561. 地獄の7人
《ネタバレ》 主人公たちの行動は賛否両論を呼びそうだな。自分たちが行動を起こさないと政府は何もしてくれない。でも、結局大量殺人を引き起こしてしまう。まぁ元を言えばベトナム戦争が起こらなければ良かったのだが。それでも、なかなか要所を押さえているので隠れた佳作映画と言える。B級の割りにアクションはまあまあ頑張っている(と言っても爆発する建物はみんな脆く作られているのが見え見えだが)し、救出しようとしていた息子は死んでいたと言う良い所を突いたオチに、ハックマンの男泣きには胸を打たれた。欲を言えば、訓練シーンでもっと個を前面に押し出した演出があれば後で活きたかと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2008-08-16 22:12:17) |
562. チャップリンの殺人狂時代
《ネタバレ》 まぁ観ることはできたが、少し期待外れ。ラストの演説こそ有名だが、本編における戦争描写の欠如によって、多少浮いた印象となっている。徐々にコメディ描写も影を潜め、硬い作品となっている。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-31 15:03:37) |
563. キートンのハイ・サイン(ザ・ハイ・サイン)
《ネタバレ》 小ネタの集まりだろうが、もう少し話に統合性が欲しかった。序盤の射撃のシーンと後半のドタバタが面白かった。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-15 22:46:57) |
564. ファーゴ
《ネタバレ》 凄い映画だと言われればそんな気もするのだが、実話だと信じて淡々と進むストーリーを観たからか僕自身表面的にしか観なかった。面白いかどうかより不思議な感覚を覚えた。また観直してみたい。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-15 08:53:55) |
565. キートンの即席百人芸(一人百役)
《ネタバレ》 前半のキートンだらけのオーケストラはどうやって撮ったんだろう。色んなキートンが観られて面白かったが、後半とオチがいまいち分からなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-13 20:02:22) |
566. フットルース
《ネタバレ》 まぁかるーい感じで特にこれと言ったドラマのない青春ダンス映画。一番駄目なのは、牧師が納得する心理描写が弱すぎること。ここさえしっかりしていれば、もう少し良くなったかと思う。でも、最低限必要な要素こそあったとは思う。喧嘩っ早いのはあまり好きではないが、許容範囲。90年代ではすっかり怪優になってしまったケビン・ベーコンのあまりにもさわやか過ぎる姿を見られたのは嬉しい。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-08 11:11:41) |
567. ア・フュー・グッドメン
《ネタバレ》 法廷ものとしての最低限の面白さはあったので楽しむことが出来た。キャストは豪華で、ジャック・ニコルソンもまさしくと言う感じ。気がかりだったのは、キャフィの心理描写とラストのオチ。序盤のあの言われようだけで改心するのだろうか。適当だが熱い男を意識したのだろうが、前半の適当振りの描写は必要ないように感じる。どうせ活躍するのは目に見えてるし。そして、そのままジョーとあっさり結ばれると思いきやそうでもなかったのは好印象。ラストのオチはありっちゃありだが、なんかしっくりこなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-02 00:13:27) |
568. 25時(2002)
《ネタバレ》 7年後より明日が大事だってところからこのタイトルか。まぁ冗長な部分もあったが、全体的には良かった。主演の3人も見事だった。分かりやすいくらいに9.11の映像が組み込まれ、NYの話と多少の関わりを持たせる意図があったのだろう。そのNYにいる色んな人を批判しまくる鏡のシーンから、全てを受け入れる車内のシーン。結局受け入れないといけない。そういう意味では、建前だけの友情にウンザリして、本気にさせる瞬間と本気になる瞬間が交差した暴力も受け入れるものの一つだったのだ。もちろん悪い意味ではなく。まぁ、一映画としてはもう少しわかりやすくても良かったかも。 [DVD(字幕)] 6点(2008-06-20 23:33:43) |
569. サタデー・ナイト・フィーバー
《ネタバレ》 こんなに重い映画とは意外だった。やはりダンス映画ではないな。コンテストのシーンをサラッと描いている辺りがそう言える所以だろう。一人の青年が今の自分に気付くと言う青春映画の定番だが、要所を押さえていて、雰囲気が良い。トニーが短気なのは若干気がかりだが、まあ許せる範囲。再ブレイク後のトラボルタしか見たことなかったので、若い頃が見られただけでも観る価値のある作品だった。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-25 23:21:05) |
570. ブリット
《ネタバレ》 一言で言うと地味。よく言えばクール。この映画を評価する人なら当然後者の言葉で賛辞を送るはずだが、本当に紙一重。オープニングのクレジットはこの映画に相応しいカッコよさ。ただ、全編通して映像でひたすら見せるため少々退屈。BGMなし、CGなしのカーチェイスなど動きはあるが、あまりにも少ない。話の転換も一本調子なのが良くない。緩急のつけ方がいまいちだった気がする。しかし、それにしてもマックィーンが渋カッコよ過ぎる。娯楽性に趣向をあまり置いていない渋い作風にぴったりの人選だが、全体的にはもう一歩。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-23 23:27:57) |
571. 荒武者キートン
《ネタバレ》 前半は思っていたよりも笑いどころがなかった。しかし、後半はなかなかの盛り上がり。崖のシーンは冷や冷やさせられたし、滝のシーンも凄い。この体当たりのスタントは相当な評価に値するだろう。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-29 10:46:24) |
572. チャップリンの勇敢
《ネタバレ》 終盤のドタバタはなかなか面白い。チャップリンが警官というのも新鮮で、むしろ違和感がある。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-27 14:33:40) |
573. チャップリンの消防夫
確かにチャップリンの短編の中では、話にまとまりがある。ふざげた消防夫のチャップリンがやっとのことで現場へ向かい、人命救助をする。なんかチャップリンらしくないような感じが不思議な感覚の短編。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-16 11:02:55) |
574. チャップリンの給料日
やはり工場現場のシーンが一番面白い。逆回しを使ってレンガをキャッチするシーンはよく思いついたものだ。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-06 15:51:46) |
575. サニーサイド
今作はひたすら蹴られており、ある程度の面白さはあるが、もう一展開欲しかったところ。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-06 11:48:14) |
576. キートンの大学生
《ネタバレ》 前半のスポーツシーンがラストの伏線となっているとはなかなか面白い。個別のシーンでは良いのもあるが、全体的に観るとそうでもないような印象を受けた。でも、キートンらしさは随所に出ており、走り高跳びのシーンはお気に入り。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-05 14:24:01) |
577. メーベルの結婚生活
《ネタバレ》 やはり後半の人形のくだりが面白い。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-01 10:41:09) |
578. 成功争ひ
《ネタバレ》 チャップリンのデビュー作ということで、スタイルが異なり、紳士でなければ、変な髭をしている。終始ドタバタで、案外変なところで終わるのが心残りだが、まあまあ面白いし、観る価値はある。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-01 10:34:13) |
579. アメリカン・グラフィティ
《ネタバレ》 高校を卒業すればみんな田舎を捨てて都会へ飛び出していく。そんな現実に葛藤しながらもそれぞれの決意のラスト。今では高速道路ができ、若者は田舎にいない。こんなローカルの繋がりもなくなってしまったんだと思うと、当時の時代背景をうまく描いた貴重な作品だと思う。キャストもノッていて楽しく観ることができる。 [DVD(字幕)] 6点(2008-02-16 11:13:22) |
580. 心の旅路
《ネタバレ》 皆さん高得点を付けてらっしゃるのだが、僕は少し物足りなかった。なぜなら、ポーラの努力が台詞で済まされているから。秘書になり、結婚もした。その辺りの描写は良いのだが、夫を探すところは描いても良かったんじゃないか?ここもきっちり描いていたら感動できたかもしれない。 [DVD(字幕)] 6点(2008-02-03 21:47:54) |