1. めぐり逢えたら
映画館で見る場合、客層というもので印象がガラっと変わるもんだなぁと痛感した映画。 隣りのアベック(死語かな?)が映画のクライマックスでおしゃべりを始め、あまりにも声がでかいので、 「喫茶店に行ってもらえませんか?」と注意したら逆ギレされ、 俺が悪いみたいな空気になって恐ろしく気まずい思いをしたおかげで、逆に忘れられない映画になった。 こっちも同伴者がいなかったら、たぶん映画館を出ていただろう。 見直す気にもならず、めぐり逢えたかどうかは謎のままだったに違いない。 つれあいには悪いが、この頃のメグ・ライアンは実にキュートだった。彼女のベストだと思う。 [映画館(字幕)] 6点(2014-07-03 19:09:55) |
2. ケープ・フィアー
ソール・バスのタイトル・デザインに始まり、ひたすら、通好みな映画。オリジナルの「恐怖の岬」、インスパイアされたと思われる「狩人の夜」を知っていると倍楽しめる。スピルバーグは、どこで流れ星を流しているか?など、興味は尽きない。 [映画館(字幕)] 5点(2005-05-11 16:20:04) |
3. マトリックス リローデッド
SF映画としては、最初の作品より面白いけど、アクションは単調でつまらない。つなぎの作品としても長すぎる。 5点(2003-12-21 18:35:52) |
4. マトリックス
単純にアクション映画として楽しい作品。SF映画としてはビミョ~。 6点(2003-12-21 18:32:55) |
5. ファーゴ
同じ年に公開された「ユージュアル・サスペクツ」「セブン」とは比べものにならないくらい素晴らしい犯罪映画。冒頭で実話に基づいていると念を押されるのが残念だ。そこだけが、どうしても引っかかってしまう。 6点(2003-12-21 18:22:02) |
6. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
ニューヨーカーの「男はつらいよ」。もちろん二人以上で(出来れば恋人といっしょに)見ると楽しいと思うけど、一人ぼっちで見る時のクリスマス・ムーヴィーとしても、お勧めしたい。ラストのハーポ・マルクスのそっくりさんの登場するオチまで、愉快で楽しい映画だ。グルーチョ・マルクスに仮装した人物たちが群舞するシーンは一見の価値がある。 6点(2003-12-15 23:19:19) |
7. フォーン・ブース
誰の身にも起こり得る、日常生活の中に潜む悪夢!と言うことを強調した、小気味の良いサスペンス映画だ。コリン・ファレルの演技に、うかつにも涙ぐんでしまった。年季の入った観客を「こういう小粒な映画も良いよな~」と、ある程度、納得させる映画だと思う。 5点(2003-12-12 19:49:49) |
8. エネミー・ライン
戦争映画とは言えないけど、エセ反戦映画でもないので、素直に楽しめる作品。ところどころ、カット割り、編集がシビれるし、ジョン・ムーア監督のハリウッド・デビュー作だとしたら、これから、かなり楽しみな監督だ。 5点(2003-12-11 02:10:00) |
9. チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
それなりに楽しめる作品。ルーシー・リューと、その父親を演じるジョン・クリーズのやりとりがウレシイ。 4点(2003-12-05 19:49:31) |
10. チャーリーズ・エンジェル(2000)
それなりに楽しめる作品。ビル・マーレイはちょっと歳です。 4点(2003-12-05 19:45:48) |
11. 悪魔のいけにえ
ベトナム戦争とアメリカ、70年代の時代の空気みたいなものがわからないと、理解出来ない映画だと思う。実際の事件を元にしているので、単純にホラーとして片づけてしまっていいのだろうか?と言う思いがずっとあって、監督の意図したことはともかく、当時のリアルなアメリカ人の暗黒面を描いた作品として、私は評価したい。 6点(2003-12-05 18:59:07) |
12. エイリアン
今になって見直すと贅沢な作品に見える。脚本のダン・オバノンは、後年になって「バタリアン」を作ることを知っていると、この映画の怪奇ホラー趣味も納得出来る。今更言うこともないSF映画の古典。 6点(2003-12-05 18:39:56) |
13. 閉ざされた森
もっと面白くなりそうな話しなのに、わざと面白くしないようにしているとしか思えない脚本と演出。ジョン・マクティアナンの演出が冴えるのは証言の再現シーンでの戦闘場面だけ。それ以外の心理描写は、この人には無理だ。 4点(2003-11-29 15:21:21)(笑:1票) |
14. アフター・アワーズ
コミュニケーション不能に陥ったマンハッタンの不思議の国のアリス。テリー・ガーの魅力。チーチ&チョンのコメディーリリーフ。 6点(2003-11-11 08:33:15) |
15. キル・ビル Vol.1(日本版)
60年代後半から70年代にかけての、日本のプログラム・ピクチャー、香港のカンフー映画、イタリアのマカロニ・ウエスタンの、形骸化した再生。Vol.2 を見ないとはっきりしないが、2本に分けるほどの物語じゃない。極めて魅力的な駄作。 4点(2003-11-10 23:21:58) |
16. マトリックス レボリューションズ
チープな未来図をそのまま映像化しただけの特撮、ザイオンのエピソードが、とにかく、つまらない。極めて魅力的な駄作。 4点(2003-11-10 23:10:32) |
17. 13日の金曜日(1980)
「サイテー!」のヒット作に敬意を捧げる。 5点(2003-11-08 02:40:18) |
18. 殺しのドレス
あからさまなヒッチコックへのオマージュ。 6点(2003-11-08 02:30:33) |
19. 許されざる者(1992)
この作品に対するオスカーは、西部劇と言うジャンルにこだわったクリント・イーストウッドと言う男の執念に対する敬意だと思う。 6点(2003-11-08 02:27:44) |
20. パルプ・フィクション
クールな演出と編集の映画です。 7点(2003-11-08 02:23:17) |