表情が印象的だった。  でも怪物よりも人々の結束が怖かった。あの火の明かりが大量になって迫ってくる迫力、村人が束になったときの迫力はとても凄かった。そういうのが何故か怖かった。  最後の岩山も風車もとても陰鬱なんだよね。 あの風車が燃えるシーンは、いろいろな作品に影響を与えているかもしれない。 燃える火の中での怪物の叫び声がとても凄まじかった。 暗くて不気味な作品です。 
[DVD(字幕)] 9点(2008-04-24 02:53:31)(良:1票)
457.  ドラキュラ(1992) 《ネタバレ》 
うっとりとするくらいに美しい作品。こういう雰囲気好きよ。 室内の装飾品や衣装など、雰囲気作りが結構巧みだと思う。 この美しさは「(古典の)ドラキュラ」よりも、 「ヴァンパイアハンターD」や「悪魔城ドラキュラX」のような「現代的ゴシック」の(過剰なまでの装飾美の)美しさを感じました。 音楽がとても重く荘厳で美しい(サントラ欲しい)。 冒頭の毒々しい「赤い鎧」のデザインは毒々しくてかっこ良かった。 空が「真っ赤」なのが何故か印象に残っている。 この作品の「赤」は印象的だ。 ドラキュラが神を呪い、十字架に剣を突き刺す。十字架からは血がドクドクと流れる。 この場面はとても邪悪で、彼が神に背いて「呪い」を受けたという感じがとても美しく絶望的に描かれていて良い。 彼の深い悲しみや怒りがひしひしと伝わってくるようだ。  お城にいる老いたドラキュラ伯爵はダサいと思ったけど、でも怪しくて良いかも。 ジョナサンが先祖を笑ったときの、ドラキュラ伯爵の怒りようが物凄くてカッコイイ! あと、ジョナサンに群がった「鬼女三人」を、ドラキュラ伯爵が追い払う時の呪文と仕草がカッコ良い! ドラキュラ城のデザインは、鉄筋とかコンクリートみたいな印象を受けて、ちょっとダサいかなとも思ったけど、でも何度も観ると、いろいろな美術品やらがゴチャゴチャとしていて良かった。 若返ったドラキュラ伯爵の風貌が凄く美しい!超紳士だ!  本作ではドラキュラ伯爵の悲しい恋愛もテーマになっている。(それがダメなのかな?) ドラキュラは「愛」を知らなかったと思うけど、最後の場面で「悪」から解放され、偉大な「愛」に包まれたんだと思う。 ミナが伯爵夫人の生まれ変わりで、(無意識に)お互いの「魂」が400年の時を超えて愛し続けたり、とても壮大でロマンチックだと思った。 (報われぬ「悲しい恋」ほどロマンチックなものは無いです)  終盤の場面で天井に描かれた壁画が「二人の悲しい恋は伝説になったんだなあ」と、 時を越えたスピリチュアル的な感動を受けた。 ひたすら美しいなあ。。。(僕って変態?) 終盤のアクションみたいのはダレるけど、、、  暗さに、「ゴッドファーザー」のような「重み」「深み」が出ていれば、もっと荘厳な感じになってもっと良かったのかも。  
[DVD(字幕)] 7点(2008-04-24 02:48:14)
458.  フランケンシュタイン(1994) 《ネタバレ》 
雰囲気がなんとなく素晴らしいです。ダークで重い感じがします。 時代背景も良いです(え!中世ヨーロッパじゃないんですか?)。 壮大な音楽も素晴らしいのでサントラ買いました。 元の「フランケンシュタイン」をここまでストーリーを面白く豪華に再現したのは素晴らしいです。  オリジナルのフランケンシュタインの怪物はあまりに冷たい無表情が死のイメージですが、 このリメイク版フランケンシュタインの怪物には「心」があります。 それが温もりになってしまうので、オリジナルのフランケンシュタインの怪物の持つ「冷たさ」とは異なるものになってしまったと思います。 この冷たさこそ非人間的なんですが、リメイク版の怪物はまだ人間的です。  怪物に「心」があったら怖くない。人間的に共鳴してしまうから。心が通じればもはや怪物ではない。 そこがなんか違うんだと思う。 元のフランケンシュタインの怪物の表情は死そのものだ。 リメイク版は怪物が笑った時に「あ、デニーロだ」って親しみをもって思ってしまう。 ロバート・デニーロの笑みは怪物の冷たい笑みとは異なりすぎる。 でもこのリメイクの怪物はマントをまとい、森を歩く姿などは童話のようでとても神秘的な感じがして良かった。 怪物を「森の精霊」と喩えたり、木笛の暖かい音色など、そういった童話のような幻想的な雰囲気があって好い。おじさんが鍋でシチューを煮込んでいる画もファンタジーだ。 映画「フランケンシュタインの花嫁」からもレディ・フランケンが登場しますが超キモいです。女性にとっては残酷だと思います。  「フランケンシュタイン」っていえば、未だに博士ではなく怪物を連想してしまう。 それだけインパクトのある名前だ。 このフランケンシュタインは娯楽性も高く、映画として面白いです。  ホラーですがファンタジー色が強いダーク・ファンタジーという趣です。 寒々しく悲しすぎる壮大なラストは非常に心に残り続ける名場面です。  
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-24 02:39:03)
459.  スリーピー・ホロウ 《ネタバレ》 
この作品は雰囲気が物凄く良い。 ティムバートン作品の中でも、かなりゴシック色が強い作品であり、とても好きな作品だ。 彼の監督作品の中では一番雰囲気が良いと、個人的に思っている。  ストーリーは後半がダレるが、雰囲気が良いために何度も観てしまう。  全体のくすんだ色合いがとても奇麗だ(冒頭の景色など)。 人の肌がとても白くて、それがとても奇麗。 全てがくたびれて退廃的で、村の人たちが何かに怯えている不安な感じがとても良い。 館の入り口に入ろうとしたとき、男女二人がベタベタしていて、それが影になってよく見えないのがカッコいい。あの場面はなんか異様な雰囲気だった。 「影絵」とか、そういう幻想的でメルヘンチックなオブジェがまた、とても良い雰囲気をだしている。 イカボッドクレーンの見る夢はとても怪しくて不気味であり、 教会の奥にある拷問室はとても怖い(「教会の奥の拷問室」っていうシチュエーションが好き)。 (拷問室は潜在的に怖いと感じるが、しかしどこかエロティックでゾクゾクする) この監督は「かかし」とか好きなんですね。僕も好きです。  生前の、騎士の形相や雄叫びが凄く人間離れしていて、それがとてもカッコ良い。 騎士の剣のこなし方、振り回し方もとても見事だ。  クリスティーナリッチの美貌と豊かな胸が物語を盛り上げる。  ※一箇所だけ「心臓に悪い」場面があり、心臓の弱い方は注意です!  僕は潜在的にこういう風景に憧れるので、何度観てもその雰囲気を楽しむことのできる作品です。 「首無し騎士」とか、枯れた大木とか、カッコ良過ぎるよぉ~! こういう雰囲気が好きじゃない人にも、まあ、良く作られている作品だと思うので一回観る分にはそれなりに楽しんでいただけるかもしれない。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-24 02:34:55)
460.  ザ・フォッグ(1980) 《ネタバレ》 
カーペンターのホラーです。リメイクもされています。 港町の雰囲気が最高です。 他のホラー映画にはない不気味さがあります。 何度か見ていますが結構ビビります。 村全体が呪われた感じが出ていて良かったです。 死霊の目が赤く光っているのでちょっとだけロボットっぽいんですが。 食品店で売り物のジュースをこっそりと飲む店員は不快です。 クラクションが鳴るシーンは印象深いです。 ちょっとストーリーが分かりづらいところがあって、 古い映画のせいなのか、字幕が良くないのか分かりません。 昔のB級映画の雰囲気ですが硬派な感じもします。 ハロウィンのようなホラー映画らしいテーマ曲も良いです。 渋い映画なので酒が進みます。 古いB級ホラー映画としての格式高さを感じました。
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-24 02:26:42)
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