141. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
《ネタバレ》 楽しかったです。ストーリーにはいって遊べました。ひねくれているせいか泣かせよう、感動させようとするのが見え見えな映画は苦手で白けてしまうので、このくらいの映画が気楽に楽しめて好きです。子供達もいかにもディズニーみんなかわいいです。BLの王子さま系を好きな人は別の楽しみ方があるのかも?末娘めちゃくちゃいい感じでした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-06-18 03:06:45) |
142. ブロークン・フラワーズ
ストーリーは可も無し不可も無しですが、ウィンストン役のジェフリー・ライトとビル・マーレイのやりとりが好きです。他人のトラブルを過剰なおせっかいを焼きながら楽しそうにしているウィンストンみたいな隣人がいたら、大変かつ楽しいだろうなあと思って見ていました。それに嫌々ながらも乗ってしまうビル・マーレイも良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-06-17 02:54:17) |
143. ダイヤルM
《ネタバレ》 スリリング感のまるで感じられないストーリー。誰一人共感することのない登場人物たち。マイケル・ダグラスの映画で面白いと思ったのは「ローズ家の戦争」「トラフィック」だけ。独得の演技が苦手です。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-06-17 02:50:29) |
144. 夢(1990)
《ネタバレ》 最初、夢十夜を思い出しました。途中から漂流教室の文明批判が浮かびました。最初の2本が大好きです。百鬼夜行抄の世界です。ゴッホの話も好きです。個人的には残りがいまひとつでした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-06-08 03:47:10) |
145. SAYURI
《ネタバレ》 予想に反してハーレクイーンロマンスでした。そして、これも予想に反してハーレクイーンロマンスを苦手な私が楽しく見てしまいました。最初、英語を話す日本の話というのでピンと来ないかなと思っていたけど、ロシアなのに英語で話している「ドクトルジバゴ」同様に映画にはまりました。外から見て描いた日本がとても美しく豪華で、イツァーク・パールマン、ヨー・ヨー・マの音楽と相まって酔わせてくれました。「初恋の来た道」のころは、どこがいいのか少しもわからなかったチャン・ツィイーですが微妙な感情表現で、ミシェル・ヨーの押さえた演技ともども、うまいなあと思いました。ただ、惜しむべきはコン・リー。本来の彼女なら、もっと迫力のある芸者を演じられたのではないかと思ってしまいました。主役じゃなかったから力を抜いたのかな・・。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-05-22 04:15:59) |
146. さらば冬のかもめ
《ネタバレ》 地味だけど良い映画です。犯罪を犯したランディ・クエイドを輸送する中、情が移り刑期が終えるまで童貞だとかわいそうだと娼館に連れて行くところを見て、当時はひどいなあと思いました。名画座でこれと「シンデレラリバティー」を2本立てで観ました。30年ぶりにCSで見ました。以前見たときは潔癖な見方だったので点が辛かったけど、いま見ると哀愁を感じてしまいます。南無明法蓮華教とつぶやきながら、どんどん性格が強くなっていくランディ・クエイド、強くなって色々なことに気がついて幸せに慣れればいいなあと思ってしまいました。気がつかない方が幸せというのが定番ですから。ラストで「南無明法蓮華教」を唱えながら逃亡するシーン。おかしく悲しかったです。+1 [映画館(字幕)] 7点(2007-05-20 16:31:38) |
147. ロッキー・ザ・ファイナル
最初から「ロッキー」シリーズを見ていますが、毎回、見た直後は感動しているのですが、もう一度見たいという気になれず、大まかなストーリーも最初の以外は忘れてしまっています。ファイナルも、たぶんそうなるような気がします。ただビル・コンティのテーマソングはいつ聞いても血が騒ぎます。 [映画館(字幕)] 5点(2007-05-14 03:28:24) |
148. バベル
《ネタバレ》 決して好きなタイプの映画ではないのですが、とても楽しめました。微妙なタイミングで人生を狂わされてしまった人たちの悲劇です。子供を殺害された親の「あと数分ずれていたら、あと数メートル違う場所にいたら、子供は死なずにすんだ」という言葉を思い出しました。人生なんて数秒のタイミングで変わってしまうのだろうと思いながら見ていました。あと数㎝窓から離れていたらケイト・ブランシェットは怪我をしなかったかも、母親の自殺を見ずにすんだら菊地凛子の精神は別の方向に動いていたかも、ジャッカルがいなかったらモロッコの子供は何事もない人生を歩んでいたかも。そんな人たちが微妙につながっていきます。一番、印象的だったのはメキシコで預かった子供達を助けるために砂漠を歩く乳母のシーン。何故子供を置き去りにしたと問われ、不法労働が発覚して強制送還になってしまいます。みな悪意から他人を傷つけてしまったわけじゃないのに、結局、罪を犯してしまいました。悲しい人ばかり出てくる映画でした。 [映画館(字幕)] 7点(2007-05-14 03:25:25) |
149. スチュアート・リトル2
前作はネズミのスチュアートが普通に言葉を話し、普通に家族の一員となって暮らしていく不条理さが不思議感たっぷりで魅力的でしたが、今回、言葉を話す鳥が出てきたので、ありきたりのCGアニメになってしまいました。スチュワートが人間のように学校へ行って生活して、まわりの人たちは違和感のないところが面白かったのですが、同じような言葉を話す動物が出てきた時点で面白さが減りました。ちょうどピーナッツの漫画でペパミントパティだけがスヌーピーのことを鼻の大きな子供と思っている、みたいな感覚が好きでした。前作が面白かっただけに残念です。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2007-04-22 00:38:13) |
150. スチュアート・リトル
なんで孤児院にネズミが?最初から不条理度が高かったけど、そのまま押し切ってしまったところは見事です。あれこれ考えずに目一杯楽しめました。悪役の猫もかわいさ満点。世の中に本当に悪人はいない、そんなアメリカンドリームを感じました。こういう映画を見るとホッとします。バージニア工科大の銃乱射事件があったばかりなので、この映画を見ながらアメリカの両面を考えてしまいました。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2007-04-21 02:33:09) |
151. ベイブ
ベイブ~!最初のシーンからはまってしまいました。ブラックを感じさせなくもないジョークと牧歌的映像。映画を見た直後は豚肉を食べるたびにベイブ~と思ってました(しっかり食べてたけど)。再度見てしまいました。前回8点でしたが、今回は+1。 [映画館(字幕)] 9点(2007-04-21 02:25:26) |
152. THE SALTON SEA ソルトン・シー
ハードボイルドなストーリーですが、半熟卵のような映画でした。面白くなる要素をたくさん持っているのですが、半端な感じは否めません。この役を演じるにはヴァル・キルマーは健康的すぎるような気がしました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-04-03 16:41:58) |
153. ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
《ネタバレ》 上手に歌ったと言う理由がウィザースプーンのオスカー受賞の大きな要因だそうですが、それだけでオスカー?と言う感想です。「歌えロレッタ~」の時のシシー・スペイセクはロレッタ・リンの性格まで歌に出ていて見事でしたが、ウィザースプーンのジューン・カーターは器用に歌っただけという感じでした。ノミネートが1年ずれていたらウィザースプーンのオスカーは無理だったと思います。カントリーが大好きなので、それなりには楽しめましたが面白い映画ではありませんでした。離婚、不倫、浮気が当たり前のカントリー界でおしどり夫婦として知られたジョニー・キャッシュとジューン・カーターを描いていますが美化しすぎているように思えます。あとジョニー・キャッシュは特に好きでもないのですが、同じカントリーシンガーの娘ロザンヌが好きなので、彼女をどう描いているかなというのも興味を持って見ましたが、ストーリーとはあまり関係なさそうではしょられていました。見終ったあとの気分が、あまり良くない映画です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-03 03:09:40) |
154. ルールズ・オブ・アトラクション
《ネタバレ》 よくある青春ものですが「セントエルモスファイヤー」などに比べると面白かったです。オープニングの枯葉の逆回しがすごくて感心しました。ストーリーはラストからはじまり、戻ったり進んだり斬新でした。音楽が懐かしかったです。ところどころ好きでした。フェイ・ダナウェイ、毒が抜けきってしまってます。残念。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-03-31 05:56:58) |
155. ラストキング・オブ・スコットランド
《ネタバレ》 フォレスト・ウィテッカーのアミンは見応えがありました。ストーリー的には興味本位でウガンダに入り勘違いしていい気になっているジェームズ・マカヴォイのキャラクターにむかつきを憶えてしまいました。決して彼の演技が下手だということでなく、上手だから役にむかついたってことです。関係ありませんがイラクで捕虜になって非難された3人の日本人の事件を思い出しました。 [映画館(字幕)] 6点(2007-03-28 03:21:35)(良:1票) |
156. ブラッド・ダイヤモンド
《ネタバレ》 これはディカプリオを見る映画です。ディカプリオなど賞味期限切れだと思っていた人が見ても惚れ直してしまうくらいおいしい役です。ストーリーは紛争地域から出土した巨大なダイヤモンドを巡る話ですが、ポルポト政権を思わせるような子供を洗脳させて戦士にさせる話や、洗脳された子供を取り返す父親の話など見所はたくさんあります。悲惨なストーリーなのに、見終ったあとで一番記憶に残っているのはディカプリオと、ジェニファー・コネリーのプラトニックなラブシーン。ジェニファー・コネリーも、どんどん良い女優になっていく気がします。久々に役者に酔える映画でした。ずるいです。 [試写会(字幕)] 7点(2007-03-28 02:29:14) |
157. 我等の生涯の最良の年
《ネタバレ》 この映画でオスカーを受賞した実際に義手だったホーマーが映画にリアリティーを与えていました。カフェで、この戦争は意味がなかったという男に、実際に戦争から戻ってきた主人公が、怒って殴りつけるシーンは色々と考えさせられました。数年前にディクシーチックスがブッシュ批判をしたときに、実際に戦争に行っている人への冒涜だと非難されたことを思い出しました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-24 15:06:34) |
158. クラッシュ(2004)
《ネタバレ》 アルトマンの映画を彷彿とさせますがブラックジョークはありませんでした。様々なことに耐えている人ばかりが出てくる映画でした。銃の音におびえる娘に父親が銃弾を通さない透明マントをかけてあげると安心させる話は、逆に娘が銃を恐れなくなり銃の犠牲になってしまうのではと心配になりましたが、それでも、その後のエピソードで泣いてしまいました。この映画はこのシーンにつきます。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-24 14:56:44) |
159. ファニー・ガール
《ネタバレ》 マシンガンのような早口のしゃべりと、出しゃばりだけどシャイという両極端を併せ持った役柄はバーブラのためになるようなもの。あまりにも自分勝手だけど憎めないし、かわいいなあと思ってしまう。当時、バーブラのことを日本の某映画評論家が「こんな鼻の女優は日本では受け入れられない」と言っていたけど、「追憶」以降は日本でも人気が合った気がする。映画は面白くはあったけど、オマーシャリフの濃すぎる顔が苦手だし、個人的にそっくりの友人がいるので気持ち悪かった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-20 03:28:47) |
160. H.G.ウェルズのS.F.月世界探険
《ネタバレ》 H.G.ウェルズらしい「とんでもSF」系の面白さがたくさんつまってます。人類初の月着陸なのに月に手紙が残っていたことを発端にしたドタバタです。がちょうは好きだけど鶏は嫌いとか、大きな虫の幼虫を骨(骨がある)だけにしてしまう蜂型の月星人とか楽しいです。独得の月の映像も美しかったです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-13 13:32:08) |