1. エイリアン:ロムルス
《ネタバレ》 本作はアホな若者たちがアホなことして、真面目な女子一人残して全滅。ようは「13日の金曜日」のジェイソンがエイリアンになっただけ。 それだけで充分楽しめるんですけど、うじゃうじゃと大量に出したり、最後に進撃の巨人のちっさい版が出てきたりして、散漫になっている。 貨物室の切り離しレバーが、まさに貨物を積んでいるところにあったり、重力のオンオフのスイッチが廊下にあったり、都合よすぎて笑う。「重力をきればいいんだ!」と思いついて立ち上がったところにスイッチがあるんだもん。 「エイリアン」は「宇宙の果てにこんな危険な生物がいました!」だけでいいと思う。「プロメテウス」以降の人類の起源だの、エイリアンはどうやって誕生したのかだの、小理屈は不要です。 [映画館(字幕)] 6点(2024-09-18 18:31:03)(良:1票) |
2. クライモリ(2021)
《ネタバレ》 1時間過ぎた以降は蛇足、いらない。最後のくだりは妊娠具合からみて、脱出後、数週間程度と思われる。あんなことがあって、10人近くが殺されて、理不尽に何人も監禁されてて、警察にも行かずに、あっという間に日常生活に戻っている。なにが「ジェフ、お前も立派になったな」だ。地元警察はあてにならないにしても、FBIとかあるでしょうに。 友人5人が行方不明になったのに、友人の家族、同僚になんと説明したんだ? 父親は一緒に捜索に行ってくれたクーパーたちに責任があるでしょう。ホテルの女主人になんと説明したんだよ。 ホラー映画にそんな突っ込みはしないが、したくなるほど、説得力がない。 久しぶりに観て後悔した映画です。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-08-01 22:02:30) |
3. ロスト・フライト
《ネタバレ》 次から次へとピンチがやってくるのですが、けっこうあっさりと乗り越えて、また次のピンチがやってくる。 ラスト、殺人犯が逃走する時に、持っていったバッグ。弾薬だったのか金だったのか。結構モヤモヤする。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-06-26 00:02:11) |
4. オールド
《ネタバレ》 シャラマン監督、アイデア一発勝負の真骨頂!嫌いじゃありません。面白かったです。 どんどん広げられていく大風呂敷、どうやって畳むんだと不安になっていく。 結果からいえば、その風呂敷の畳み方、謎解きや説明はなくても良かったかな。 ビーチから出られない理由も、単純に来た道が塞がれている、波が高くて沖に出られないでよかったかも。 あんなビーチが実在したら、製薬会社が臨床試験の時間の短縮に利用するというのは、なるほどと思う設定ではありますが、最終的に「ビーチで何が行われているか」は説明されてても、「なぜビーチでは異常に早く年を取るのか」は「鉱物の影響」程度しか説明されていないので、科学的な辻褄よりも、老いていく人間たちのドラマをもっと見たかった。 でもそれがシャラマン監督はアイデア一発勝負と言われる由縁なのでしょう。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-06-18 11:57:03) |
5. サブウェイ123 激突
《ネタバレ》 デンゼル・ワシントン、ジョン・トラヴォルタの共演というだけで観てみましたが。 ただそれだけの映画でした。 最後の睨み合い、(まさかこれでおわり?どんでん返しがあるはずだ!)と思っていたけど、まさかの本当にそれで終わりでした。 駆け引きの緊迫感も、ハラハラ感もなし。車内のパソコンに気が付かない悪者は間抜け過ぎ、ネズミで誤射して犯人を射殺した狙撃手は馬鹿野郎、そんなものを書いた脚本家は大馬鹿野郎。 なるほど!と感心するような犯罪の計画性もない。 でも最後まで観ることができたのは二人が映っているからでした。 [インターネット(字幕)] 5点(2017-11-29 11:06:43) |
6. クローバーフィールド/HAKAISHA
フェイクドキュメンタリーが好きなので期待して観た。 期待してた分、満足度は半減。 かなりの長時間持つあのカメラのバッテリーに関心した。 [DVD(字幕)] 5点(2011-11-30 23:22:52) |
7. アバター(2009)
《ネタバレ》 タイトル以外予備知識なしで鑑賞。 ストーリーはキャメロンらしくなく、どこかで観たような感じで不満が残る。 面白かったけど日本アニメの影響を受けすぎてるって感じがした。 女パイロット・トゥルーディが海兵隊を裏切った理由は演じていたのが、ミッシェル・ロドリゲスだから。それ以外の理由はないが、ロドリゲスファンとしてはうれしい展開。「これが私の機体」の初登場時に死に様まで予想できてしまった。決戦時のブルーのペインティングは思わず拍手だが、顔だけじゃなく機体にまでやっちゃうから大佐に追いかけられた。味方であるパンドラ星の生き物は不思議な力で見分けてくれそうな気もするし、戦闘機は自分以外敵なんだから、何もしない方がカモフラージュになったんじゃないの。二十年前のキャメロンファミリーなら、この役はジャネット・ゴールドスタインあたりの役なんだろう。 もう一度みたいと思う作品。 パンフにミッシェル・ロドリゲスが2カットしか写っていなかったのが減点1. [映画館(字幕)] 7点(2010-01-04 21:47:19)(笑:1票) |
8. マルホランド・ドライブ
《ネタバレ》 1回目、理解不能。解説サイトを熟読し、2回目で感動した。解説をふまえて観ればよく出来た、そして悲しいラブストーリーであった。ストレートで不条理なものは一切ない。 がしかし、問題は「解説をふまえて」のところ。一部、初見で理解できた人もいるのでしょうが、大抵の人は解説を読まなければ分らない映画はどうしたものか。ウィキペディアで「リンチ監督からの10のヒント」というものも読んだが、そういうものが存在する時点で映画単体では完結していない気がする。2回目の鑑賞以降、大好きな映画で10点を付けたいところだが、そういう意味で-3点。でも好きな映画。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-14 23:50:35) |
9. バンテージ・ポイント
《ネタバレ》 弟を人質にされた男と首謀者がよく似ていて混同し、少しの間、ストーリーを見失った。 同じ時間を違った視点で繰り返す、という見せ方は面白いが、全体が分ってみればお粗末な誘拐計画と不運な犯人。 裏切った同僚を追いかけていただけで、真の計画など知るよしもなかったSPの目の前で、すってんころりんと横転する首謀者。 なぜ母親は子供と広場あたりではぐれたはずなのに、子供をほっぽらかして道路を横断して高架下まで行ったのでしょうか。 カーチェイス等々から考えるとかなりの距離のようだが。 それがこの映画最大の謎。 [映画館(字幕)] 5点(2008-09-05 23:05:41)(笑:1票) |