1201. レニー・ブルース
《ネタバレ》 2つの時点で同時に始まったストーリーが最後には同じ終点を迎える。この構成は見事。言葉、偽善という人間の深いところまでしっかり考えていたレニーの裁判官への一言は印象的。社会風刺のスタンダップコメディも皮肉的で笑える。ニューシネマと言うことで結末は分かるものの、白黒を駆使した映像と、エンディングの静止画は強烈なインパクトを残す。もちろん、主演の2人も見事一言。 [DVD(字幕)] 9点(2007-11-27 20:24:25) |
1202. キャスト・アウェイ
《ネタバレ》 ロバート・ゼメキス&トム・ハンクス第2作目で、前作「フォレスト・ガンプ」を感じさせる場面が多かった。「あの時飛行機に乗らなかったら」と運命を嘆きながらも受け入れたチャックが、十字路の真ん中でこれからの行く末を感じてエンディングを迎えるのは悪くない。今作も「時」と「運命」を題材にし、いろいろ考えさせる作品となっている。そして、144分と言う上映時間の上、作品の大半がトム・ハンクスだけであるにも拘らず、飽きさせずに見せると言うのは素晴らしい俳優の証であろう。しかし、無難といえば無難で、少し物足りないと言う印象は拭えない。 [DVD(字幕)] 7点(2007-11-24 23:51:05)(良:1票) |
1203. グレート・ブルー
《ネタバレ》 まさに映画と言う名の芸術。オープニングから海の映像にエリック・セラの「Big Blue Overture」が流れ、見事に映画の世界へ連れて行ってくれる。都合の良い女をどこかで求めていたジャックと、一目惚れのジョアンナ。やはり途中から考えの違いで関係がチグハグに。両親に早く先立たれたジャックだからこそイルカを家族だと考えるようになったのであり、イルカが家族とは思わないジョアンナには後回しにされていると言う気持ちがあったのだろうか?それにしても、ジャックとイルカが戯れるシーンはとても美しく、特にイルカを夜中に海へ連れ出して戯れるシーンはとてもロマンティック。そして、エンゾを海へ沈め、ジャックも海へ繰り出すと言うラストは強引にも映るが、やはり海の青さが勝っている。海を知っているリュック・ベッソンだからこそ出せるこの海の青さは観る者をうっとりさせる。そして、この映画の成功には、エリック・セラの名前は外せない。イルカをイメージしたと言う曲も、まさに海にマッチしており、この映画における貢献度は計り知れず、サントラ盤も名盤である。そして、すべてがかみ合ったこの映画は、切なくも悲しくもある話だが、本当にうっとりさせる雰囲気を持っている。 [DVD(字幕)] 10点(2007-11-22 00:34:35)(良:2票) |
1204. スプラッシュ
《ネタバレ》 見れなくはないが、ベタもいい所で、ほとんど印象に残らない。 [DVD(字幕)] 3点(2007-11-16 21:35:03) |
1205. ビッグ
設定として無視できないところを描ききってはいないが、真面目に撮ったのは評価できる。トム・ハンクスもまさにはまり役。 [DVD(字幕)] 8点(2007-11-05 10:17:15) |
1206. ロード・トゥ・パーディション
映画の雰囲気、撮影はとても良いのだが、深みがない。やはり、妻子が殺されるまでの描写と親子の描写が希薄なことが一番の原因。 [DVD(字幕)] 6点(2007-11-03 22:58:55) |
1207. グッド・シェパード
いやぁ、作りが無難だな。本当に手堅く作ってあり、大人向けの内容。ストーリーに起伏がなく、時間軸がややこしいため、気を抜いていたら置いて行かれる。更に、内容も真面目なアメリカ史で、主人公が魅力的なキャラでもないので、好みが分かれる所だと思う。映画ファンとしては次から次へと豪華キャストが登場して楽しめたし、こういうテーマは好きなので楽しむことは出来たが、必要ないように感じた登場人物がいたように感じたし、もっと思い切ったことをして欲しかった。 [映画館(字幕)] 6点(2007-11-01 19:34:26) |
1208. キング・オブ・コメディ(1982)
やっぱりデ・ニーロはこういう変人が一番合っている。タクシードライバーとは作風は少し違うが、違う意味で怖い。パプキンがラストのことまで読んでいたら凄い。 [DVD(字幕)] 8点(2007-10-27 00:02:24) |
1209. 俺たちは天使じゃない(1989)
面白くなりそうなのにそんなに面白くない。くだらないサスペンスは排して、もっとコメディに徹したら良かったはず。とぼけたデ・ニーロが全然活かされていない。ラストの演説はそれなりに面白いが、前半部分が冗長で、話自体も収拾がついていない。 [DVD(字幕)] 5点(2007-10-21 22:12:13) |
1210. ロビン・フッド(1991・ケビン・レイノルズ監督作品)
《ネタバレ》 少々長いのは難だが、気軽に観れる。熱いドラマはないものの娯楽作品としてなら合格ライン。ラストのショーン・コネリーには笑った。 [DVD(字幕)] 6点(2007-10-19 23:27:01) |
1211. 守護神
可もなく不可もなくという感じの無難な出来。教官にスポットを当てていると言う点以外には突出した点はなく、相変わらずコスナーのヒーロー映画である。 [映画館(字幕)] 5点(2007-10-19 23:10:14) |
1212. ブレイド2
ストーリーを前作と少し違うものにしたのが良かったと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2007-10-10 10:22:55) |
1213. エントラップメント
おじさん好きのキャサリン・ゼタ・ジョーンズのためだけの映画のように見えた。 [地上波(吹替)] 4点(2007-10-10 10:11:52) |
1214. イレイザー(1996)
いろんなアクションがあり、テンポも良くて気軽に観れる感じで面白かった。所々に面白いセリフもあって良い。 [地上波(吹替)] 5点(2007-10-10 10:10:15) |
1215. ディープ・ブルー(1999)
《ネタバレ》 ヒロインが死ぬなど意外な展開はグッドだが、サメがあんまり怖くない。 [地上波(吹替)] 6点(2007-10-10 10:04:11) |
1216. ブレイド(1998)
《ネタバレ》 娯楽映画としてはまあ良い出来だと思いました。 [DVD(字幕)] 6点(2007-10-10 10:00:54) |
1217. ハスラー
《ネタバレ》 自己中心な男の話で、正直に言って観ていて気持ちの良いものではない。ラストも、自己満足でしかないと思う。それで俺は勝者だって言うのも少し強引。しかし、なんと言ってもキャストが皆存在感を存分に発揮していて、雰囲気も良かった。 [DVD(字幕)] 5点(2007-10-10 08:50:07) |
1218. 天使にラブ・ソングを2
前作となんら変わりないが、まあまあ面白かった。 [DVD(字幕)] 7点(2007-10-03 20:07:17) |
1219. デアデビル
あえて言う必要もないが、ベン・アフレックにはスター性もカリスマ性もないのだから主人公なんて無理だよ。 [DVD(字幕)] 2点(2007-10-03 20:02:29) |
1220. ボルケーノ
《ネタバレ》 世紀末のパニックものに先駆けて作っているようだが、たいした内容ではない。溶岩を完全に見くびっているせいで、パニック感、緊張感がかけらもない。ラストもトミー・リー・ジョーンズがヒーローになって終わるだけ。 [地上波(吹替)] 2点(2007-10-03 19:55:56) |