1. ザ・リング
日本版よりもストーリーをまじめに見せ過ぎてて怖がらすポイントが分かりやすい。ホラーというよりスリリングな展開よかった。菜々子よりナオミがスクリーン栄えするのは否めないが、井戸は日本版の方がうまく使われている。 6点(2004-12-13 18:15:04) |
2. クロッシング・ガード
ジャック・ニコルソンが生き生きとしてる、所謂はまり役であった。 7点(2004-11-30 00:25:44) |
3. レスリー・ニールセン 裸のサンタクロース<TVM>
僕の好きなニールセンのパンチが押さえぎみでほとんど笑えないものの暖かい雰囲気にあふれてました。チープなCGとマッチするニールセンはやっぱりいい。 6点(2004-11-30 00:18:31) |
4. マルホランド・ドライブ
冒頭の女優の事故が意味ありげで実は何にもない、無駄の様で無駄がない。高尚なサスペンスでありながら煙に巻ききらないサジ加減が美味い一品。最初観た時は巻かれたがそれでも登場人物の感情や魅惑的な映像が楽しめ置き去りにはされなかった懐の深さ。禁断の二人の画に釘付けになった事は隠しません。 10点(2004-09-29 02:57:44) |
5. ジャンヌ・ダルク(1999)
ジャンヌは利己的で傲慢な女の子、観る側にこんな印象を一方的に押し付けるような映画になっているのが残念。彼女のそんな一面だけしか描かれてない、好感を持てる様な逸話を全て排除している。伝記映画として非常に後味が悪い。ジャンヌの子供時代と戦闘、火あぶりのシーンはよく撮れていた。そんなこんなでジャンヌ・ダルクにではなくリュック・ベッソンに2点。 2点(2004-09-29 02:13:54) |
6. めぐり逢い(1994)
おもいっきりていうかそのまんま'57してるめぐり逢い。ただ全体に柔らかい雰囲気でラブロマンスとしてはこっちの方が落ち着いて鑑賞できるんだけどW・ビーティーのプレイボーイっぷりがK・グラントより感じないからか叔母との絡み辺りのメリハリがなく若干感動が低め。比べなければ全く損はしない良い映画。 7点(2004-09-16 18:33:43) |
7. 西部の男
ありきたりの西部劇の舞台から始まって、ああガンアクションのでみせるのかなと思いきやすごく自由に展開していった。女の絡みを添え物に留めないエンターテイメント、劇場のクライマックスに最後まで楽しませてもらった。こんなに楽しめた西部劇は初めてだった、ワイラーってすごいなぁと再認識した。 10点(2004-09-16 18:10:37) |
8. ノース・ショア
サーファーの聖地ノース・ショアに出向き、心技を磨いていく一人の男を巡って展開される。もちろん恋もする、コテコテだが熱さが楽しめる。が波乗りは見所がなく勉強にはならない。スポーツ物と言うより人間ドラマ。夏場に観て爽やかな気持ちで繰り出すにはいい。 6点(2004-09-15 13:28:54) |
9. 恋に走って
親の柵の中好きな気持ちで押し切っていこうとする二人。頂上で車に追いつくエンディングはストーリーの重さに反比例して軽い印象だった。 5点(2004-09-15 12:46:29) |
10. 白い刻印
一面の銀世界、社会不適合父子に掻き回される町。母、元妻、娘、恋人関わった女性達が不幸な結末を迎える度に気分が冷めていった。燃え盛る納屋を見つめるラストでなく自分も納屋で一緒に燃えて終えるくらいの潔さが欲しかった。親父が悪いという結論は見せたが主人公自身の責任感が伺えない。重たい雰囲気と裏腹に内容には重みがない一品。 3点(2004-04-29 04:08:53) |
11. 氷の接吻
全ての機関・人物の仕事振りが甘すぎて何の緊迫感も無いサスペンスに仕上がっている。ショモイ内容だけどジェイソン・プレーストリー待ちでガンバって観てたのに、何よあれ?一時間強待たされた挙句金髪のチンピラ風で登場。5分少々でノックアウト…それもかなりショモイやられっぷりじゃない?ひどい。営業用のクレジット、ホントひどい。劇場鑑賞したファンはがっかりしたんだろうな。それは置いとくとしてユアンとアシュレイの取り巻きがほんとに怠慢だったりトロかったり、内容的にまあまあ苦痛な一品。 3点(2004-04-29 04:08:10) |
12. 十二人の怒れる男(1957)
評決の行方を先に観てたのでひたすら続く密室のディスカッションに真新しさは感じれなかった。リメイク版とは出演者以外全て同じ、討論の内容から陪審員の座り位置、雨の降るタイミングまで。リメイクより良かったのが12人のチョイスが脚本の時代背景にマッチしている、誕生日席のヤンキース好き男の所詮他人事っていう感じが良く出てる等。3番陪審員が説き伏せられた後はこっちのほうが少しリアル。8番陪審員はジャック・レモンの方が説得力があり良かった。製作順に観るのが正解。 8点(2004-04-29 04:06:01) |
13. 真夜中のサバナ
アメリカの片田舎の楽しげなパーティーの雰囲気は伝わってきたがそこで繰り広げられるサスペンスが茶番だった。「真夜中のサバンナ ~アフリカ南部の熱帯夜~」として大自然ドキュメンタリー映画にしたらかなり魅力的だね。当然ジョン・キューザックはムツゴロウのポジション、吹替え版のナレーションは柳生博あたりでね。 3点(2004-04-29 04:04:48) |
14. ザ・フライ
ハエに変わっていく過程が不自然なのに気持ち悪さでそれを感じさせない巧妙な一品。30前のジーナ・デイビスが40超に見える、髪形って怖いね。 4点(2004-04-29 04:00:40) |
15. ピッチブラック
《ネタバレ》 船長が食べられて殺人犯が改心したのは中々のクライマックスだった。不時着時の異常な明滅も印象的。ナイフ・発光虫等小細工で中盤を乗り切るのが好きでない。他作の受けそうなネタを継ぎ接ぎしてて、このシーンあれっぽいなみたいな観方になってしまう。 4点(2004-04-29 03:57:54) |
16. 微笑みをもう一度
人気者が弱みを見せたときのハイエナたちの嫉妬がリアルだった。おばあさんを中心にした家族愛に女性の母性愛が表すいつでもウェルカムな姿勢、おっきいなぁ、偉大ですね。娘役の女の子に可愛らしさを感じないのは結構な欠点。 5点(2004-04-29 03:56:51) |
17. グランド・ホテル
それぞれの人のドラマが平行線で進行し絶妙なタイミングでシリアルに移行しまた返る。この形態が斬新と言ってもそれぞれに魅力があってこそ、その点でこの映画は個々の魅力が十分。誰を基準にするかで心情の見え方も変わる。男爵の視点で観る人はありがちな人、ガルボ、クロフォードで観る人もまあ普通の人、病気の帳簿係は変わり者、社長の視点で観る人はGHマニアと言ったところ。グランドホテルというネーミング、後にグランドホテル形式と称されるのを知ってたかのような綺麗な作品名。 10点(2004-04-29 03:55:19) |
18. 愚か者の船
所謂グランドホテル形式を思わせ様々な人間模様を見せてくれる、がその群像が文字通り群れてしまっているという印象で個人個人の魅力に欠けた。あの小男が乗船から下船まで人間観察を満喫するその姿が楽しそうであり切なくもあった。グランドホテルとは比べたくない一品。 6点(2004-04-29 03:51:54) |
19. ウィズアウト・ユー
ちょっと変わった風貌の監督に興味をそそられた。しかしステラに遠回しに中絶を迫る辺りから後はただのわがままな男にしか写らなかった。主人公のルックスがうじきつよしにダブってしょうがない。ライブ会場で再会する映画にしてはチープな脚本には苦笑した。ピアの着てたスマイルのFuck youバージョンが製作者が主人公へ送るメッセージのように思った。TVドラマなら十分満足。 5点(2004-04-29 03:45:41) |
20. 北北西に進路を取れ
そんな大きな問題だったとは。徐々に誰も信用できなくなっていくケイリー・グラントの心情とミステリアスなエヴァ・M・セイントホントはどうで何で何者かがとってもサスペンスで楽しかった。最後2人でラシュモア山を逃走するとこは愛嬌があって好きな場面。きび畑の農道を疾走するケイリー・グラントもいいがトレーラーに農薬散布機が突っこんだのは突飛であっけに取られた、これもヒッチコック劇場。 9点(2004-04-29 03:41:15) |