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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2290
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1361.  ポリーmy love 《ネタバレ》 
 なぜ出会ったばかりのポリーにそこまで夢中になれるのかがわからないため、ルーベンにまず共感できません。  寂しさを紛らわすためだけに、次の女に手を出しているように見えて仕方がないのです。  つまりは、ポリーである必然性が感じられない。もし会場で偶然出会ったのがポリーではない誰か別の女性であれば、その人にも同じようにアタックしたのではないでしょうか。  で、個人的には、ポリーにもそこまで魅力を感じることができません。  つまるところ、ヒロインには魅力が足りず、ルーベンには共感できないのです。  コメディとしてはどうでしょう?私は過剰な演出があまり好きではないので、この作品のコメディは肌に合いません。  下ネタも多く、下ネタが苦手な人にはウケないと思います。  これは作品の出来の良し悪し以前に、完全なる好みの問題です。  ちなみに、私の嫌いなシーンベスト3。(本当は10くらいあるのですが・・・)  3位。サンディがルーベンの代わりに会議で熱弁をふるうシーン。  2位。ルーベンがサルサを踊るシーン。  1位。ルーベンがトイレをつまらせるシーン。  もちろん、面白い部分もあるのですが、大筋のストーリーや全体のバランスを見ると、この作品は大して面白くないと思います。  ラストは一応ハッピーエンドなんでよかったのですが、なんとも煮え切らないまま終わったのでやや消化不良です。
[DVD(字幕)] 5点(2017-03-26 12:06:29)
1362.  ザ・ターゲット(2002) 《ネタバレ》 
 クリストファー・ランバート演じるヒットマン兼ガードマンのアレックス。  アレックスに身辺警護を依頼する会計士ロバート(デニス・ホッパー)。  二人の間に次第にビジネスの関係を超えて生まれてくる友情。  そして何を考えているのかわからない凶悪な犯罪者と、その信者たち。  さらには、アレックスとロバートの過去には、思いがけない接点があった・・・!  と、ここまで面白くなりそうな素材が揃っているのに、中盤以降の中だるみが尋常じゃないですね。  序盤は良かったのに。途中で監督が変わったのではないかと思うくらいの路線変更です。  ピークはロバートの娘を救い出すシーンまでで、それ以降はクライマックスも含め、すべて蛇足に思えます。  唯一良かったのは、ロバートが過去の贖罪をアレックスに打ち明けるシーン。ここは良いですね。  ただ映画としては尻すぼみが酷くて、とても面白いとは言えない代物に。後半になるにつれてテンポが遅くなる作品って嫌いです。  最初からドラマとして見ていれば、『ドラマの割りにアクションに力が入っていて・・・』と、評価が高くなったかもしれません。  ですが、パッケージを見る限り、ごりごりのアクション映画にしか見えません。  アクション映画として見ちゃうと・・・。そして凶悪犯、石投げるだけかーい。
[DVD(字幕)] 5点(2017-01-23 15:00:46)
1363.  フロム・ヘル 《ネタバレ》 
 こーゆーミステリーものの醍醐味って、犯人がわかる瞬間だと思うんですよね。  『おまえが犯人かー。』って、見ているほうも味わえる驚きと興奮。この作品にはそれがない。  犯人がすぐわかるわけではないのです。正直ジョニー・デップが犯人かと疑うくらい、さっぱり見当もついてませんでした。  にも関わらず、犯人がわかったとき、『ああ、なんだ、お前か。』ぐらいの感想しかわきません。  なぜなら犯人という人物に、まるで愛着がわいていなかったからです。  『意外』、とも言えない人物。微妙なんですよね、劇中での犯人の立ち位置が。  ストーリーのわかりにくさもマイナスポイント。  少々難解な作品であっても、良作にはちゃんと考える余地があります。この作品については、その部分が不親切。製作側の自己満足で終わっちゃってないですか。  それにストーリーも、蓋を開ければただの口封じストーリーで、面白くありません。  ストーリーやキャラクターに求心力があるからこそ、不快な描写も活きると思います。  この作品では描写のグロさ、不快さでただインパクトがあるのみ。むしろ、そんな意図はないのでしょうが、グロ描写がストーリーのつまらなさをごまかすだけの代物にまで見えてきます。  ついでに言うと、個人的には切り裂きジャックによる猟奇殺人よりも、正常な人間の前頭葉除去手術のほうがショッキングでした。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-01-06 12:16:15)(良:1票)
1364.  フラッシュバック(2001) 《ネタバレ》 
 レイチェル・リー・クックが好きで見たのに、あまりのつまらなさに彼女を嫌いになりそうです。  どう扱っても魅力的になりそうな女優を、ここまで魅力のない人物に仕上げたことにまず拍手をおくりたいですね。  それに、字幕がところどころ変な訳なのも気になります。  『面白い映画は細かい粗が気にならない。細かい粗が気になる映画はそもそもがつまらないからだ。』っていう一般論は本当みたいです。  そもそもが、薄く浅いストーリーに、魅力の無い人物設定なのに、変に真面目に作るもんだからB級作品にさえなれません。  切なくしたいのか、怖がらせたいのか、いったいどうしたいのかわかりません。  これははっきり言って監督の力量不足でしょうか。  この作品だって、アランとデビットの友情を、もう少し丁寧に深く掘り下げるだけで、ラストの衝撃がはかりしれないものになったかもしれません。使い古されたプロットだって、料理の仕方次第で何度でもおいしく食べられるものです。  ラスト20分くらいの真相解明は面白いです。予想はつくけど面白い。期待を裏切らないオチは程よい感じ。  でもこの程度のオチを見るために、つまらないエピソードを小一時間も見ないといけないとなると、とても人には勧められませんな。  
[DVD(字幕)] 5点(2016-10-24 05:36:37)
1365.  ブルークラッシュ 《ネタバレ》 
 『なるほど。母親のこと、けがをしたときのことがトラウマになっているわけですね。きっとこれを克服していくんだな。そして仲間達と一緒にトレーニングを積んで、最後は優勝しちゃうのかな?』と、またまた先入観たっぷりに鑑賞。  結果。克服しない。練習しない。優勝しない。もうびっくりです。  もっとばりばりのスポ根とサクセスを期待していたので、思っていたのと違うテイストで残念。  妹のことでフラフラ。男のことでフラフラ。友人とけんかしてフラフラ。何に対しても優柔不断。信念なし。主張なし。プライドなし。こんなに情けない主人公いますかね。  この主人公にぴったりのストーリーもつまらない。サクセスストーリーとしては、棚ぼた感が強すぎて充足感が得られない。恋愛ドラマとしてはあほすぎて見ていられない。スポーツドラマとしては論外。  結局練習らしい練習はほとんどしないまま大会へ。で、当然のことながら予選敗退。それは当たり前の結果ではありますが、そんなん見て何が面白いのよ。  挙句の果てに、ラストは対戦相手に誘導してもらう始末。なんて情けない主人公。  せめて主人公が人格者であればもう少し違った見方もできるのですが。  妹とのことは何も解決しないままうやむやに。心配する友達には逆ギレ。  『ケイト・ボスワース』『ミシェル・ロドリゲス』『ミカ・ブーレム』と魅力的な女優さんをそろえて、こんなにも魅力の無い作品ができるものでしょうかね。  ただ波の映像は素晴らしいです。いったいどうやって撮ったんだというくらいの迫力の映像。これを見るとサーファーという人種はほんとクレイジーだと思います。それくらい凄い映像が盛り沢山。映像技術だけでいうなら文句なしの満点です。  これでストーリーと主人公にもっと魅力があれば、見ているほうもまさに〝波に乗れた〟のに。  ・・・お後がよろしいようで。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-10-02 16:15:21)(良:1票)
1366.  ドラムライン 《ネタバレ》 
 とても見るのを楽しみにしていた映画の一つです。  その反動もあってか、期待していたほどではありませんでした。  こーゆー作品に欠かせないのが『成長』。その『成長』を疑似体験できれば最高です。  それは主人公でも良い。脇役でも良い。チーム全体でも良い。  この作品はどうでしょう。個人的には、もう少しドラマチックに成長のプロセス、成功への軌跡を演出してほしかった。  その描写に説得力があればあるほど、ラストで、大きなカタルシスと爽快感を感じることができるというものです。  あとはキャラの魅力ですかね。  まずは主人公の天才ドラマー、デヴォン。  必ずしも品行方正である必要はないんですが、彼は何とも中途半端ですね。  アウトローでいくのか、カリスマでいくのか、どっちかにしてほしいです。  まあリアルと言えばリアル・・・。  次にリー監督。威厳なし。ぶれすぎ。  レイラ。どうでもいい存在感。特にパーティでのラブシーンは不要。  個人的に良かったのはショーンです。ステレオタイプなライバル兼先輩ですけど、彼の嫉妬、羨望、プライドにはいたく共感できます。  まあこの作品が楽しめなかった一番の原因は自分自身です。  そもそもドラムラインのバトルのルールがよくわかりません。  主人公が相手校のドラムをたたいたのが失礼千万だから、殴られて、みんなからはぶられて、追放されたと思っていたのですが・・。  なんと、ラストのバトルで、ライバル校に自分達のドラムをたたかれちゃっているではありませんか。  解せぬ・・。じゃあ、あのときの主人公の行動の、どこにルール違反があったのか、いまだわからず。  ついでに言うと、A&T校と、他の高校のマーチングのレベルの違いがよくわからんのも問題ですね。  
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-07-21 05:08:11)
1367.  カンパニー・マン 《ネタバレ》 
 途中から筋が読めなくなるほど複雑に。なのに最後のオチは読めてしまう不思議な作品。  つまりは、わかりにくいくせに驚けない、残念な結果に。  『次の展開がわからない。』という点では合格ライン。ミステリーとしての体裁は保っています。  ですが、結局わからない部分が多く残ったのは不満です。  各設問に、あっと驚く解答が用意されているからこそ、知的カタルシスを得られると思うのです。この作品は、その部分が不親切。  デジコープ社の目的。キャラウェイ社の目的。はっきり言ってよくわかりません。  私がかろうじてわかったのは、主人公はモーガン・サリバンでもなければ、ジャック・サースビーでもないということ。  彼の正体は、正体不明のフリーのスパイ、ルークス。  そして、盗んだデータの中に、『リタ・フォスター殺害』みたいなものがあって、そのデータを盗み抹消することが彼の目的だったということ。それくらいでしょうか。  言うなれば、三重スパイの物語。  にしても、企業間の産業スパイの話で、やれ殺人やら、やれ洗脳やら、なかなか物騒。  ラストはビルごとドカンって。あまりに非現実的すぎて、ついていけません。  非現実的な空間で、映画そのものがふわふわ宙に浮いている感じ。  具体性がなく、抽象的すぎます。  鑑賞中、地に足がつかない気持ち悪さが、ずっと『未来世紀ブラジル』を連想させていました。  個人的には『ナシ』な作品です。
[DVD(字幕)] 5点(2016-07-18 14:13:40)
1368.  エイプリルの七面鳥 《ネタバレ》 
 この作品からは、優しさが感じられます。  それも、押し付けがましい優しさではありません。  演出された優しさではなく、自然体から滲み出るような優しさ。  鑑賞中、まるで小説を読んでいるときのような、人物の心の機微を感じられる良さがあります。  とは言え、映画として、これって面白いのでしょうか。  よくある話をドラマ仕立てにしただけで、映画として見応えのあるものになっているとは思えません。  七面鳥を持って行ったり来たり。もっとコメディタッチであれば笑えるのですけど、変にリアルな作風であるため、こんなに誰もオーブンを貸してくれないものかと、不自然さを先に感じてしまいます。  それに、そんなに家族との再会を大切にしているのであれば、『事前にもっと準備しておけよ。』とも思うのです。  家族が様々なトラブルに見舞われて、来るのが遅くなったのはただの偶然。  実際は、七面鳥を持ってうろうろしていた時に来た可能性だってあります。  段取りの悪さ、見通しの甘さに、若干イライラしたせいで、ストーリーに入り込めません。  『人生をきちんと生きている自分を、家族に、母に見てもらう。そして母ともう一度やり直す。』  素材はすごく良いのに、うまく調理しきれなかった感じです。  まさにこの映画に出てくる料理のようです。
[DVD(字幕)] 5点(2016-07-10 23:16:23)
1369.  ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT 《ネタバレ》 
 テイストは1作目に近いかも。  とにかくストーリー、そして主人公を含めたメインのキャラクター、そのどちらにも魅力がまるでありません。  ですから、どんなに美しいドリフト走行を見せられても、高揚感を感じるには至りません。  やはり、エンタメ作品であっても、ストーリーとキャラクターは大切ですね。  そもそも、ハンが組のアガリをピンはねしたうえに、コトがばれると開き直り。そんでDKに追い掛け回されて、最後はクラッシュして炎上。自業自得じゃないでしょうか。  にもかかわらず、主人公のショーン、DKに殴りかかります。そして『レースで勝負だ。負けたほうが街を出て行く。』って。いやいや。お前に正義の心はないのか。DKのほうが筋が通っているでしょう。これは『主人公』という権力を振りかざした悪質な『職権乱用』ですね。  はっきり言って、こんなに共感できない主人公は、はじめてです。  周りがみんな主人公の味方なのも、???です。  しかしこの作品を見て、『ドリフト』って日本ならではのお家芸なのかなって、思いました。道が狭く、山道が多く、アメリカに比べるとカーブが多そうな日本。ドリフトで円を描く技術とか、立体駐車場上っていく映像とか、美しすぎます。  これでストーリーとキャラクターに魅力があれば、傑作になったのに。  日本の高校に入学したりとか、その辺の発想、舞台設定は非常に面白いです。ただ日本の高校って、こんなんでしたっけ?それに、この舞台設定が果たして効果的に機能しているのでしょうか。  日本という舞台が、本当にただの『舞台』にすぎないとしたら、もったいないですね。  いろいろ文句つけましたが、こんな作品でも、北川景子がヒロインやっていたら高得点つけたかもしんないです。  一番筋が通っていないのは自分ですね。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-06-28 08:01:07)
1370.  ワイルド・スピード 《ネタバレ》 
 車もバイクもアクセル全開ですが、映画は空回り気味です。  エンターテイメントな作品には、ヒーローが欲しいところです。  メインの二人。ドミニクとブライアン。このどちらにもヒーロー性が足りないのが痛い。  ドミニクはトラックジャックの犯人。しょせんは犯罪者。それに皆から慕われるほどのカリスマを感じません。  ブライアンは容疑者の妹に、自分がおとり捜査官であることを簡単にばらしてしまいます。更にはラストでドミニクを見逃す始末。どう考えても警官の適正が0でしょう。そんな人間を主役に据えられても、応援できないし、共感できません。  共感できないから、ブライアンといっしょにハラハラすることもできません。  脇役も、個性があるし、キャラ分けはできていますが、魅力がありません。  最大のマイナス要因は、それぞれの動機が見えてこないことでしょう。  動機が見えないから、目的も見えません。  ブライアンはどうしたいのか。犯人を挙げたいのか。ただドミニクの妹と仲良くなりたいだけなのか。それともドミニクに認めて欲しいのか。主役なのに主体性がなく、そのスタンスが宙ぶらりんのままラストまでいっちゃうってどうなんでしょう。  そしてドミニク。なぜトラックジャックをやっているの?その動機は絶対必要でしょう。  その理由は明かされないまま、ラスト二人でチキンレースみたいなことやって、終わり。  確かに映像だけは、凄い良かったです。映像『だけ』はね。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-06-15 09:59:31)
1371.  クリスティーナの好きなコト 《ネタバレ》 
 いやはや、下品で、まいります。  日本人とは笑いのつぼがかけ離れすぎているのを痛感しますね。  『よくあるストーリー』、『ひねりの無い作品』、嫌いではありません。  むしろ、使い古されたプロットを、『いろんなパターン』、『いろんなキャスト』、『いろんな演出』で見てみたいタイプです。  この作品も良いんですよね。  恋に本気になるのを怖がる女性が、本気になってしまって、友人の協力で想い人に会うために旅をする。  シンプル・イズ・ベスト。良いと思います。  それをキャメロン・ディアスが主演でやるんですから、どう料理してもおいしく料理ができそうなもんなのに、ひどい調理をしたもんです。調味料入れすぎて、素材の良さが壊れちゃってますよ。  コメディで『安易に』下ネタを『連発する』のは嫌いです。  ゲロの描写、何度も入れないで。トイレ汚い。カフェで急にミュージカルが始まる演出もついていけない。結婚式で何の脈絡もなく『僕達結婚式やめまーす。』はドン引き。  それでもキャメロンとセルマがそれなりに体を張っていたこと。視覚的に面白いシーンがあったこと。目の保養にもなったこと。ほんのわずかなシリアスパートは良い味を出していたこと。スターウォーズのチャンバラごっこで爆笑したこと。  以上を加味してこの点数です。  はっきり言って一人で見て良かったです。なんでか知らんがヤな予感がしたんです。大惨事を招くとこです。  こーゆーのは、配給会社が自主的にR15指定にしてほしいもんです。  平和な街にこっそり地雷しかけているのと同じです。
[DVD(字幕)] 5点(2016-05-16 05:08:31)
1372.  17歳 ~体験白書~ 《ネタバレ》 
 まさに17歳の若者の体験記。  そこには笑いも無ければ、驚きも感動もありません。とりとめのない、少し脚色されたドラマがあるだけです。  おそらく、イライジャ・ウッドが出てなければ、途中で観るのを止めていたと思います。  映画として、そのストーリーに面白さは感じません。  ただ、アパートの同居人を含め、登場人物が皆個性的なのは、この作品最大の長所でしょう。  個人的には、マンディ・ムーア演じるリサのほうが、ジェーンよりよほどかわいいです。  イライジャ・ウッド演じる主人公のジョーンズが、ジェーンではなくリサに惹かれ、二人の恋が成就するようなストーリーであれば、もっと興味を引かれたかもしれません。  一人の若者が精神的に成長し、自立していくドラマとしては、無理のない自然なプロットで良いと思います。  もちろん、『良いこと』と『面白いこと』は別のものだとして考えなくてはなりませんが。  ラストはジェーンと再会しないほうが良かったように思います。  ほろ苦い恋愛を経験し、今までの自分をアパートに置き、一人バイクを走らせるからこそ、主人公の成長を感じる終わり方としては最高だと言えます。そこでジェーンとのラブストーリーでしめてしまうと、結局主旨は何だったのか、物語の一番大事な部分がブレてしまいます。  
[DVD(字幕)] 5点(2016-05-15 19:07:38)
1373.  ブロンド・ライフ 《ネタバレ》 
 ストーリーが悪いとは思いません。ただ、メインのストーリーがわかりづらい作品だとは思います。  仕事でのサクセスをメインにしたいのか。ラブストーリーか。コメディか。  中盤くらいまで、何が主軸なのかよくわからないのは、そのどれもがインパクトが弱いためだと思われます。  また、スタート時の人物関係の説明が足りていない気がします。群像劇ではないのに、まるで群像劇のようにメインの人がその他大勢の中に埋もれてしまっています。そして人物相関図にまとまりがありません。それなのに、ストーリーだけどんどん先に進んじゃいます。  ですから、人物に思い入れがないままラストまでいかれても、胸には響かないということです。言いたいことはわかりますけどね。  ジャックが重要人物で、彼の予言を中心としたプロットになっていることには途中から気付きます。この作品に限って言うならば、事前にあらすじを知ったうえで鑑賞したほうが、物語を純粋に楽しめそうです。  ジャックの予言が次々と的中する演出は面白いです。ですがそれがストーリーの面白さへと転化しきれていない気がするのです。  それに、レイニーがピートと、ジャックの予言の情報を早くに共有していれば、ピートは初めからレイニーのことを本気で心配してくれたかもしれません。個人的にあら捜しはしない主義なのですが、していないのに粗が気になるのは問題。  これぞ、決定打に欠ける代名詞と言えそうな映画だと思います。
[DVD(字幕)] 5点(2016-04-29 10:45:56)
1374.  エバーラスティング-時をさまようタック- 《ネタバレ》 
 かなり童話、童話していて、思っていたより退屈なストーリー。  なにしろ、『不老不死の水を飲んで死ねない体』、この秘密一本で90分のストーリーを作るわけですから、間延びしても仕方ありません。  ラスト15分、そしてウィニーの選択は大変興味深いものでしたが、逆に言えばそれ以外は無くても差し支えの無いエピソードばかりです。  ジョナサン・ジャクソンとアレクシス・ブレデルは大変美しい青年とお嬢さんですが、二人の美しさだけでこのストーリーをひっぱるのはさすがに辛いです。  それに、黄色い服の男の存在価値も想像以上にしょぼくてがっかり。何か重大な秘密を握るキーマンかと思いきや、ただの不老不死狙いで、その辺のこそ泥と変わりません。拍子抜けも良いとこです。  まさにこの作品は、絵本に書かれていそうな内容を、本当にただ映像化しただけのような作品です。  全編通してやや説教臭い感じも、この作品に限っていうと小うるさく感じます。  ただ、説教臭さの一因になっている名言が、ちょっと良かったりもします。  特に、ボートを漕ぎながら父親が言う名言は、ストレートだけど心にぐっとくるものがいくつかあります。  名言好きの私としては、なかなか好きなシーンなんですけど、やっぱちょっと説教臭いですね。
[DVD(字幕)] 5点(2016-04-17 02:50:04)
1375.  オトコのキモチ♂ 《ネタバレ》 
 コメディとしての完成度は高いのに、主人公ポールとストーリーがいまいち好きになれません。  浮気も隠し事も好きではありません。嘘を隠すために嘘をついていくパターンも苦手です。素直に笑えないんですよね。  ポールはカレンとの結婚を土壇場で放棄。結果カレンはポールの兄とくっつく。ですがこれは結果論。  たまたまポールの兄がいたから良いようなもの。もしポールの兄がいなかったらどうなっていたのだろうと考えると、自分勝手すぎるストーリー展開に腹が立ちます。  この映画だけを見れば、確かにポールとカレンより、ポールとベッキーのほうが合うかもしれません。ですがポールとカレンのほうが長い付き合いなんでしょう?そして婚約までしたのであれば、やはり通じる部分があったのでしょう。それに合わない部分があったとしても、そこを少しずつ歩みよってお互いを大切にしていくのが結婚生活の醍醐味でしょう。  少なくともカレンのポールに対する愛情や思いやりが感じられる一方で、ポールは自分のことしか考えていません。ポールに魅力を感じません。  この映画でよかったのは脇役の人たちの『機転』ですね。スーパーのレジ店員や、友人ジムにいきなりかかってくるカレンからの電話。すぐに事情を察し、ポールのために話を合わせてあげる自然な演出。これはちょっと面白かったです。  花嫁の父親でさえ、婿の浮気を知ったときに『聞かなかったことにしてやる。男は皆ハンターだ。』と理解を示す寛容ぶり。  ですが一番良かったのは牧師かな。異議があるものを執拗に促すシーンはさすがに笑っちゃいます。  コメディとしては悪くないんですが、いやむしろなかなかの完成度だと思うのですが、好みに合わないので-3点して、この点数です。
[DVD(字幕)] 5点(2016-04-07 13:32:01)
1376.  ドラキュリアIII 鮮血の十字架 《ネタバレ》 
 雰囲気やヴィジュアル、舞台設定は好きなんですが、この内容だったら前2作のほうが面白いです。  まずドラキュリアがただのジジイになってしまった。魅力も威厳もほとんど無くなっちゃって、悪のカリスマのごとき面影はもはや皆無。これが一番イタイです。  次に、フィールドが広すぎます。状況説明が大雑把すぎます。ここまで雑だと、どんなストーリーであれ全然物語に気持ちが入っていきません。  ちなみに、思わせぶりな伏線の7割くらいは全部ほったらかしです。このあたりは『Ⅱ』のほうがかなり丁寧です。B級ホラーだからって、ストーリーや人物描写、編集をおざなりにするとこうなっちゃうんですね。やはり最低限の丁寧さや前後のつながりってのは大事にしてほしいものです。  ミイラ取りがミイラになるオチは良いけど、『前準備が適当だと、オチだけいくら頑張っても上手いことオチない。』ということがよくわかります。  好きなジャンルなので、さんざん文句言っときながら、普通に最後まで見れちゃったんですが、ほとんどの人は途中で寝るか、途中下車すること間違いないですね。映画だけなら2~3点くらいでしょう。好きなジャンルだからこの点数です。
[DVD(字幕)] 5点(2015-12-22 13:56:38)
1377.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 
 すべてが精神世界での一幕とするのであれば、確かにすべての説明がついてしまいます。ですがそれでは何でもアリの世界になってしまいます。まさに夢オチ。一番嫌いなパターン。ですが今作の場合、一概に精神世界のみとは、断定できないかもしれません。  そうすると、ストーリーがぶっとびすぎていて、正直中盤以降は粗と矛盾しか目につきません。  前半から中盤までのストーリー展開、雰囲気、人物造形が凄い良かっただけに、後半の荒唐無稽なもはやファンタジーな世界観が残念でなりません。  最も違和感を感じるのは、主人公の周りに集まる人間達です。主人公のようなわけのわからない人間に心酔していることに物凄い違和感、作り物感を感じてしまいます。  もちろん精神世界の話であれば、OKです。ですが個人的に『夢オチ』が嫌いなので、精神世界のストーリーとは思いたくないわけです。すると、この違和感についていけないのです。無理がありすぎて、現実感がわかんのです。  せめて、ラスト、ノートンも死んでくれたらなあ。あれで生きているってことはやっぱり・・・  ただ後半はともかく、前半~中盤は素晴らしかったと思います。  『ラストの映像が実はブラピの・・・』とかいう驚愕のサプライズがあれば、ストーリーなんかそっちのけで満点です。  
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-10-13 14:46:10)(良:2票)
1378.  クルーエル・インテンションズ 《ネタバレ》 
 サラ・ミシェル・ゲラーの美しさといったら、他の女優さんが霞んでしまいますね。セルマ・ブレアは頭の悪い役がぴったり。リース・ウィザー・スプーンもはまり役。ってゆーか、いつもこーゆー優等生タイプしかやっていないイメージがあるんですが気のせいですかね?  とゆーわけで、配役が大変良いという印象なんですけど、個人的にはサラとリースが逆だったらもっと良かったかも。  ちなみに、セバスチャン(ライアン)とキャスリン(サラ)がグラサンかけて並んで立っているところはマジでかっこいいっす。  さて、肝心のストーリーは、性格の捻じ曲がった義姉弟が、どちらがより性格が捻じ曲がっているかを競い合う物語。あれ?違ったっけ?  残念なのは、どれだけ素晴らしいナンパテクを見せてくれるのかと思いきや、あまりに普通すぎたということ。  どちらかと言えば、技は技でも『力技』。しかも結構なりふり構わない感じが多いです。本当にプレイボーイなんでしょうか?  前半に、その華麗な技をこれでもかってくらい見せてくれたら、きっと後半の純愛モードでより感情移入しやすかったとはおもうんでうけどね。  娯楽作品を見る気持ちでしたので、中身なんかなくても全然良かったのです。ただそのぶん、前半はもっと痛快極悪おしゃれ映画でかっこよくいってほしかったですね。
[DVD(字幕)] 5点(2015-07-11 05:33:46)
1379.  チャーリーズ・エンジェル(2000) 《ネタバレ》 
 こーゆー大衆向けの娯楽作品って相性良いはずなんですけど、そんなに面白いと思えなかったです。何故でしょう?ストーリーやアクションの既視感が強いのかもしれません。いかにも作りものっぽいキャラ設定に、わざとらしさを感じてしまったのかもしれません。普段はそーゆーの、あまり気にならないのですが、今作はなんとなく目に付きましたね。  スローを多用するのもあまり好きじゃないんですよね。『はい、ここを見て!』って強制されている感じがしちゃって・・。映画に全力で感情移入しようとする私にとって、スローモーションって鑑賞の邪魔にしかなりません。必然性がある場合は別ですが。例えば弾丸のシーンはOKです。  ついでに言うと、脚本が雑なのか、演出がまずいのかわかりませんが、単純明快なストーリーのくせに展開がわかりづらい部分があります。テンポが速くスピード感のある映画は好きなのですが、その速さに技術が追いついていない気がします。娯楽作品だからこそ、丁寧に作ってほしいものです。  ただストーリーとしては、こうゆう『とにかくガンガンいこうぜ』って感じのノリノリなアクションは嫌いじゃないです。コメディとしてはパワー不足かもしれませんが、アクションもの、カンフーもの、スパイものとしてはまあまあじゃないでしょうか。途中からスパイものじゃなくなっちゃうけど。  冒頭の飛行機から飛び降りるシーン、ドリューが撃たれるシーン、ルーシーとキャメロンが襲われるシーンなど、部分的に見れば目をみはるシーンも多いだけにちょっと残念な出来。何でもバランスが大事とゆーことかもしれないですね。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-04-22 14:49:31)(良:2票)
1380.  サイコ(1998) 《ネタバレ》 
 オリジナル版は見たことがないので、何の予備知識もないまま鑑賞。  正直、前半はだらだらと始まって、淡々と進むストーリーに退屈さを感じます。ミスリードを誘うちょっと不気味な警官の存在は、サスペンス・ホラーならではの古典的な雰囲気を演出してくれて良かったのです。それからです。モーテルに立ち寄ってから事件が起きるまでです。ここで中だるみします。強いて言うなら、マリオンとベイツのやりとりが、無駄に長くて眠気を誘われます。  もう一つ付け足すと、マリオンが40万ドルの持ち逃げで、何をしようとしていたのかが気になっていたので、『サイコ野郎に人が殺される』という本題に、自分の気持ちが乗り遅れてしまったのが問題です。  ただ、マリオンが殺されてから、探偵とノーマン・ベイツとのやりとりが面白くて、中盤ちょっと引き込まれます。『おお、どーなるんだ?』と、ストーリー展開に興味がわきます。ですがそれも長続きせず。探偵が殺されちゃってからは、ラストまでなんとなくオチも読めてしまい、後は消化試合を見ている気分です。  最後まで見てみると、ラストの精神科医のネタ晴らしトークが一番面白かった気がするのは気のせいでしょーか?
[DVD(字幕)] 5点(2015-04-11 03:28:46)
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