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rhforeverさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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81.  バレンタインデー(2010) 《ネタバレ》 
 メインの花屋さんと教師の話は、オーソドックスで好感が持てるし、また飛行機の中の男女の正体とか、子供が好きな相手とかちょっとしたサプライズがあって楽しめたんだけど………  あまりにもエピソードが多く、しかもメインとサブのメリハリが無くて、ついていくのが大変でした。(二回目以降だと大部楽になるかも)  あと、実はハサウェイ目当てに見たわけだけど、正直カメオ出演も同然で彼女のパート不必要でしょ。あまりの出番のすくなさと役柄の軽さに少し落胆しました。(素敵でしたけどね)  追記 常日頃、AKBの区別が全くつかないと言う同僚をさんざん「老化の始まり」とか言って馬鹿にしてる自分ですが、正直ハサウェイとエマ・ロバーツ以外の女優さんの区別に非常に苦労してw。安易に人を馬鹿にするもんじゃないと反省しましたw
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-01-24 12:41:31)
82.  エレジー(2008) 《ネタバレ》 
 ま、正直後半の展開で「難病ものかよ」ってかなり引いたのは事実ですが、ペネロペ・クルスの全面的な美しさだけでも自分的には充分価値がある映画でした。 (塚、人生のかなりの部分を洋画に疎く生きてきたので、こういう本当に綺麗な女優さんに出会うと嬉しいというよりも、なにか今まで出あってなかったことがものすごく口惜しいような)  あと、こういう「若さ」に全面的な価値を置く物の見方って、自分自身が主人公と同じように完全に「若さ」を失ってるからこそ、ここまで理解できるのかと。  「若い」こと、「美しい」ことには、それだけで充分価値があると語ってくれる面で、 邦画より洋画の方が好きです。  平成24年1月30日追記 作中で文学作品の印象は10年経って読み返せば違うというような台詞があったが、まさしくこの映画の感想、塚、見方が全く当てはまって自分でもビックリ。 とにかく、一年前は少し第三者的、客観的に見たのに、今回は教授に完全に感情移入してしまって。年をとるにつれて、友達とかいろいろな大切なものをだんだん失っていく中で、得られた「宝」が彼にとってどれほど大切なものか、そして失うことをどれほど恐れるか。人間って、本当に欲しいものを手に入れるとかえって不幸になるということが、痛感できた。  涙流すほど主人公に感情移入してしまった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-25 15:32:43)
83.  パピヨン(1973) 《ネタバレ》 
ある種、完全なネタバレですのでご注意下さい   若い頃見たほどの感動は無かった。刑務所自体がかなり酷い環境なのはわかるけれども、例えば、ナチスのユダヤ人収容所、ソ連のシベリアの捕虜収容所、あるいはトルコの刑務所等に比べれば、最低限の食事は与えられる、囚人に対する直接的な暴行はそれほど酷くはない、二年間あるいは五年間という時期が過ぎれば独房から出される等規則に則った運営がされている、金さえあれば楽な環境を得られる(これなんか現在の日本の刑務所よりゆるいですよね)等、等、極端にまで酷い環境とも思えなかったので、主人公の自由への渇望にそれほどまでには共感できなかったからかな。  ただ、見ててあくまでリアルな映像なんで退屈はしませんでした。特に、最後の広大な海を漂うシーンは、その後に自由が待っていると知っているから感慨もありましたし。  あと、原住民の女性に無粋な衣装をつけさせないリアルさを追及する姿勢には、大いに好感を持ちました。w
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-11 10:21:21)
84.  グローリー 《ネタバレ》 
誇りというものは、人間にとって最も重要なものと言い切る根拠はないけれど、重要なものの一つであることは間違いないと思う。  軍隊に志願し、訓練を受け、激しい戦いに参加することで人間としての誇りを取り戻していく黒人兵達に感動と悲しみを感じた。  ただ、アメリカ人にとってあまりに自明なんで描かれなかったかもしれないけれど、何故戦う必要があるのかも、少しは描いて欲しかった。南軍の扱いが、あれじゃあ安手の戦争映画のドイツ軍扱い、あまりにも薄っぺらい。  ぼんぼんむき出しの主人公が、自分が黒人を教え導くつもりが、逆に人間として、どんどん成長していくのもよかった。 (第二次世界大戦などでは極めて合理的な戦術をとるアメリカ軍も、こういう全く無謀な作戦の経験があってこそ、成長していったわけなんだな、としみじみするとともに、この半世紀後に全く同じような無謀な銃剣突撃を繰り返しては、全滅していった某帝国陸軍がちょっと情けない)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-10-14 10:26:43)
85.  遠すぎた橋 《ネタバレ》 
 こんな言い方するとおかしいんですが、まさしく「家庭で観賞用」の映画。 この映画を何の予備知識もなく、映画館で見たらそりゃ訳わからんwでしょ。 もともとが入り組んだ作戦で、登場人部が大勢出て、場面の移り変わりが激しくて。 むしろ、予備知識無しで映画館で見て、理解し楽しめた人がいたら尊敬します。  ところが、戦争映画好きが家庭で見るとなるとまるで違ってくる。たいした資料は必要でない、wiki程度の基礎知識(両軍の配置、師団名、都市の位置関係くらいわかるものが手元にあれば充分。あとは配役表があればなおかつグッド。  これほどリアルに一つの軍事作戦を描いた映画はなかなかないんで、軍ヲタなら充分以上に楽しめると思う。  しかし、敵ではなく本来なら自分達を解放するはずの軍隊のせいで、悲惨な眼に合わされる一般市民は悲惨でしたね。普通の戦闘ならある程度避難の余地はあるんだけど、この作戦の場合、ある日突然自分が住む街、家が戦場にされるわけですから。 モントゴメリーは作戦の立案時、一般市民の生活の場を突如戦場にすることに何のためらいもなかったのだろうか? 考えたら、砂漠の戦争でロンメルを破ってのし上がった人だから、そういう想像力には全く欠けた人かも知れないですね。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-22 17:31:46)(良:1票)
86.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 
 SFにはやはり他のジャンルにおけるような「クラシカルな名作」はありえないんですね。どんな名作でも「制作年度を考えれば」という留保条件をつけなければなくなるということが、よくわかる映画でした。  原始時代、あるいは宇宙船、宇宙ステーションの描写まではよかったんですが、コンピュータの描写とかどうしてもね。  原始時代のモノリスをきっかけにしての進化は、随分考えるものがありあましたし、現代編のスペースシャトル、宇宙ステーション等は頑張って作ってるなと。  ただ、自分などは原作読んでるから「あ、スターゲイト」「ほらスターチャイルド」と理解できたわけですが、原作未読の人にとってあのラストは? いかに凝った画面であろうと映画単体だけで理解されないのは、いかがなものかと あと、今回強く感じたのは、原作者、製作者の神に対する信仰。  人類の理解を全く超えた存在があり、それが人間の進化に手を差し伸べる。 キリスト教社会に生まれ育った人間にとっては、何の無理もない発想なんでしょうが、 私のように全く無信仰の人間には、今三ピンときませんでいた。
[DVD(吹替)] 7点(2010-09-20 11:21:44)(良:1票)
87.  私の中のあなた
 ぶっちゃけ「人間は死んだらゴミになる」と断言し、眼に見えないものは一切信ぜず、 世界の軋轢の5~6割は宗教が原因と考え、宗教が政治に関わることは怖気をふるって拒絶する、ま、端的に言えばかなり積極的な無神論者なんですが………  こういった映画を見ると、実際に神とか来世が存在するかどうかは別問題として、無残に命を奪われようとしている人間あるいはその家族に対して、宗教が与えることができる精神的なケアは決して他のものでは代替できないと気づく機会を与えてくれた、実に貴重な映画でした。
[DVD(邦画)] 7点(2010-09-15 12:14:00)(良:1票)
88.  大脱走 《ネタバレ》 
 どこが面白いかは、たぶん私より前の300人によって語りつくされていると思う。個人的には脱走してからの方がよりスリルがあって面白かった。マックィーンのオートバイ、 バスに乗るときの尋問での最後の「グッド・ラック」、逃げおおせたとほっとしたロジャーに背後からかかる声。見所はいくらでもある。  しかし、私はこの映画に無条件で10点をつけることはできない。どうしてもストーリーの背後に見え隠れする「自分達は絶対の正義」「ドイツは絶対悪」「正義対悪の戦いだから、ルールなど守る必要はない」「しかしながらドイツ側がルールを守るのは当然である」みたいな、ある意味極めて身勝手な考え方がどうしても我慢できないから。  今回改めて戦時国際法をじっくり調べて見た。確かに捕虜の逃亡は、ある程度、当然の行為とみなされ、一定の処罰の対象とはされるものの死刑は正当化されない。  だからこそ、ラムゼイは脱走者の死亡に対して憤然たる態度を取り、また所長は申し訳なさそうな態度を取ったわけで。  しかしながら、軍人が私服を着たり、場合によっては敵国の軍服まで着ている事実が、 まるで問題のないように描かれるのはどうだろう。  それから、バートレットの目的は、単なる逃亡では無い、敵のかく乱行為=戦闘行為である。国際法ぎりぎりの戦闘行為を行いながら、それで処罰されたら相手を鬼畜生扱いは、あまりにも子供じみていないか?だいたい絶対倒さなければならない「自由の敵」(バートレットの言葉)が、必ず国際法を守ると無邪気に信じる発想がわからない。  最後に、彼らの大部分は空軍兵士であるわけだが、彼らによって焼き殺された非戦闘員には、捕虜になって命を守る機会など一切無かったことだけは忘れないで欲しい。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-09 18:41:54)(良:2票)
89.  ブライダル・ウォーズ 《ネタバレ》 
 まず、↓の方おめでとうございます。その後もさぞかしお幸せにお暮らしのことと。 で、こちらは独り者が単にハサウェイ目当てで見たわけで、それこそ感情移入の余地とか全く無く、正直中盤相当だれました。  ただ、花嫁同士の争いよりも、二組のカップルの対比という面から見れば、そこそこ興味もわいてきました。争いを通して段々エマ(ハサウェイ)が自我に目覚めていくのも面白い展開かと。  ま、欲を言うなら、エマ側の感情のすれ違いをもっと描いてくれたら面白かったと思います。  ハサウェイって面白い。正直、全ての表情が完璧な美人ってわけじゃなくて、たまになぜファンやってるんだろうと思うこともあるんだけれど、時々見せる表情にたまらないものがあるんですよね。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-02 15:11:53)(良:1票)
90.  ワーロック(1959) 《ネタバレ》 
 泣いた赤鬼を思い出しました。  この映画の場合、赤鬼さんは青鬼さんを殺してしまって、悲しみのあまり大暴れして自分も町から追い出されることになってしまうわけですが。  変な例えですが、この映画のメインテーマはクインとモーガンという二人の男の間の友情だと思います。  そこを中心にしてみれば、今まで見た西部劇の中でベスト。 点数のみ8→7に変更
[DVD(吹替)] 7点(2010-09-01 12:15:30)
91.  ロボコップ2 《ネタバレ》 
 前作よりは、より一層オムニ社の悪質さが鮮明に描かれているのは、好感が持てます。 また、未だに「子供は天使だから、傷つけるなんてとんでもない」みたいな考え方が、日本でもあちらでも強い中で、はっきりした悪がきをだして、しかも悲惨な死に方をさせるのは、ぶっちゃけ大好きです。(実は子供嫌いなんですよw)  ロボコップに寄せられるPTA?の要望、あるいは変なプログラムで狂ったロボコップの言動とか、薄っぺらな道徳を皮肉ってるシーンも気に入りました。  ただ………、すごく残念なんだけど痛快さがまるで無かった。人間の悪党の罠にかかってバラバラにされるとか弱すぎるし、敵のロボットとの対決にしても、これをいっちゃあお終いなんだけどやはり特撮の貧弱さがひっかかって。  あと、最初に書いたようにオムニ社を悪の存在としてはっきり描きながら、企業の良心wみたいな中途半端な立場の重役を出してみたり、トカゲの尻尾切りがはっきりしていながら、社長には指一本触れれないとか、まだ少し中途半端さが残りました。
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-30 10:50:16)
92.  ロボコップ(1987) 《ネタバレ》 
 資本主義の本家本元のアメリカで、たまにこういう企業論理のあくどさ、醜さを表現する映画が製作されることあるのは、いつも新鮮な驚きです。(もちろん、そういった映画でも、とにかく収益をあげなければならないという企業論理に適ってるからこそ制作されるんでしょうが)  単なる正義と悪との戦いにせずに、一つの企業内部の勢力争いに絡めたのもなかなか上手な展開だと思います。  また、犯罪者の人権ばかり擁護される社会に住んでる人間にとっては、ものすごくはっきりした悪が、しかるべき最期を遂げるのは痛快です。  ただ、オムニ社が本当の悪としてしっかり描ききれてなかったのが少し残念かな。 本当に企業論理で動くならば、ラストシーン、副社長を殺した真犯人が誰かなんて問題よりも、ロボコップと戦闘ロボットとどちらが収益をもたらすかの観点で動いて欲しかったし、悪の専務もプッツンして暴れずに、そういう論理を展開して欲しかった。 あのエンディングじゃ、かなり本質が薄れて、例えば副社長の友人だった黒人の重役に若干好感をもつような感じになって少し興ざめです。  ※日本人としても、小泉・竹中の民営化路線がどういう世の中を目指してたか実によく分かる映画ですよね。日本でも作らないかな、郵便配達の途中に殺害された郵便局員がロボットとして蘇る「ロボ局員」 国民新党くらいがお金出してww
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-25 09:56:30)
93.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 
 ものすごく自分でも意外なんだけど、素直に面白くて、素直に感動した。 ま、よくある手法ではあるんだけれど、大統領から農薬散布の親父までバラバラの階層、 バラバラの立場、バラバラの人種、宗教の人々が最終的に一つにまとまって巨大な敵をやっつける展開に引き込まれた。農薬散布の親父格好良すぎ。  皆さんのおっしゃるほどアメリカマンセイ、アメリカ中心主義じゃないですよ、この映画。最後に敵を倒す二人、一人はユダヤ人でもう一人は黒人。従来のアメリカ中心主義なら、ここはWASPになったところ。むしろアメリカ中心主義=白人中心主義をなるだけ避けた映画だと思われ。(ユダヤ人の親父が「俺はユダヤ教徒じゃない」と言った元国防長官に「誰にでも欠点はある」と言うところなんか痛快じゃないですか。ま、できたら黒人をイスラム教徒にして、あの親父といがみあわせたらもっと面白かったかと)  ま、地球製のコンピューターウイルスがPC言語が完全に違う異性のコンピューターに通用してしまうところは、毎回ひっかかるとこですが、これは実はこの物語世界のPC技術は墜落した円盤のコンピューターを研究した成果を取り入れたものであるとのこと(原作はそうなってるそうです)。これを一つ脳内補完してもらえれば問題ないかと。  さらに、何故異星船のコンピューターにしかるべき防御がされてなかったかと言えば、 例えばよく売ってる防御ソフトとか入れといてごらんなさい、重くて円盤飛ばないですよ。 平成27年5月19日点数のみ8→7(8点は購入対象になるため)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-23 18:23:59)
94.  レッドクリフ Part I 《ネタバレ》 
 劇画や小説等で大の曹操びいきなんで、本来、悪のエロ帝王扱いのこの作品は受け入れられるはずないんだが……  これが結構面白かった。牛泥棒の話(これは史記の別のエピソードからの借用だが)、 机をぶった切る等、孫権の様々なエピソードなどピンとくるエピソードをきちんと入れてくれていたのは好感度高いし(魏の船が燃え上がる前から赤壁という地名はまあ、お愛想でw)、皆さんに評判悪い劉備軍の将軍達の超人ぶりも、むしろ小説等で慣れ親しんだものが実写で見れて楽しい気分。八卦の陣だって、映像で表現しようとしたらあれしかないでしょう。 小喬の史実通りのルックスにもまさしく「萌萌」ですw。 ただ、続編につながるという形のため、少し決戦が終わってからの部分がダレたのが残念。
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-16 12:31:51)
95.  ミクロの決死圏 《ネタバレ》 
 もう、何回観たか分からないんだけど、今回初めて気がついたことがありました。 犯人が誰かは、皆さんおっしゃるように消去法でも、あるいは配役でも(二度死ぬは、007の中でも好きな作品なのでw)、すぐ分かるんですが、それがはっきり分かるシーンが……。  肺の中で、人体の働きに感嘆し、「深遠な意志(=神)が働いている(奇跡だ)」と感嘆するのが、一応ソ連のスパイかも知れないということになっていたデュバル、それに対して「奇跡ではなく、5億年かけて進化した単なる気体の交換だ」と冷笑的なのがマイケルズ。(台詞の順番が一部逆ですがまとめました)  もう、ここで英米の観客には、誰が本当のスパイかまる分かりなんですね。というのも、当時の一般的な考えでは、社会主義者=唯物論者=神を一切信じない人々 ということになってましたから。  キリスト教の牧師が平然と左翼系の団体に参加したりする日本人の感覚では、ちょっと分かりづらいんだけど、改めてなかなか上手でさりげない伏線のはり方だと思いました。  あと、ラクエル・ウエルチに大半のシーン、身体のラインがはっきりするウェットスーツを着せたサービス精神は、好感度大幅アップです。w
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-02 11:19:54)(良:1票)
96.  マレーナ 《ネタバレ》 
 リンチのシーンよりも、ラスト近くの市場で、どん底まで貶めたのを確認しつつ、親しげな声をかける女たちの姿により一層の醜さを感じました。  モニカ・ベルッチがとても綺麗で凛としてただけに対象が際立ちましたね。 ただ、両極端を描くだけで、その中間(例えば、ちょっと綺麗、ちょっと優しいとか、綺麗じゃないけど人柄がらは穏やか)の女性を描かないのはちょっとどうかと   あと、物分りがいいんか悪いのかよく分からない親父が好きです。 「目潰れるぞ」激w
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-02 10:19:50)
97.  マッチポイント 《ネタバレ》 
 何か不思議な映画でした。本来なら、非常に利己的な、自分の目的のためなら全く無関係な人間まで殺してしまう冷酷な主人公で、全く好意とか共感と感情移入とかあり得ないはずなんですが……  思い切り主人公の立場にたってドキドキしてしまいました。ひとつには、やることがあまりに粗雑で粗が多いのにイライラして、それが主人公への気持ちに通じたのかもしれません。  そうだとしたら、なんて上手な映画なんだろう。 スカーレット・ヨハンソン 色っぽ杉w あまりの好キャストw 平成29年 音楽がとても耳に残って加点したくなり。
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-26 11:44:38)
98.  魔法にかけられて 《ネタバレ》 
 ディズニーがここまでセルフパロディをやったのがとにかく凄い。 王子の内面的な空虚さとか、一目で燃え上がる恋愛の不自然さとか、ほとんどそれを言っちゃお終いレベルまでパロディ化してて面白かった。  また恋愛ドラマとしても、それぞれフィアンセを持つ二人が互いに惹かれて行く過程が丁寧に描かれてて真っ当なものになっていた。特にお互いに気持ちを残してのダンスパーティが秀逸。
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-26 10:34:10)(良:1票)
99.  パトリオット 《ネタバレ》 
 もし、この映画で描かれる「独立戦争」がもともとその国に住んでいた人々の侵略者に対するものであるならば、もっともっと感情移入できたと思うんですが。  実際は主人公側も、他の国からアメリカにやってきて原住民の土地を侵略し、奪う立場の人々であることを考えるならば(主人公達の時代はまだそれほどではなくても、彼らの子孫の時代は確実に)、いくら大義と叫ばれても、あるいは新しい国、時代と唱えられても(一番の偽善でしたよね、黒人の人権が認められるまで、このあとどれくらいかかったことか(怒))、白けた気持ちが先立って、まったく感情移入できませんでした。  いわゆる残虐行為にしても、ほとんどが完全なフィクションであることがはっきりしているし、単に、残虐行為は残虐行為を招くなと思っただけで、アメリカ側に肩入れする理由には全くなりませんでした。  そもそもアメリカ独立戦争って、最大の勝ち組の歴史だからものすごく神聖化されてるわけですけど、実際には単に税金を払いたくないという動機で始まっただけのものであり(しかもその税は彼らを防衛するためにかかった費用)、フランスやロシアとでは民衆の逼迫感に雲泥の差があるわけだし、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドが穏やかに独立を勝ち得ていった過程、それから独立後に「アメリカ人」が原住民に対して行った長期にわたる虐殺を考えるならば、決して大義のために戦われた聖戦なんて考えられるわけがない。 なんて事を考えてたのは、最後の戦いの直前までw いや、実に面白かった。最後の戦闘。ああいう風にきちんと戦術的な行動が描かれてる戦闘シーン、大好きなんですよ。 相手に舐めきられてる民兵部隊に潰走の振りをさせ、味方正規軍が砲列を敷いて待ち構える真正面に引き寄せる。(特に因縁の敵騎兵部隊が壊滅していくのは実に痛快だった) それから、白兵戦になり味方の士気が衰えかけると、自ら国旗を持って突進し味方を鼓舞する。 そして悪役将校との白兵戦。 すべてが最高に面白かった。 最初に書いたように、主人公達の正義なんてこれっぽっちも理解するつもりはないんだけれども、最後の戦闘シーンだけで充分楽しめた映画。  ※アメリカ映画ってイギリス程近い国ですら、歴史捏造して無茶苦茶描くのは凄いw。それ考えたら我々日本人もパールハーバーくらいでいちいち目くじら立ててたらいけないのかもしれない。ww 
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-03 12:21:08)
100.  ザ・スピリット
 話がつかめてみれば、実にショボイ話で、雰囲気だけの映画なんですが、ヨハンソンを始めてとして署長の娘、新米警官、そして昔の恋人はもちろん出てくる女優が全て好みというw非常に稀な例なんで楽しめました。  ぼさっと見るには充分です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-06-26 12:34:45)
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