1. シビル・ウォー アメリカ最後の日
《ネタバレ》 良く出来ているけれど、終始胸糞悪い映画。 私の大大大嫌いな、とても国家元首とは思えない程に品が悪く、いつも変な踊りをするあの男をモデルにしたとしか思えない本作の大統領。もし奴が生き延びる展開だったら0点にする所だった。 「こんなのは架空の話さ・・・」とは決して言いきれない内容。本作を劇場や配信で観て、妙にソワソワしているのは今アメリカに実際に住んでいる人達なのかと思う。 議事堂選挙と言う愚行から、あの男の信奉者達は自分たちの信条にそぐわない事が有れば暴力で解決しても良いと本気で思っている事が判ってしまったので、今や私に取ってアメリカは「金を貰っても行きたくない国」Worst3に入ってしまった。(他の国が何処かは敢えて伏せる) [インターネット(字幕)] 7点(2024-12-11 08:23:01)★《新規》★ |
2. デーヴ
《ネタバレ》 いや~良い映画でした。 シガー二ィ・ウィーバー綺麗。 今よりも若干スリムなヴィング・レイムスが絶品な表情を見せるラストシーンが良い。 [インターネット(字幕)] 8点(2024-11-21 17:13:38) |
3. クラウド アトラス
《ネタバレ》 他レビュアーの皆様一様に辛口の批評なれど、平均点は高いと言う不思議な映画。 一回の鑑賞では全容把握はちょっと難しいかも、私の場合は3回観ました。 「真剣に観れば観るだけ面白さが蓄積される」スルメ系映画好きの私には堪らない作品でした。 並行して進む6つの物語、それらを繋ぐ要素は「主要登場人物が持つほうき星に似た変わった形のアザ」と言うもの。 約3時間の長尺ながら最後まで観られるのは、御大ウォシャウスキー姉弟(今は姉妹)の拘りから来る各エピソード各々手抜きの無い作り込み故か。 この作品、後10年位したらカルトムービー化しているかも。 そして、ぺ・ドゥナに主演女優賞献上! [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-10-24 13:03:12) |
4. ロードハウス/孤独の街(2024)
《ネタバレ》 ジェイク君、もっと作品選ぼうよ。 貴方に相応しい作品は他に沢山有るはず。 まぁ、鍛え上げた筋肉美を自慢したいと言うなら話は別ですが。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2024-08-30 16:15:17) |
5. バウンティフルへの旅
《ネタバレ》 高齢の母親が居る立場の人は本作を平常心では観られないだろう。 寂しいけれど、ほんの僅か希望も感じさせる静かな秀作。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-08-08 15:05:19) |
6. トランスフォーマー/ビースト覚醒
《ネタバレ》 安定の夏休みお子ちゃま向けMovieですね。 ハスブロ・シネマティック・ユニバースの今後に期待です。 「フェラーリ」が台詞だけで実車が映らないのは大人の事情なのでしょうか? Ducatiのバイクにトランスフォームする人間以外では紅一点のキャラ、アーシーさんが歩く時の腰遣いが妙に気になりました。 本作で見られた極少ない「お色気」シーンかと笑。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-06 17:31:52) |
7. フェラーリ
《ネタバレ》 観応え有り。 但し、「RUSH プライドと友情」や「フォードvsフェラーリ」の様なスポーツ系のノリを期待して観ると肩透かしを食らう事必至。 往年のフェラーリのレーシングマシン達の雄姿(どうやって撮影したのか? 本物?CG?レプリカ?)は堪能出来るが、 映画の大半はタイトル通りエンッオ"コメンダトーレ"フェラーリの人となりと、彼を取り巻く二人の女性の描写に終始。 本作では敢えて彼の一生涯の中でもごく一部の期間だけを取り上げているので、間延びする事も無く濃密な雰囲気を感じる事が出来る。 それにしても、このフェラーリと言う男は一般常識的にはとんでもない駄目男である。 会社を一緒に起こした正妻との中は冷え切り、愛人とその息子には人間性の有る一面を見せる一方、正妻と刹那的な情事に及んだりもすると言う、とにかく得体の知れない訳の判らない男。 もっとも、ある意味「不完全」な男だったからこそ、世界に名だたる超高級スポーツカーマニュファクチュアラーを興す事が出来たのかもとも思う。 自社の創業者の「恥部」をこうして伝記映画の形を借りて映像化する事を、よく残された人たちが許可したものだ。 現フェラーリ社副会長のピエロ・フェラーリは、正妻が亡くなる事で会長職に就いた。 それまで永年の間、それこそ本作で描かれていた時期から相当な期間、彼とその母(フェラーリの愛人)は辛い立場に居たと思われる。 本作がピエロ氏からエンツォ氏への一風変わった復讐の一つと受け取るのは邪推が過ぎるか。 最後に、正妻を演じたペネロペ・クルスは物凄く良い演技をしていた。 [映画館(字幕)] 7点(2024-07-19 09:49:08) |
8. TAR/ター
《ネタバレ》 難解な作品だが、複数回観る事で理解度が増し、理解度が増すにつれてケイト・ブランシェットの正に鬼気迫る演技の物凄さが判る。 特に主人公の精神が崩壊し始める中盤以降のそれは演技と言うよりも「憑依」に近く、畏怖の念さえも感じるものだった。 その反面、終始気になったのは主人公TARの字幕翻訳。 性的嗜好からその様になっていたのかも知れないが、男性口調なのはLGBTQに必要以上に阿っている様で逆効果に感じた。 また、主人公再生の舞台となるのが最近増えた「シネマコンサート」形式のコンサートで有る事も妙に引っ掛かった。 クラシック音楽業界で生計を立てている人たちに取って、シネマコンサートの類は所謂「都落ち」的な扱いなのだろうか。 個人的には大好きな部類でこれまでに何回も感動を頂いているジャンルなので、個人的には「それは無いよなぁ・・・」と言うのが率直な感想で、満点にしないのはそれが理由。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-07-11 11:24:04) |
9. モンタナの風に抱かれて
《ネタバレ》 卒直に言ってかなりの「とんでも映画」では無いかと。 冒頭の悲しい出来事を経て、傷心のスカヨハ&お馬さんが雄大なモンタナに赴く所までは良かったのだけれど、 中盤からまさかの金妻展開に。 全くジャンルが異なる映画を無理やり見せられているかの様で違和感が物凄かった。 御大ロバート・レッドフォードは公開当時62歳、同年代でこんなにカッコ良くて渋い人は殆どいませんが、 金妻展開に持っていくのはかなりの無理が有った様な。 もしかしたら、御大はクリスティン・スコット・トーマスとお近づきになりたいが為にこの映画を企画したのかも・・・ 点数はお馬さんとモンタナの雄大な景色に対して献上致します。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2024-07-09 16:48:30) |
10. ランボー
《ネタバレ》 "Nothing is Over!!... Nothing..." 溜まりに溜まった様々な鬱屈を最悪の形で爆発させたジョン・ランボー。 のどかな田舎町を戦場に変えてしまった彼。 事態沈静化の為に元上官が彼を諭す。 そして彼は絞り出すかの様に、ベトナムそして母国での惨状を堰を切った様に話し出す... 本作の日本での宣伝はシルベスター・スタローン=ロッキーの刷り込みが全世代に渡り出来上がっていた為なのか、 単純なアクション巨編としか取り扱っていなかった様に記憶している。 そんな能天気な日本の観客(もちろん当時中学生の私もその一人)に痛烈なメッセージを突き付けた本作。 「ベトナム戦争って一体どんな戦争だったんだろう...?」 小学校6年の時に観た「地獄の黙示録」で漠然と持った疑問が蘇った私は、アメリカ近代史を自己流で勉強し始めたのでした。 真に作り手が熱意を込めた映画って、観た人の人生に必ず何らかの楔を残していきますよね。 最近はそんな映画に出会う事が少なくなりました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-06-11 18:30:37)(良:1票) |
11. イコライザー THE FINAL
《ネタバレ》 定番です。面白いです。 「残酷な水戸黄門」by グルコサミンSさん←的確な表現、素晴らしい! 中盤の弟チンピラとその一行を秒殺する一連のシーンがとにかく凄いです。 レストランの外でマッコールが出て来るのを待っている奴らに対し、気持ち良い程に意表を突く先手必勝のやり口。 ロバート・マッコールの異常性(いや、この人勧善懲悪でいい人ですけど普通じゃないですよ)を殊更に強調していて物凄く印象に残りました。 実際、本当に強い人のやり方って勿体付けずスマートに、あっという間に終わってしまうのでしょう。 また、本作の良い所は死体が目を開けている事。レートとの関連も有るのかと思いますが、死体が皆目を閉じていると途端に雰囲気が嘘っぽくなると思うのは私だけでしょうか? さて、邦題には"THE FINAL"と有りますが原題は"3"。 絶対に次も有りますね。 楽しみに待ちたいと思います。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-05-22 11:39:38) |
12. バービー(2023)
《ネタバレ》 「なるほど、こういう映画だった訳ね」が正直な感想。 まだLGBTなんて言葉もなかった頃に、今で言うとステレオタイプ極まりない考えの下に考案された女の子向けのお人形さんを主人公に、ジェンダー問題を風刺した作品を作るという発想は興味深いと思った。 私が日本人だからなのか、何故にこの作品が「オッペンハイマ―」と抱き合わせでアメリカの観客に大ウケしたのか?と言う事が未だに全く理解出来ていない。 アメリカ人にしか判らない、否、日本人には理解できない両者を結びつける何らかの理由が有るのだろうか。 本作を観終わってもその答えは見付けられなかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-05-20 09:36:13) |
13. ラスト サムライ
《ネタバレ》 久しぶりに鑑賞しました。 もう21年(驚愕!)も前の作品なのですが、私的には少しも古さを感じさせない印象です。 この手の「ハリウッドが異文化を描く」作品はとかく賛否両論ありますがそれは世の常で有り、 本作の場合は娯楽映画として和洋折衷上手く取り混ぜ絶妙にバランスさせた所に上手さを感じます。 (不愉快な思いをする人が少ない) 今回の再鑑賞で改めて渡辺謙演ずる勝元の絶対的な存在感に圧倒されました。 「和」と「礼」を重んじつつ、時代が明治に移り変わる中で殊更に過去には拘らず、 新しい事にも興味を持ち自分自身の人間としての懐を拡げる。 侍の生き方・生活を貫きながら英語も駆使し(恐らく独学でしょう)、海外の史実にも詳しい。 世が世なら、文字通り日本を治められる位に器の大きい、尊敬に値する人物なのだなと思いました。 そして、そう思わせる渡辺謙の「一演入魂」振りが素晴らしい。 近いうちに必ず再鑑賞し、その時は真田広之の演技に再注目してみたいと思います。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2024-05-10 10:39:50) |
14. ブラック・スネーク・モーン
《ネタバレ》 煽情的なポスターが観る前から大きなミスリードを呼ぶ不思議な作品。 内容は至極真面目、神の力を借りて人生をやり直す人達の物語。 決してご家族向けでは無いですが、敢えて思春期のお子様と一緒に家族で観るのも一興かと思います。 サミュエル・L・ジャクソンはもっと「歌う」映画に出演して欲しいと思える程、 その声とブルースの音調が絶妙に合っている。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-05-06 11:52:54) |
15. ジャンゴ 繋がれざる者
《ネタバレ》 面白い。 タラちゃんは本当にストーリーテリングが上手い。 冒頭から「これは一体、どんな物語が始まるのか!?」と観客に期待させる映画的醍醐味。 ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツを筆頭に芸達者達の演技合戦も楽しい。 姉さんの撃たれ方、お屋敷の吹っ飛び方、痛快! 本作を観てこんな事を思うのは私だけかも知れないが、アメリカが過去の悪行を様々に形を変えて映画の形を借りて描くと言う意味では、本作(奴隷制度)とオッペンハイマー(原爆製造と使用)は同じカテゴリーの作品だと思った。 そして、両作を比較すると全ての点で本作の方が遥かに優れていると私は思った。 今に至る分断の根源をエンタメの形を借りて描き切ったタラちゃん、やっぱり凄い監督さんだ。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2024-04-25 22:50:35) |
16. オッペンハイマー
《ネタバレ》 ※すみません、以下長文です※ 3時間の超大作、とても観応えあり。 でも私は及第点(5点)を付ける。 その理由は以下。 3つの時系列を巧みに操る緻密な構成は流石ノーラン、この構成で3時間突っ走るのは並大抵の技量の監督さんでは無理だと思う。 時折織り込まれるオッペンハイマーが夢想?妄想?する量子力学を視覚化したかの様なイメージシーンがとても魅力的。 天才が普段感じている感覚とはこういうものなのか?と疑似体験させてくれている様で映像の力を感じる。 鑑賞し終えてアカデミー助演女優賞はエミリー・ブラントが受賞するべきだったと痛感する。 それ位力の入った素晴らしい演技をしている。 彼女の喜怒哀楽を情感込めて演じている様を観るだけでも入場料の価値は有る。 翻って、本作のテーマでもある原爆に付いては、私が被爆国である日本(今や「唯一の」とは言えなくなったが)国民で有る事を差し引いても、正直なところ途中から怒りを感じる位に極度な生温さを感じた。 オッペンハイマーは決して功名心から原爆製造を指揮したのでは無く、戦争に突入していた時代背景(戦争の為ならばいわば無尽蔵に金が使える。実際に町を作ってしまった程)や、当時はまだ机上の空論と位置付けられていたらしい量子力学を自分の目で具体的に見る事が出来る「原爆」と言う手っ取り早い方法に対し、科学者故の好奇心・探求心から抗い難い魅力を感じてしまったのかと思える。 だが、それ以降の広島と長崎への実際の原爆投下を経て彼がその「効果」を目の当たりにし、以降の水爆製造への反対運動やそれが転じて赤狩りの対象となり、いわば転落の人生を迎える事になる程に彼が反対と思うに至った「効果」の描写が、本作では極めて抽象的に描かれ過ぎていて、教育の一環として広島・長崎の惨状を知っている日本人ならともかく、『第二次大戦を早期終了させた(←この言葉には反吐が出る!)』と教えられている彼の国を筆頭に他の国々の人達にはどうにも説得力に欠けているのではと思わざるを得ない。 何も私はノーラン監督に広島と長崎の惨状を写実的に・リアリスティックに描いてほしかったとは思っていない。 過去の監督作で彼の映像作家としての力量にひれ伏した身としては、ノーラン監督なりのもっと観る側の感情を揺さぶる、 一度見たら決して忘れる事が出来ない程の映像の力で広島と長崎の惨状を表現できた筈だと思ってしまうのだ。 もう一線踏み込んでいれば、反戦・反核映画として映画史上に残る稀代の名作に成り得たのにと思うと残念で仕方がない。 最後に、本作鑑賞の前に以下を一読・一見しておく事を強くお勧めします。 ・オッペンハイマーのWikipedia。これを読んでも本作の場合はネタバレにはならないと私は思います。 ・BS朝日で2024/3/16に放送された「町山智弘のアメリカの今を知るTV」...ロス・アラモスのDownwindersと呼ばれる人達=いわば世界最初の原爆による被爆者達の事を私は知りませんでした。 この事実を知り、本作の作成の裏で何が有ったのかと勘ぐってしまった程です。 世界各国の老若男女が観て議論するべき作品で有る事は間違いないのですが、上記諸々含め私の採点は5点です。 [映画館(字幕)] 5点(2024-04-08 09:34:03) |
17. ジャッキー・ブラウン
《ネタバレ》 タラちゃんのパム・グリア―愛が迸る、こだわりの一作。 大金をせしめるテクニックは複数回観た方が理解が深まるのでお勧め。 キーマンを演じるロバート・フォスターが終始渋くて良い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-04-01 15:57:00) |
18. ワース 命の値段
《ネタバレ》 この様な映画が製作される事からも、9・11がアメリカに残した傷跡の深さが判る。 実際はここまで美談めいた事など無くもっと泥臭い話ばかりだったと思う。 劇映画で有る以上はエンターテイメント的な展開とするのは止むを得ないと思うけれど、 美談・成功譚とするのは脚色が過ぎているのではないだろうか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-04-01 15:53:44) |
19. プライベイトレッスン(1981)
《ネタバレ》 早送りで観たら5分で終わってしまう映画(=観るポイントは極々限られるという事。判るね、ご同輩達)、 なんて書くのは元も子も無いので・・・ 公開当時は同級生の間で物凄い騒動になっていた本作。 当時はゴールデンタイムのTVで女性の裸が普通に放送され、新聞広告も今では信じられない様な写真が大胆に使われていた時代。 思春期真っ盛りの私はTVや新聞にいちいち煩悩を刺激されまくっておりました。 ただただ、懐かしいとしか言えません。 4点はシルヴィア・クリステルのボディダブルを演じた方に捧げます。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2024-03-28 14:57:08) |
20. 戦場にかける橋
《ネタバレ》 【前置き】 冥界の大島渚監督に叱られそうですが、「戦メリ」は絶対に本作の影響を多大に受けてますね。 映像から感じられる空気感もそう、斎藤大佐のキャラが「軍人で無ければ良い人だろうに」と思える設定なのもそう。 【本題】 初鑑賞は確か1979年位、何と今から45年も前の話。 1977年公開の「スター・ウォーズ」に夢中になった私は、「オビ・ワン役の人が出演している」と言う理由だけで本作を鑑賞、 当時小学校高学年の私には本作はまだ早すぎた様で、残っているのは「観た」と言う記憶のみ、中身は殆ど覚えておらず。 月日は流れ相応の人生経験を積み、清濁併せ飲む事も覚えた56歳のオッサンに取って、本作は他多くの戦争映画の名作と同様に 人と言う生き物の愚かさ・滑稽さをしみじみと思わせる深い味の作品でした。 人望厚いが真面目過ぎる英国士官:ニコルソンと、橋の完成が遅れ気ばかり焦る日本士官:斎藤。 悲しいかなどちらも中間管理職。 反りが合う訳が無い二人のやりとりはもはや笑えないコントの領域。でもお互いの気持ちは良~く判る。 そんな二人の面子と意地のぶつかり合いは、やっぱり滑稽で何となく悲しさを感じさせるもの。 クライマックス、友軍が仕掛けた爆弾に気づいてからのニコルソンの行動は虚しさだけ。 28年間もの間、軍隊に身を捧げた彼は忌の際に何を考えたのか。 Madness... そう、まさしくその通り。 【蛇足】 何故に白人兵士3人に随行する現地のお姉さま方が皆一様に可愛いのか? そして、上手くカップルになってしまうのは何故なのか? これは小学校高学年だった私には絶対に思いつかなかった疑問(爆)。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-03-28 14:34:24)(良:1票) |