1. ギャング・オブ・ニューヨーク
久しぶりにつまらない映画を見ました・・・。この映画にメッセージ性があるのかどうかは知りませんが、差別主義者に復讐(虐殺)する主役?のディカプリオよりも、「悪役」の移民排斥主義者の「ビル・カッティング」役の人のほうが生き生きしていて魅力的に撮れていて、見ているうちに彼に肩入れしたくなってしまいました。いいのかなこれで・・。だってこの映画の中でこの人一人が輝いてたんだもん。 2点(2003-08-02 22:53:34) |
2. サイン
インド人らしく独自の世界観を見事に反映したシックスセンス、前作で食いついた期待を裏切ってバリバリのハリウッド映画だったアンブレイカブル、人間がうろたえたあと立ち直る様を書いたサイン、三作とも方向性違いすぎです。3つとも傑作であるにもかかわらず、他の作品でシャマランに期待した人は別の作品を見て失望する、悲しい宿命・・。ところで、ここで重要なのは、宇宙人が登場人物にとって未知であるということ。この映画は未知なる物に直面して、本性をさらけ出して、また立ち直る人間のドラマが面白い。宇宙人に気を取られて、これをSF映画や、シックスセンスのようなどんでん返しねらいの映画と勘違いしてみると損をしますよ。虚勢を張っていた典型的なアメリカ人(ここでアクションヒーローのイメージのメル・ギブソンを使うあたりがニクい。)の表情がだんだん変化していく様子を演じきったメルの演技は素晴らしかった。子供も演技うますぎ。サインやアンブレイカブルがこの監督の1作目だったら。やはり喝采を浴びて有名になったでしょう。しかし、商業的には、シックスセンスの監督が、サインやアンブレイカブルを撮ってはいけません。前作のファンから叩かれます。 9点(2003-06-28 20:05:35) |
3. ハリー・ポッターと秘密の部屋
うーん。前作は面白かったけど、この秘密の部屋はいろいろなところが物足りないです。なぞが明かされるに度に、「え?たったそれだけだったの!?」と拍子抜けしてしまいました。長い映画は好きなのでこの点はかまわないんですけど。ハリーと戦うときだけは早々に不死鳥が飛んできてバジリスクの目を失明させて大蛇になっているのもちょっと。。。普通に刀が出てきて普通に戦ってるし・・・。まあ、これは原作どおりなら映画スタッフの責任ではないですが。(素人の勝手な予想としてはモンスターはバジリスクの目を見ても石にならないようだったので、、てっきりあの「汚い布」が実はクラス分けのときの目と口がついたしゃべる帽子で、ハリーがそれをかぶって帽子の目を借りて戦う、とか、もっと頭を使うひねった戦いを期待してました。) 2点(2003-05-05 11:38:14)(良:1票) |
4. アトランティス/失われた帝国
盗作と言われていますが、ライオンキングほどじゃないです。何より、アメリカのアニメファンが奮起してキャンペーンを繰り広げてくれたそうで、悪い話ばかりではないです。それにしてもディズニーは小さく見えるようになりました。最近のディズニー作品で面白いのは、ディズニーが配給しているだけの外部のスタジオの作品ばかりになりました。ディズニー自身にはもう力が残っていないのかな?結局赤字におわったそうで、むしろナディアとは関係無いと思われたほうがマシです。こんなつまらない話だと思われたら困る。本編に語るべきところが少ないので、脱線させてもらいました。 1点(2003-03-11 03:12:01) |
5. ブラックホーク・ダウン
ストーリーは・・・・2点。結局は一方的にアメリカ万歳の視点でとられています。・・・・が、それを評価に反映させることは控えます。映画として面白いかどうか?答えは「面白い」です。ただ迫力ある戦闘シーンを再現して2時間過ぎ去って行きます。でも面白い。不謹慎ですが、プライベートライアンのオープニングの戦闘シーンに匹敵する戦闘を2時間見つづけることが出来ます。ただし、映画を視聴する上で、自分の思想にこだわる人には楽しめない作品です。 8点(2003-02-25 20:01:11) |
6. スーパーノヴァ(2000)
なんというか、後半は投げやりでした。レビューを見て、説明不足らしいと覚悟して注意深く鑑賞したので話の意味は一回で理解できました。難しくもないですが、ストーリー自体は面白くもないです。生まれ変わらせる爆弾らしいとわかった時点でネタが尽きてます。それをうまく面白く処理できなかったのが敗因。アンジェラバセット達女優陣が一肌も二肌も脱がされてます。可愛そうに・・・・。(笑最初の1時間で風呂敷を広げて、このメンツ(それなりに豪華キャスト)とかなり力入ったCGやエフェクトで本格SFかと思いきや、・・・・突然ドタバタパニックムービーが始まりました。あーあ。 4点(2003-01-25 03:10:45) |
7. タイムマシン(2002)
恐らく、主人公と人類にとっては決意と納得の結末、一応のハッピーエンドだったのでしょうが、この結末はこの映画を見た人の多くの期待通りではないものでしょう。もっと自由自在にマシンを操って大暴れして欲しかったでしょう。バックトゥザフューチャーのごとく。だから、フラストレーションがたまって「つまらなかった」と切り捨てたくなると思います。人類を未来を「荒野」にするか「超ハイテク世界」にするかはタイムマシン映画の2択ですよね。この映画は前者ですが。前者は大抵お金がないB級映画です。でも、僕には素直に面白かった。サマンサ・ムンバ可愛かったしね。僕が主人公の立場だったら、30分考えた末にあの結末でハッピーです。 8点(2003-01-20 03:02:38) |
8. ワイルド・スピード
ストーリーがどうとかじゃない。音楽と映像が心地よい映画です。でも、音楽が素晴らしかったのでサントラを買ったらこれが大ハズレ(涙)映像無しではいまいちな曲ばかり・・。エンドロールのレクサスグッチという曲だけが素晴らしかった。邦楽より洋楽びいきの自分なのに。これの意味するところはただ一つ。映像が素晴らしかったのです。映像と音楽が一体化して素晴らしい映画になっていた!足りないのはストーリーだけ!(笑 7点(2002-12-26 16:18:17) |
9. ジャッジメント・ナイト
深夜にやっていたのを偶然見ました。同じパターンで2回も。それでも、最期まで見てしまう。はじめてみたときは、自分はあまり熱心に映画を見ない頃で、エミリオエステベスの顔にちょっと見覚えが、ぐらいだったけど、スティーブン・ドーフ(後で名前覚えた)の存在感と迫力はびしびし伝わってきたし、この映画は面白いと感じた。まあいいから見てみなよ、といってみたところ、はまって自分も人に勧めるタイプの映画です。S・ドーフのリボルバー銃と、Eエステベスの仲間が所持していた灰色っぽいメタリックのベレッタがななだかカッコよかった。 8点(2002-12-04 09:49:09) |