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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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141.  恋愛小説家
強迫神経症で生活に様々なこだわりを持ち生きにくいうえ、さらに毒舌で人間関係もまずくしてしまう孤独な恋愛小説家。病弱な息子をかかえ生活に目一杯のウエイトレス。彼女は小説家にとって食事を摂るのに欠かせないという存在だったが、彼女は息子が元気になったとき母として生きるだけの自分に戸惑う。そして替わりに心は純な小説家が彼女を必要とするようになる。母性にあふれたしっかりものと子供のように自己中心的で不器用な男。「割れ鍋に綴じ蓋」ではないけれどこの二人の相性はぴったりではないか。二人をはじめとするキャラクターがしっかり描かれている脚本もいいと思うが、主演のヘレンとニコルソンはなおいい。特にニコルソンはシニアラブコメの王様(あの顔・体型で!)のごとき存在感がある。脇のG・ギニアも良かったが、顔の傷の特殊メイクは回復過程まで本物みたいでびっくり。アカデミー賞級のワンちゃんの演技力にも感心してしまう。  
8点(2004-04-20 20:25:27)
142.  小さな巨人
白人でありながらインディアンに育てられ、しかしインディアンの勇者にはなりきれず、おかげで生き延びたという男の波乱万丈の人生回顧録。二つの社会を行き来するので白人側でインディアンたちを迫害したり虐殺したりするのと、インディアン社会での生活で独自の思想・風習、生活などが交互に描かれる。ダスティンは臆病ぶり、酔いどれぶりなどとてもうまいが、それ以上に印象的だったのは彼を育てた親代わりのシャイアン族の酋長。盲目になったことも、白人の襲撃にも「死ぬにはいい日だ」と悠然としているなど全てを超越したような自然体の大物ぶりがとても印象的。こうもり男のような彼が戻るたびに「息子よ」と迎え入れる度量の大きさに感服してしまう。インディアンの考え方はアイヌにも共通するのが興味深く、共感する。 
7点(2004-04-19 17:12:15)
143.  夕べの星
「愛と追憶の日々」の続編。娘が死んで幼い孫3人の母代わりとなり奮闘してきたオーロラだが孫達は次々彼女の心を悩ませる。前作より一層マクレーンの存在感は大きく、まさに彼女のための作品となっている。年をとっても前向きで独自のポリシーを持つオーロラとマクレーンは完全に一体化し実に魅力的で素晴らしい。彼女を取り巻く孫達とのエピソード以外にも彼女の恋愛、娘の親友だった女性との確執、家政婦の老友や退役将校の恋人、隣人との友情などどれも味わい深い。特に老人たちとのエピソードには泣ける。前回の恋人だったニコルソンも登場するというサービスもあるがこれはマクレーンへの友情出演といったところか。二人で老友の散骨をするシーンがいい。年老いた彼女が家族や友人達に見守られながら幸せな最後を迎える場面でのマクレーンの臨終はストップモーションがかかったようで見事! 私もかーすけさん同様、前作よりもマクレーンを目一杯堪能できるこちらのほうが好きかも。   
8点(2004-04-19 16:55:28)(良:2票)
144.  母の眠り
重い癌を患っていた母親が死んだだけなのになぜ娘が取調べを受けているのか、なぜ娘はああも母に反感を持っているのか、などの疑問は展開と共に明らかになっていく。ドロシーに扮したメリルがかなりのボリュームに見えるのに、病にやつれてからはかなり頬がこけているように見える。(さすがに裸の骨が浮いてるのは吹き替えかもしれない)完璧な主婦というだけの母に反感を抱きキャリアウーマンとして仕事にこだわる娘。でも自分がいざ主婦をやってみるとそれがいかに大変でしんどいことかと思い知る。夫や子供達が何不自由なく自由にそれぞれの好きなことができるのも、彼らの生活基盤を支える地味で退屈な家事を担当する母がいればこそ。父はやはり仕事を口実に現実から逃げていただけなのか。あまりのしんどさに娘は切れてしまうが残り少ない命の母が娘に諭すシーンのメリルがいい。  
7点(2004-04-14 19:19:29)
145.  チャップリンの伯爵
すばしこくてコミカルなチャップリン、薄切りスイカを食べる時のナプキン使いが面白い。衣装のせいかどうか、エドナがいやに太って見える。
5点(2004-04-14 18:39:21)
146.  ビッグ
トム・ハンクスが若い、かわいい! 文字通り子供になりきってやってるように見える。これが後のフォレストガンプの純粋な心にも通じる気がする。突然大人になってしまって、一人心細くて安ホテルのベッドで泣くところなんぞはほんとにうまい。親友の援助もあって大人としての生活を始めると、これがトントン拍子にうまくいくなんてありえないけど夢がある。仕事がおもちゃ会社で遊んでればいいなんて、子供が見たらどんなにうらやましいことだろう。まぁでも一気に大人になるのも大人がもう一度子供になるのもどだい無理なわけで、楽しい仕事よりもママが恋しいと無事家に戻っていくラストはちょっぴり切なさを漂わせながらもホッとする。     
7点(2004-04-14 00:03:51)(良:2票)
147.  ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
次々起こる危機の連続でも必ず切り抜けてしまうという展開、そこかしこに古今の冒険活劇映画で見たようなシーン、目一杯なCGとサービス一杯・盛りだくさんな割にはなんだかワクワク感がない。レイチェルは死んだと思ったら呪文で簡単に生き返ってるし、何千年の恋は冷たくて何だかあっけないし、、あんまり都合よすぎるのもしらけちゃう感じ。 
5点(2004-04-13 23:47:48)
148.  ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
主演の二人はずぶぬれ、泥まみれの大奮闘。随所に笑えるところが有り特にキャスリーン・ターナーはなかなかのコメディエンヌ振り。ダニー・デービットやコロンビアの密輸長者のキャラもおかしい。案外あっさり宝物が見つかってしまうし誘拐犯はマヌケだしとワクワク感はイマイチだけど、コメディ活劇としては結構楽しめる。
6点(2004-04-13 23:36:49)
149.  5つの銅貨
ジャズが好きとか詳しいとかいうのでは全くないけれどこれは良かったです。まずダニー・ケイがとってもいい。軽妙で楽しくてとても器用で達者な芸の数々を見せてくれます。初めて見たのでびっくりでした。話の展開もジャズでの成功、中断、再起と紆余曲折の中で家族の愛情物語になってて感動的です。特にラストのコンサート場面は感動的で涙ものです。R・アームストロングとの共演とかいくつもある音楽の中でも「5つの銅貨」が歌詞もメロディも一番好きです。
8点(2004-04-11 22:35:44)
150.  遠い空の向こうに
炭鉱町を舞台にさまざまな困難に出会いながらも好きなことに打ち込み、自らの道を切り開いた少年達の感動的な話。父や周囲の無理解、資金難、山火事の濡れ衣、父の怪我、夢の断念など数々の困難は実話と言われなければ作りすぎかと思ってしまうほどだが、最後は気持ちよくサクセスと絵に描いたような感動王道ストーリー。好きなジャンルではあるのだが、こうしたてんこ盛りのエピソードで後半駆け足になり感動を薄くしてしまったようなのが残念。主役4人のロケットボーイのうち半分は描き足らないし、といいながらもこういう作品は結構好きです。 
7点(2004-04-02 20:26:58)
151.  僕たちのアナ・バナナ
三角関係のラブコメでベンとノートンが神父だが、ユダヤ教の戒律はむろんキリスト教にも疎いし今ひとつ面白さが分からなかった。肝心の恋模様もアナは魅力的だったけど二人のうち好きになったのがどうしてベンだったのかが分からない。監督のノートンは自らモテるのを遠慮したんでしょうかね。
5点(2004-04-02 20:18:44)
152.  踊らん哉
ロシア人バレエダンサーのアステアがフライパンの上の煎り豆のようにはじけたタップで登場する。踊りはホテルで、ローラースケートで、ロジャー仮面をつけたものとどれも軽快で楽しく、ロングショットでじっくり見せてくれる。改めていうまでもないが素晴らしい。音楽はガーシュインだがこれが完成して間もなく亡くなっているので最晩年の作品らしい。話はアステアが一方的にロジャースに恋して、、とおなじみのたわいないものだが、おかしなロシアなまりのとぼけたアステアやおなじみの三枚目の脇役たちもおかしくて結構楽しめる。最後の踊りはロジャー仮面だらけの中で「本物のロジャーはどこ?」といった振り付け。ロジャー人形といい仮面も見事に本物そっくり。見た内のアステア・ロジャースコンビではかなり好きな作品です。  
7点(2004-03-30 22:54:43)
153.  恋愛適齢期
これは中高年世代には「そうそう」と思い当たるところが多くて大受けすると思います。ラブシーンで血圧を測ったのはいいけれど、老眼で数字が読めないなんてのはこの年齢でなければ分からないでしょうが爆笑もんです。この熟年カップルのラブシーンだって下手すると小恥ずかくなりそうだが、この二人がやるとsayzinさんの言われるように若者のように初々しく楽しく見えるのはさすがにうまい。他でも微妙な心の揺れをこの二人は表情や仕草、絶妙の間合いで見せてくれます。ニコルソンが楽しそうに(見える)コメディアンぶりを発揮し、キートンも感情爆発の体当たり演技。このキートンは同世代の女性の鏡かも。ハリウッドには珍しく無修正らしいシワの梅干顔なのになぜこんなモテモテ恋愛映画の主役が可能なのかというと、、まずスタイルがいい。これが太ったおばちゃんではまず幻滅する。次に表情が豊かで笑顔がチャーミング。彼女の明るさにはなんともいえない和み感がある。これなら36歳のハンサムでも惚れるかも、、という説得力がある。脇役のマクドーマンが言うセリフなどはしばしに現実味があって、よく練られた脚本だと感心します。最後は意外にあっさりして都合よすぎる気もするが、こんなに愉快で楽しい作品は大好きです。 
9点(2004-03-30 20:35:11)(良:1票)
154.  レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
この手のジャンルには疎いし思いいれもないのだが機会あって鑑賞。アクションは派手にデフォルメされてるようでまるで劇画タッチ、漫画っぽいのでいくら殺しても平気で眺めていられる(ディップがお金で釣って子供を使うのは気になったけど)。ラテン系の濃い面々の中で、ディップ一人かる~い作りで存在感が際立っている。メキシコってああいう黄土色のイメージなんでしょうかね。話はちょっとごちゃごちゃして分かりにくいけど、こういう系統が好きな人なら結構楽しめるかも、、、
5点(2004-03-26 17:17:29)
155.  波止場(1954)
港の労働者たちの組合のボスがまるでマフィアのような悪辣さで描かれている。そんなボスに搾取され牛耳られていても誰も彼に異を唱えることができないでいる。ボクサーくずれのブランドもそんな彼に利用されても反抗できない。不正の暴露に立ち上がるようにアジテーションを飛ばすのは神父のみ、彼の一貫した励ましで兄を殺されたブランドもとうとう証言台に立つ。組合の幹部の不正とか告発など社会派の地味な題材だが、出演者が舞台出身の演技巧者だし緊迫感のある展開で見ごたえがある。ここでは不正に敢然と立ち向かう勇気が描かれているが、監督が赤狩りで裏切り者とされるカザンだからちょっと複雑な感じもする。若いM・ブランドの横顔はP・ニューマンにそっくり。
7点(2004-03-21 21:39:04)
156.  ホワイトナイツ/白夜
最初のM・バリシニコフのバレエが圧巻の素晴らしさの上、次に緊迫した飛行機の墜落シーンだからこれだけでもう話に引き込まれる。ソ連から亡命したロシア人のバレエダンサーと、アメリカからソ連に亡命した黒人のタップダンサーとその妻のロシア人の3人が軟禁状態から脱出するまでをスリリングに描く。ソ連を自由も人権もないという極端な描き方なのはどうかと思うが、ある面事実だったのかもしれない。大使館への駆け込みからラストまでスリルが持続しハラハラした。I・ロッセリーニはやっぱりバーグマンに似た雰囲気がある。G・ハインズのタップはともかく、バリシニコフのバレエシーンは全て素晴らしいのでこれだけでも十分見る価値はある。 
7点(2004-03-20 20:15:21)
157.  グッドフェローズ 《ネタバレ》 
現金強奪や殺人、麻薬と犯罪の裏社会の話などというと好みのジャンルではないのに、つい引き込まれて見てしまったという不思議な魅力のある作品。地道に働き生きるというまっとうな暮らしを嫌い、楽に稼げて贅沢に暮らせるマフィアの世界を選んだ主人公の半生を追うことで実録のマフィア社会が垣間見える。いとも簡単に殺したり盗んだりという犯罪と隣り合わせの暮らしの代償は、いつ自分がその立場になるかもしれないという恐怖と不信で安らぎがない。凄惨な死体がいくつも転がり犯罪者達の無法ぶりに怒りながらも、さほど拒否感がないのは終始主人公の淡々としたナレーションと共に話が進むせいかもしれない。自分や周囲の世界を話しながらまるで第三者のような語り口で、ラストの法廷シーンの独白からはは観客に語りかけてくる。ピザがまずいとか普通の暮らしが退屈だとか言いながらも案外淡々としている。見ている間中、こんな暮らしをしている人間達は最後には皆悲惨な結末になるのだろうと思っていたのにそうはならなかったのが意外だった。しかし最後にこれはマフィアたちの生き方がいいとか かっこいいとか肯定しているわけではなく、犯罪世界の人間模様を突き放して描いているのだと分かった。 
7点(2004-03-20 20:11:27)(良:1票)
158.  チャップリンの駆け落ち
後半のピクニックあたりからのギャグが面白い。ラストのほうはクラシックカー2台を使ってのカーチェイス。これはカーチェイスの元祖かもしれない。
6点(2004-03-15 23:18:38)
159.  有頂天時代
アステアとロジャースのダンスだけで言えば見事というしかない。軽やかで身ごなしの優雅でしなやかなこと!このダンスコンビ以上のカップルは他には思いつかない。アステアが影と踊ったり、タップからボールダンスまでいろんな踊りが堪能できる。ただ、ストーリー運びはアステアの婚約者やロジャースを愛する婚約者をあっさり都合よく片付けて、主役達のハッピーエンドというイージーさが今ひとつというところだった。
7点(2004-03-15 19:10:24)
160.  犬の生活
公開当時チャップリンは29歳、最初の破れた塀を使ったおまわりさんとの追いかけっこのギャグシーンもスピード感にあふれ元気がいい。その他ホットドッグ屋(チャップリンの兄さん)の目を盗んでパンを盗み食いするギャグ、二人組のスリから財布を取り返そうと二人羽織のように手だけでパントマイムをするシーンなど、見事なアイデアとパフォーマンスが随所に見られる。ドタバタコメディで笑わせながら、ラストは恵まれないのら犬や酒場の女性(エドナ)、浮浪者が郊外でささやかな幸せを得るという心温まるお話で見た後とても幸せな気持ちになれる。犬のマットはオーデションで選んだそうで、耳のたれ具合といい目の周りのパンダ模様といいインパクトがある犬相。しかもおとなしくチャップリンの枕になったりズボンに入ったりするのを見てもなかなかの名優ぶりです。40分と短いながらチャップリンの芸が堪能できる大好きな作品の一つです。  
9点(2004-03-15 18:31:22)(良:2票)
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